手ぬぐい工場のヒミツ☆

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先月、桃葉さんにお誘いいただいて、堺の手ぬぐい工場へと出かけました。
桃葉さんが、ブログで行われた「手ぬぐいデザインコンペ」で、
ブログ読者投票で選ばれた優秀作品が製作中だとのこと。
これはぜひ、現場を見てみたい!!
ご案内してくださったのは、大阪のこころやさん。
自転車に乗って颯爽と現れた、イケメン着物屋さんです(^^)
手ぬぐいのことを全く知らない一行のために、
丁寧に「手ぬぐいができるまで」のしおりまで作ってくださいました。
お邪魔したのは、有名なブランドの手ぬぐいや、浴衣なども手がける、
非常に技術力には定評のある工場。
「当日は、汚れてもいい格好で!濡れてもいい足元で!」
という話だったので、どんなところかしらとドキドキ。



おおっと!
なかなかハードな現場。
湯気が立ちこめ、足元はビチョビチョ!
ここで、あのステキな手ぬぐいが作られているのです。
まずは、最初の工程から。



山と積まれた、さらし布。
あ、この現場の足元は乾いてますよ(^^)



これが使用される型の一つ。
昔は柿渋を塗った和紙を使用していたそうですが、
今はナイロン製だそう。
抜けている様に見える部分にも、
細いナイロンの糸が格子に巡らされています。
まずは、「型置き」と呼ばれる工程。
昔学校でやった「ガリ版刷り」を思い出すわ…古っっっ!



型をはめた枠がセットされた台に、
さらしを一枚分広げ…
手前のドラム缶のような容器には、
たっぷりと泥のような防染糊が。



それを、幅の広いヘラでざっと掬い…
ををっ!かっこいいぜ職人さん!!



よどみなく、すいーーーっと一気に!

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枠を揚げると、そこにはもう柄の通りに防染糊が刷られた状態。
柄がずれず・ブレず・きっちりと刷られています!
ところでね、
この段階で、さらし布は一枚の長ーい反物。
この反物を、一枚分ずつ、右から左へ、左から右へと折り返して、
ぴっちり重ねて刷っていくのですが…。
ズレないのよ!全く!
おおよそ50枚、重ねていくのだけれど、
全くズレずに、柄が重なっていくの。
すごいわ、職人技…(@0@)



これで50枚分。
上下は他の布で挟んでます。
さて、続いていよいよ、注染の工程へ!

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