さて、はなしはあっちこっち飛びますが、山梨のおハナシ続き。
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鮮やかに連なる干し柿 〜旧高野家住宅・塩山
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今回の山梨行きの目的のまず一つ目!
塩山のワイナリー、kisvin 萩原葡萄園さんにお邪魔することでした。
キスヴィンさんのワイナリーの外壁にちっちゃなロゴが。
これは知ってないと気がつかないで通り過ぎちゃいそう〜♪
かっこいい♪
どれもオーナーとスタッフの手作りなのだそうです。
この日もなにやら作業中。
これは新しいオリジナルの雪よけになるのだそう。
先シーズン、山梨で雪害がひどかったお話を聞きました。
今年の雪には間に合ったのかな…。
(これは12月の初旬、雪が積もる前のことでした。)
設計、製作まですべてがオリジナル、そして手作り。
現場ならではのアイデアで、無から有を生みだすのって素晴らしいです。
キスヴィンのブドウ栽培家にして醸造家の萩原氏にご案内いただいて、葡萄の畑へ。
あ!雪よけ!
さっき加工していた金属のパイプは、こんな風になるのです。
すでに収穫を終え、葉もすっかり落ちた葡萄畑。広い!
(くどいようですが、これは12月の初旬のお話。今頃は真っ白なのかな…?)
この畑も今色々と改革中とのこと。
このあたりは、まだ葡萄の垣根の張り出した枝が、膝〜腿くらいの高さかな?
一般的なこのぐらいの高さだと、収穫しやすいなどいろいろメリットもあるようですが、それをぐぐーーーーっと持ち上げ?中。
といっても、相手は生き物。根気よくおつきあいする必要があるわけで…
ぐぐぐーーーっと腰の高さくらいの垣根。
最終的にはこのくらい。
身長178センチの食いしん坊オットはちょっと頭をかがめて歩きいますが、163センチの私は楽ーに下を歩けるくらい。
こうすることで、日照率を上げるなど様々なメリットがあるそう。
その違いはワインの出来上がりに如実に現れるのでしょうね…これからのkisvinさんのワインがますます楽しみ!
こちらは、接木をされている葡萄の木。
葡萄に限らず、多くの果樹は接木をして栽培することが多いのだそうですね。
害虫に強い木を作るなどのメリットがあるそう。
葡萄もその昔(200年くらい?)フランスでアブラムシが大量発生した際に、害虫に強い品種に接木するという対策をとったのだとか。
ちなみにこの木の台木はカベルネソーヴィニョン、接木したのはシャルドネ。
ふと疑問に思ったのは「果実に影響はないの?」ということですが、全くないんだそう。
なので、例えばカベルネソーヴィニョンの台木に、右側はシャルドネ、左側はピノノワール…なんて風に二種類を接木したとしたら、同じ根をもつ一つの木だけど、右側と左側でそれぞれ違う果実をつけるんだそうな…なんだかとっても不思議。
葡萄の枝。
こうして近寄ってじーーーーっくりと見ると、一本の太い枝ではなくて、細い何本もの蔓がよりあって太い枝を作ってるのがわかります。
葡萄の蔓…というと思わず籠を思ってしまうのは、多くの着物好きさん共通なのでは!?
私もいつかは欲しい!!
いかんいかん、ついつい物欲に囚われていたら、なにやら真っ黒な雲が…
画面左手の空、わかりますか?
猛烈に雪雲が近づいてきたのです!
ちらほらと細かい雪がちらついてきて…撤退です!
では、ワイナリーの見学へと…。
※kisvin 萩原葡萄園さんでは、通常見学を受け付けてはおられません。
今回はご紹介いただいて特別に見学を許可いただきました。
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