忘れてしまう前に、北海道旅行話続き。
回転寿しを楽しんだあと、中央区に戻ってきた頃にはもうとっぷりと日も暮れておりました。それにしても雪国の日が暮れるの早過ぎ!!しかも一月の話ですからねぇ。
通りのイルミネーションを楽しみつつ、
雪の中の赤煉瓦を楽しんできました。北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎),国の重要文化財です。
イルミネーションの光と建物のライトアップが重なって、なんだか不気味な色合いですが…
雪と赤煉瓦、風情がありますな。
それにしても、周りは中国の人ばっかり!一体ここはどこの国?!と勘違いしそう。中国で北海道ブームというのは本当だったのね。
煌煌とライトアップに照らされる,舞う雪。
ところで、時計台の時も気になったこの「赤星」。何のマーク?
ビールしか思い浮かばない私は、ただの酒呑み。答はのちに判明するのですが…。
内部は資料館に。明治に一度火災で焼失しているものの、当時の姿のまま再建されているので趣のある作り。アメリカ式のネオバロック様式なんだそうな。
細部の装飾が気になる。
こんなところも気になる。
こんなところはちょっとご愛嬌。ひらがなで「でんわ」なのね。
以前訪れた東京の旧前田家本邸洋館を思い出したけれど、時代的にはあちらの方が昭和の建設だからだいぶ新しいのね。そしてやはり華族のお屋敷だから華やかで瀟洒な建築。
こちらは北の大地のシンプルで質実剛健なイメージかしら。と、シロウトの勝手な印象。
そう、赤星問題。これ、北海道開拓使が旗や建物に描いた「五稜星(ごりょうせい)」だったのですね!
青地に赤い星を描いたものが「北辰旗」。北海道開拓使のシンボルなんだそうな。
ちなみにデザインをされたのは蛯子末次郎氏。この五稜星がサッポロビールのデザインなどに用いられていくのですが…当時のデザインが、なかなか素敵!これはちょっと個人的にメモメモ…。
閉館時間も押し迫っていたので早めに切り上げましたが、この五稜星が用いられた当時の建物は札幌市内にいくつも残っているそう。これはまた次回訪れてみたい!
開拓使のシンボル「赤い星」を探して、札幌の歴史的建造物を巡る旅>