羊の足を丸ごとドーン!と 〜大阪ハラルレストラン

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投稿日:


インド料理系おトモダチに誘っていただいて、
またまた大阪ハラルレストランへ。
前回お邪魔した時のおハナシはこちら
今何かと話題な、ハラルの世界。 〜大阪ハラルレストラン>

今回は何と、羊の足を丸ごと一本食べちゃうとのこと!
一体どんなブツなの!?と、ワクワクしながらやってきました。
結局この日は、20人ほどでお店を貸し切って1本4キロの羊の足を2本用意するとのこと。
まー、なんて豪勢な!?
という訳で、以降怒濤のパキスタン&アラブ料理攻めでお送りします。

さてまずはサラダ。
インド系のお店にいくと大概オレンジ色のスパイシーなドレッシングのかかったサラダが出てくるけれど、今回は白。
オレンジよりさっぱりとしたお味。
生にんじんは定番ね!?

パコラ!
ビールが呑みたい!
でもここはムスリムのお店。お酒は厳禁です。

ボリューミィなサモサ。
もうひとついかが?と声をかけてくれるけど、後のことを考えたらここで飛ばしてはいけないのだ!
ぐっと我慢。
ここで厨房から巨大な物体が登場!

マトンラーン、マトンサッジとも。
この違いは不明。今度聞いてみよう。
料理名としては「羊の腿一本丸焼き」だけれど、
店主に説明を聞いたところ前日から各種スパイスの調味液につけ込み、じっくりと蒸し焼きにするとても時間と手間のかかるお料理とのこと。
しかもこのサイズだもんね。

たまらなくスパイシーで美味しそうな香り。
これ、一本でやく4キロ。それが2本。
まあ、なんてことでしょう。
これだけではサイズ感がイマイチ伝わらないと思うので

こんな感じ。見苦しくてゴメン。
あ、これはお肉は削ぎ落としてみなさんへサーブした後の骨ですよ♪
それでこのサイズ。
このあとこのお肉もごりごりと分解して、みんなでしゃぶり尽くしましたわ。
骨の周りの肉がまた旨いのだ!!
ああ、それにしても狂おしいほどにビールが恋しいことよ!!
ビジュアル的にはすごく脂っぽくて、すごく辛そうにみえるけど、実際は脂はさっぱり目、しっとりと柔らかなお肉でビックリ!
スパイス使いも辛さが突出することなく、バランスがいい!
これにレモンをたっぷりしぼると、また爽やかでぺろりといけちゃう。

ここでご飯もの。今回はマトンの骨付き肉のカプサ。
これはパキスタンじゃなくて、サウジアラビアのお料理。
大阪マスジド(モスク)には、サウジアラビアの信者さんもみえるらしい。
前回のプラウも美味しかったけれど、これもまた美味しい!
ところで、「カサ」が正しいの?「カサ」が正しいの?
綴り的には「Kabsa」だけど、検索すると「プ」が多いもよう。
日本語表記的にどちらとも採れる発音なのかな?
そしてさらに疑問。
ビリヤニとプラウとカプサの違いがよくわからない。
どれもある種の炊き込みご飯だというのはわかる。
前回のプラウとスパイスがちょっと違っていたなぁというのもわかる。
使用している肉はメニューによって違う。
しかし。
例えば、Aで食べたビリヤニと、Bで食べたビリヤニと、Cで食べたビリヤニだってそれぞれスパイスが違うし味も違う訳で。
ひどいところは、炊き込みではなくチャーハン的ビリヤニだったりもする訳で。
では「この特徴がビリヤニ」「これをしたらプラウ」的なものはあるの?
それとも、地理的・国的な問題?
今度聞いてみよう。
しかし、インド料理に限らず料理人によって言うことが違うこともあるのよねぇ…。謎は深まる。
個人的には、ビリヤニ(でなくても、プラウでもカプサでも)にライタやパチャディを添えるのが最強!
今回はカプサに、こんなものを添えて

ロビア・ダール
ロビア(豆)のカレー。
カレーといっても、スパイシーな辛さはなくって。
金時豆のナチュラルな甘さで、なんだか「いとこ煮」を思い出したわ。
そして、ここで衝撃的なものが登場。

なんだ!?!?これは一体なんだ!?
ええと…フルーツ…そして大量のホイップクリーム…
これはデザートなの!?このタイミングで!?
店主さん曰く「レィシャンサラダ」「ルシャンサラダ」…???
「ロシアの(ロシアン)サラダ」だそうです。
ロシアでこんなサラダがあるのかどうかは謎ですが、パキスタンでは、辛いお料理の間に口直しでけっこう好んで食べられているらしい。
そして…
これがけっこうイケル!!
クリームもそんなに甘くないし、甘酸っぱ目のフルーツサラダというかんじ。
和食の合間に出て来たらちょっとショックかもしれないけれど、スパイシーの間にはアリなのかも。
そして、さっぱりしたお口へ、

シャルジャム・ゴーシュト かぶとマトンのカレー
器のせいか!?見た目がなんだかとっても中華っぽいのですが(^^;;
とろとろのかぶに、マトンの旨味とスパイスがようしゅんで、とっても美味しい!

カレーはもう一種類、フィッシュカレー。
揚げた鯛を煮込んだカレー、こちらも見た目がとっても中華。
ちょっと酸味があって、そして魚の旨味がじんわりとくる。
これらのカレーに、

ゴビ(カリフラワー)・パラタと

プレーンなロティ
この二つ、画像では見た目の違いがよくわからないけど、とっても違う。
元の生地は同じだけれど。
まずゴビ・パラタは中にカリフラワーが入っていて、油たっぷりで焼いてるので表面も油でしっとり、食感はモッチリ。
風味は、今回は胡麻油でもないのになんだかやたらにチヂミっぽかった。
ウチのテーブルではみんな同意してたわ。ポイントはなんだろう?
カリフラワーの味付けか、生地の味付けか、甘みがあったのがポイントかも。
プレーンなロティは、表面ドライで、素朴なボソボソっとした食感。
粉の風味が強い。
このロティがとても好き。
カレーなしでも、これだけボソボソ齧ってたい。
できれば、赤ワインも欲しい。

デザートにガージャル(にんじん)・ハルワ(お菓子)。
これが美味しかった!
実は、インド系のお菓子が苦手なことも多いのです。
だって、とんでもなく甘いんだもん!!!
これはたっぷりの擦り下ろしたにんじんに、ナッツやレーズンが入って、さっぱりとした甘さ。
これなら、もっと食べたい!
タルトタタンのように、タルトやパイにしても美味しそう。
ごちそうさまでした!
こんなパワフルな会を主催してくださったみつおさん、
なぜかほとんどスタッフのように働いていたカレー王子、
どうもありがとうございました!
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大阪ハラールレストラン
06-6475-9786
大阪市西淀川区大和田4-13-2
11:00~15:00 17:00~22:00
※ラマダン期間中は営業時間が変更になることがあります。
定休日:月曜
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