いつの世までも…

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という訳で,竹富民芸館
ここは入場無料。
半分は八重山の色々な織物の資料館に
半分は工房になっていて,実際に作業をされてます。
開け放した窓や入り口から,いい風が入ってきます。
なんだか穏やかな時間…。

織り機には,作業をしてない間布がかけてあるのですが,
館長さんが一つ一つ,柄を見せて下さいました。

この幅は男性の角帯ね。
五つの絣と四つの絣で「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」っていう
メッセージが込められているというこの柄。
藍の色がホントに鮮やかです。
以前首里で見た,琉球の古典舞踊で
女性が思いを寄せる男性に,帯を送るって言う演目…
(タイトルが思い出せないのだけれど…なんだったかしら?)を
思い出しました。

横糸は太い・細いがある糸。
これで布地に表情が出るのね。
旅のお土産に,オットにプレゼントしたいなぁ〜〜なんて妄想入りましたが…(^^;;

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窓際には大きな糸車が。
ネットがかかっていて見えにくいけれど
この外のお庭で,染めた糸を日に乾かすそう。
あれ?このネットは何のためなのかしら?
聞き忘れたわ。

織り機にかけてあるのは,
染めた糸の束。
この藍・白・藍・白の縞々が,模様の一つ一つに…。
織り子さん一人一人が,デザインをして,プランを立てて,それにあわせて
糸を染めるそう。

これは女性の半幅帯。
こんなきりっとした帯を,夏着物に締めてみたいな〜♪
でも,白い帯はちょっとまだ勇気が出ない…
よくこぼしちゃうんだもの…>どんくさ子!

これも半幅帯。
マドラスチェックのような,モダンに見える格子柄。
う〜ん,カワイイ…。
奥では,スタッフの方が,問屋さんにおさめる反物の検品をされてました。
この資料館では,ランチョンマットやブックカバーのような
小物を購入することはできるのですが,
帯や着物は,全てしかるべきルートを通って市場に流れていくので
ここでは購入できません。
どこの産地でもそういうものかもしれませんねー。
旅先で思い出の一枚を,と思う向きには残念なような,
お財布が助かったような。>どう考えても無理!自分!!
あまりにじっくり見せていただいていたため,
あっという間に閉館時間に!
まだ,資料の方全然見てない!
これはしょうがない,明日またオットを連れてきましょう,と
館長さんにお礼を言って,会館を後にしました。
—————————————————————————-
旅は中盤から,キモノネタ多くなってきますが…
物欲がメラメラするものの
全く手が出なくて…目の保養をさせていただくばかり(;_;)
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コメント コメントを追加

  1. ttanabe@ケンちゃん より:

    遠いけど遠く無い竹富も
    良いですが
    近いけど近く無い青垣も
    酔いですよ
    折々の織々

  2. より:

    ケンちゃん>
    お久しぶりです♪
    青垣,というと丹波木綿,かしら!?
    このあいだ丹波に行ったときは,
    資料館とか保存会とかあるの知らなくて行かなかったんですが,
    機会があったら行ってみたい!
    距離よりも,交通手段(我が家はクルマなし)がないのです(^^;;
    なんかあったら声かけて下さいね♪
    ああ,でも今一番興味があるのは,川越唐桟かも…!西宮の木綿のお店も行ってみたい!

  3. naoh より:

    織ってる途中のも、糸の束も、糸車も、
    すごくきれいですね〜。
    竹富に行くことがあったら行ってみます。

  4. より:

    naohさん>
    かき氷屋さんの向かい
    とっても街中?の便利な場所にあるので
    ぜひ行ってみてください〜!
    ってnaphさんの次は
    波照間かな?

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