長靴のかかと・プーリア州のワインと料理を楽しむ会 〜トラットリア・サッサ

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イタリアというと、よく長靴の形に例えられる訳ですが…いや、ヒールが高いからブーツかしら?
そのヒールの部分に相当するプーリア州のワインと料理を楽しむ会にお誘いいただきました♪

前回はトレンティーノ・アルト・アディジェ州の会
ものすごーく濃い内容だったので、今回もとても楽しみ!

この日はお店貸し切りです♪
焼肉大王、ご寮人さん、いつもありがとう♪

この日のワインのラインナップ。
聞いたことのない、マニアックな土着品種のセレクトが嬉しい!
ホントにイタリアって品種が多いのね。
左から
クリフォ スプマンテ ブリュット
CRIFO spumante BRUT  ボンビーノ・ビアンコ
花のようなニュアンス、スッキリと辛口
リヴェラ カステル・デル・モンテ ロゼ
Rivera Castel del Monte Rose  ボンビーノ・ネロ
ボンビーノの黒、赤ワインではなくロゼを作ることが多い品種
白の前にロゼをいただきました。
画像ではもうボトルが空だけど、明るくて鮮やかなピンク!
すっきりフルーティな香りだけど、甘みがあってぎゅっと凝縮感。
カポ ディ ガッロ ヴェルデカ プーリア テヌーテ ジローラモ
Capo di Gallo Verdeca Puglia Tenute Girolamo ヴェルデカ
元はギリシア・トルコ原産の品種が、地中海貿易を経てイタリアへ。
この日ご一緒したメンバーからは「濃い!」「南っぽい!」との声。
それは品種というより、造り手さんの特徴で濃ゆーくなっている様子。
色も黄金色。
ネロ ディ トロイア ボトロマーニョ
Nero di Troia Botromagno ウーヴァ・ディ・トロイアともネロ・ディ・トロイアとも。
呼び方は違うけれど、同じ品種。(生産者で呼び名が違う?ウーヴァの方が多数?)
プーリアのとても古い品種だそうです。
プリミティーヴォ サレント ブリアコ ロッカ デイ モリ
Primitivo Salento Briaco Rocca dei Mori プリミティーヴォ
ジンファンデル種の先祖?とも言われていたそうですが、近年の遺伝子研究で、どうやら違うようだとの見解が。
イタリアは本当に地葡萄・地品種が多いので、ワイン好きが多い今回のメンバーでも知らない品種がわんさかと。
マニアックなシェフの「プリミティーヴォなんて王道中の王道ですよ」発言に、メンバーからブーイングの嵐が?!
ぎゅぎゅーっっと濃い!ナツメヤシみたいな甘さ?
サリーチェ サレンティーノ ロッソ リゼルヴァ ラ カルダ
Salice Salentino Riserva La Carta 95%ネグロ アマーロ 5%マルバジアネーラ
なかなか個性的な赤が続いた後で、南のワインだけど、とっても酸が綺麗なバランスのよい感じ。
なんだか安心するー♪
これ、羊にぴったりでした。
右端のワインは、後のお楽しみ♪
メンバーは三々五々集まるので、全員集まるまでちょっとこんなコをつまみながら。
こういう時よくグリッシーニなどいただきますけど、このコは初めて。

プレーン、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ(ニンニク&オイル&唐辛子 辛い!)、カチョ・エ・ぺぺ(チーズ&ペッパー)の3種類。

これはおつまみにぴったり!
でもこれでお腹をふくらせてはいけないわー。食べ過ぎ注意!
さて、カンパイとともに、お料理スタート。

タコと自家製ドライトマトのミントマリネ  
レアレアなタコがおいしい〜!
ドライトマトの旨味にミントが爽やか。
これは泡が進むわ!

ナスのグリルとバジル
ナスが甘くて旨い!こんなにバジルをわしゃわしゃ使っちゃうのもいいな。
今度ウチでも真似してみよう。

ブッラータとトマトのマリネ
最初モッツァレラかと思ったのですが、なんだかちょっと風味が違う…!?なんかもっとむっちりと甘ーい感じ。
プーリアの牛乳で作られた、ブッラータというチーズでした。

プーリアの名物料理、ティエッラ(元々はオーブン皿の名前がお料理名に)。
たっぷりのじゃがいもとムール貝の下に、お米と新タマネギ。
野菜とムール貝の美味しさを、お米が吸って旨い!

この日のパンは、ジャガイモを練り込んだ、プーリア風のフォッカッチャ。
サッサさんのフォッカッチャ、いつもとっても美味しいのです!
お皿を拭うようにして、美味しいソースも最後まで食べちゃう。

続いて、こちらもプーリアの名物パスタ、自家製手打ちオレキエッテをたっぷりの菜の花と。
オレキエッテはそのまんま訳すると「耳」。
まるで耳たぶのようなムチムチとした食感がタマラナイ。

とっても福耳♪ムニムニ〜♪

厨房が騒がしい!?と思ったら、次のお魚が用意されてみんな覗きにいってました。
イカツいお顔のスズキ!うーん、立派だわ。

スズキのアクア・ディ・マーレ
直訳すると「海の水」、魚介を海水で煮たお料理ですね。
沖縄で言うところの「マース煮」ってヤツ。大好き!
プーリアは海に面した州で海の幸が豊富。

ワインを語り、お料理を語りながら、
20人近くのお料理をひとりで作るシェフ…スゴすぎます!

メインのお肉は…アニエッロ(仔羊)・ディ・ピゼッリ(エンドウ豆)。
とろりとした、お豆たっぷり玉子のソースの下には、仔羊が。
これも素晴らしかったわ!
赤を呑めと言わんばかりのお味ね。ええ、呑みましたとも!サリーチェに合う!
ああ、お腹いっぱい!
後のお楽しみは…ドルチェね。

ディタディ・ア・ポストリ(キリスト教の使徒の指の意味 Dita degli Apostoli)
細長い形が指に見えるからこの名前なんだそう。ぶっとい指です。
これ、中身はリコッタチーズでくるりと巻いてある生地が卵白なんですよね。
目玉焼きの白い部分って感じ。これがお菓子なんて不思議…と思いきや。
カカオとコアントローが効いてて、オトナ味のスイーツ。
パスクワ(復活祭)の頃に食べられていたお菓子なのだそう。
…そうです。
書き遅れましたが、この会はパスクワのころのお話でした。またもや、遅い。
そして、最後にサプライズ。
いつもお世話になっているサッサさん、一周年を迎えられました。
と言う訳で、ワインでカンパイ☆

幹事の焼肉大王&ご寮人さんが事前にシェフの好みの品種を聞いて、用意してくださってました。
それが最初の方のワイン画像の右端。
今日はこれだけプーリアじゃなくて、カラブリア。
テヌーテ・フェッロチント マリオッコ
Tenute Ferrocinto Magliocco
そして、これだけでは終わらない…

みんなして、グラッパタイムに。
うーん、呑みすぎ…orz
幹事の焼肉大王&ご寮人さん、シェフ、ご一緒してくださったみなさま、ありがとうございました!

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