大正期の着物 〜苔香居(たいこうきょ)虫干しの会

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苔香居(たいこうきょ)虫干しの会続き。
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(虫干しの会は年に二度、要予約・入場料が必要です)
それにしても、昔ながらの日本家屋は冷えるものです(><) しんしんと冷える。 昔の人は、ホント大変よね。
各部屋には、火鉢が置かれていました。
この火鉢、亀甲形にはまぐりの文様と、とても縁起のいい、
こじんまりとステキな木製の火鉢だったのですが、
ちょうど持ち手の所には、美しく磨いたはまぐりの殻が、
内側が見えるように埋め込まれていて、そこに手をかけるようになっていたのです。
凝ってる!!
…写真はないのかって?
…ブレブレで使えませんでしたわ。
陰影礼賛、日本家屋は煌煌と明るくはないのです(;_;)
三枚襲の花嫁衣装のとなりには、
お色直しに着たと言う着物が当時のコーデでトルソーに。

くどいようですが、本当にちっちゃいです!
私なんか、比較したら大オンナやわ!

真っ赤なしごきに、絞りの帯揚、丸ぐけの帯締。
筥迫(はこせこ)などのお道具も真っ赤で、茄子紺の着物との対比が若々しくて可愛らしい。
紋は桐。
これは女紋でしょうね。
最初に紹介した訪問着に合わせてあった帯も桐でした。
あとで見せていただいたお道具の山口家の紋は藤だったし。

裾模様は、なんと蘇鉄!と色とりどりの小鳥たち。
なんていうのか、松竹梅の花嫁衣装と比べると、ものすごく南国チックでモダン。
色使いも、和と言うよりは洋っといくてポップ。
大正期には、染料の発達もあり色使いも広がって、
このような今までになかった柄が流行したのだとか。
流行の最先端。
だとしたら、すごくモードな花嫁さんやったのねー。

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こちらも同時期のお着物。

植物は、穂のある…ガマ?なんだろう?と、
こちらも可愛らしい小鳥が、幻想的な色合いで描かれています。

ご案内くださった呉服屋さんといっしょに。
着物を日常に着慣れてらっしゃる男性のこなれた着物姿、
とてもステキです。
Hさんは、モノトーンの柔らかもので。
遠目には大きな縞のようですが、近くで見せていただくと、
細かな文様がびっしりと。凝ってるわ〜♪
私は黒地に補足めくら縞の入った紬にアンティークの染め帯。
さて、長いですがまだまだ続きます。

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