薔薇や百合の大胆な帯たち 〜邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲ

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邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲのおハナシ、まだまだ続いてます。もうしばらくかかるかな?
あくまでシロウトの感想なので、ゆるく読み飛ばしてくださいませ。
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今ごろ…と言われそうですが、邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲ
スイートロマンティックコーデ
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「技」と題されたお部屋のハナシ、続き。

「薔薇の刺繍帯と生成り×水色の薔薇柄単衣」
ほんわりパステルカラーのグラデーションの着物。
説明には「水色」とあったのですが、私にはラベンダーに見える…ローラアシュレイかなにかのプリント柄にあっても違和感のないようなロマンティックでスイートな柄だわ。

一方帯は大胆なタッチのド迫力薔薇。
パンフレットの説明によると、
「遠目に見るとまるでペンテックスで描かれた帯のように見える薔薇の刺繍帯。
きっと当時流行したペンテックスの帯を見た刺繍職人が、なにくそと負け時にこの帯を作り上げたのではないでしょうか」
とのこと。
ペンテックスっていうのは布用顔料ですよね。
アンティークで時々、油絵のようなタッチで描かれた帯を見かけることがあります。
黒い繻子地に描かれているのが多いのかな。
そう、まさにこんなタッチ!でもこの薔薇は刺繍なのですわ。
そして帯地は麻なので、単衣の軽やかな着物に合わせているのですね。

ビーズのバッグをさげた爽やかなカラーの訪問着、「孔雀とよう花の絽縮緬の訪問着に百合の帯」
絽縮緬…ああ、優雅だわ。
夏物と言えばもうすっかり麻だの木綿だの洗えるポリだの普段着ばかりになってしまった私にとって、雲の上の存在のようなもの。
こんな爽やかで涼しげな着姿の女性とすれ違ったら、一日清々しい気分でいられそうだわ。

孔雀の羽根がゴージャス。
季節の花々もふんだんに。

金糸銀糸をふんだんに使った大胆な百合に流水の柄の絽の帯は、龍村のものだそう。

帯留めも百合。
続く。

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