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2013年10月13日

●丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷にて、陶芸体験に燃える! 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
もうあとちょっとで終わり!
たった二日間の旅行に、どんだけ時間かけてるのかしら!?>自分


ブロガー100人戦国トリップのカテゴリを作りました。今までのおハナシはこちら>


さて、無鹿でランチを終えたところ、外はバケツをひっくり返したような土砂降りになっておりました...。
なんてったって、この日は台風が本州に上陸。各地で甚大な被害をもたらしていたのです(><)
昨日のうちに八上城登っておいてよかったよ。
今日は着物をあきらめて、濡れ手もいい格好にしておいてよかったよ。

帰りの高速も怖いし、下手に通行止めなんかになった日には目も当てられない!
予定をあちこち切り上げ、屋外での観光もさくっとあきらめ。
丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷で陶芸体験をさせていただくことに。
こちらは施設が大きいので、団体でなければ当日の申し込みが可能だとのこと。
良かったー!


それにしても本当に酷い雨。
施設の駐車場に車を停めて建物に入るまでのわずかな間に、風に煽られ・横殴りの雨にに晒され、びしょ濡れに!

こんな悪天候の中でしたが、陶芸体験教室はなかなかのにぎわい。
画像の時はまだすいていましたが、このあとどんどんお客さんがやって来て、一時はほぼ八割り方埋まっていたのではないかしら?
お天気が悪い時の方が、かえって混むのだそう。
お外で観光楽しめないものね。

各窯元さんでも体験が可能です。
今回こちらを選んだのは、あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて、私の体験分を特典としてプレゼントしていただけたから。
ありがとうございます〜!


体験の内容は、初めての人は手びねり、経験者は電動ろくろの使用も可能。
陶器のランプのキット販売や、土を好きなだけ購入して好きなものを造れるような内容もあり、充実しています。


一人分の土。
大振りなお茶碗が二つくらい造れる量。さて何造ろう!?

一人一人に先生がつく訳ではなく、ペラリと一枚プリントをもらってそれを見ながら造る感じ。
それを先生が見回りながらアドバイスしてくださいます。
うーん、これはちょっとハードルが高いなー(><)


周りを見回すと、私たちと同じようにいかにも観光客、と言った感じで楽しそうに造る一群と、あきらかに真剣さの違う人たちもちらほら。
造っているものを見ると、複雑な形のティーポット!!や、とてもシロウトとは思えない美しい姿の壷など...何!?一体何!?

手びねりで壷を造っているおじさまの手つきがあまりにも鮮やかなので見惚れていると、
「体験ですか?初めてですか?」
と。
お話ししてみると、このおじさまはこの体験教室の超☆常連さん!
もう10年あまり、週末に通い続けて好きな作品を造ってらっしゃるのだそう。なんとまー!!

そして、あまりにもヘタレな私たちを見かねて、個人教授をしてくださることに。
なんてありがたいー!!!
先生、と呼ぶと「先生はヤメてー」とのことなので、以降「センパイ」とお呼びすることに。


私はぐい呑みを、喰いしん坊オットは、抹茶碗を造ることに。



まずは底を造ります。
妥当な量の土を取り、ろくろの上へペンペンと平らに延ばします。
そのあと手でろくろを回しながら、正円に印を付け、カット。



なかなか中心がとれないのですけどね。
まあ、こんなもんでいいか!


残りの粘度で、親指の太さくらいの紐を造って、先ほどの底に積み上げて行きます。
内側・外側をしっかり指で接着しながら...。
しばし真剣にがんばったため。画像はありません。


おおー!筒茶碗っぽいやーん!

焼成するときに若干縮むので、2割ほど大きめに造るのですが...
私のぐい飲みは、どんぶりよりデカイ...。なぜこうなった!?

土が若干軟らかめなので、ドライヤーで少し乾燥させます。
このあと底に高台を細工する予定。



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2013年10月12日

●柏原藩陣屋へ 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。


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二日目の朝、篠山市内から一路丹波へ向かいます。
この日は台風上陸、天気大荒れの予報。当初の予定をあちこち削って詰めて、早めに切り上げるよう段取をつけます。
本当は丹波布なども見学したかったのですが、先方の体験スケジュールなどもあり断念。とても残念でした。


という訳で、柏原市。

のんびりとした城下町、柏原市。
こちらには柏原藩陣屋(かいばらはんじんや)が残されてます。
陣屋というのは、江戸時代、藩の藩庁が置かれた屋敷。

お城・城郭に比べて簡略化されていて、天守閣だの、立派な石垣だの、城門だのといった軍事的な機能はなく(一部の陣屋にはあったようです)、行政・居住のための建物だったようです。
お殿様みんながみんな、城持ち大名だった訳じゃないものね。


とはいえ、ここ柏原藩の初代藩主は、あの織田信長の弟、織田信包なのですよね。
あら、織田家の一族がこんな所で長く続いていたなんて知らなかったわ。
信長の弟と言うと、信長と家督争いの末破れて暗殺された次男の信行くらいしか認識してませんでしたが、信包は四男だったらしい。

新しく舗装された道路の横に、真っ白な壁が清々しい。
あんまり綺麗なので、新しく和風に立てられた何かの施設なのかと勘違いしてしまったわ(^^;;

でも、この長屋門、1714年の創建時より残る唯一の建物らしい!
(他は一回焼失して、再建されているので。とはいえ再建も1820年だから...190年あまり前!)

広々とした敷地に、立派な表御殿玄関。
うーん、静謐なたたずまい...と思ったときに、とても邪魔なものがある!
一枚目の長屋門の画像に写っているのですが、左手後方にやたらに大きな白い近代的な建物。
あまりに目障りなので、二枚目の画像では消したった!!


表御殿玄関に掲げられているのは...

良ーく見ると、「織田木瓜」かな...???


中も見学できます。
向かいの柏原歴史・民俗資料館もチケットがセットになってたので覗いてみました。
小さな資料館なのですが、さすが織田家ゆかりの藩、織田信長の兜(これが、龍が立派すぎてすごいカッコいいのだー!でも重心が前のめりで首疲れそうなすごさ!)だとか、刀なんかが見応えがあり。

種子島銃なんかもおいてあって、触れちゃうのに興奮。
レプリカじゃなくってホンモノなんだとか。
もちろん弾は入ってませんよ♪
カチッと音がしたわ♪


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柏原藩陣屋

兵庫県丹波市柏原町柏原
0795-73-0177

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
10時~17時(入館は~16時30分)

大人200円、中・高校生100円、小学生50円(柏原町歴史民俗資料館・田ステ女記念館と共通)


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●篭坊温泉の朝 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。


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篭坊温泉、夜は早く、朝も早い!

コケッコケッッッッコケッキョーーーーーー

...なんか、イマイチ引っかかるような鶏の鳴き声で目が覚める。
まだ5時半やん...。

そういえば、古民家の裏で烏骨鶏を飼ってるって言うてはったわ。
烏骨鶏、イマイチ音痴なよう。

せっかく目が覚めたので、朝風呂へ。

家族風呂なのかな?
お客さんが複数の時はどうしはるんやろう?
のんびりまったりお湯につかって。

ところで。
山の中&古い建物なので、やっぱりちっちゃな羽虫は多いです。
あまり神経質だったり、虫ダメーーーーって方は要注意。


宿の裏は、渓流になってます。

すごい雨が降ってるわ...と夢うつつに思ったのは、この流れの音だったよう。
雨はまだ降ったりやんだり、という程度でした。この時は。


昔懐かしい民宿って感じかな。


そして旅館の朝ご飯!
とにかくご飯がおいしい。塩鮭が、昔のしっかりしょっぱいヤツで嬉しい。
そして...!



烏骨鶏の卵だよん♪
あ、一人一個ね(^^)

ああ、卵かけご飯。
美しきもの、卵かけご飯。
ぷりっとして、お箸でつまめそうな黄身。美味しゅうございました。

ご飯のあと小雨になったのを見計らって、夕べは暗くてよく見えなかった古民家の方へ。

これは、紅葉したらキレイだろうな。
イノシシのころにまた来たいわ...。


お庭も広々としてすてき。


どっしりとした茅葺き屋根。
夜も風情があってよかったけど、景色を楽しむには昼間のお食事なんかが出来てもいいのになー。


とてもステキな宿でした。
ぜひまた来たい!!


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民宿 湯の壺
兵庫県篠山市後川篭坊
079-556-3685

http://www.sasayama-yunotsubo.com/

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●篭坊温泉の民宿・湯の壷で丹波地鶏鍋 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。


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篠山市街地から、一路篭坊温泉へ。
いつの間にか日はとっぷりと暮れ...って、まだ七時くらいやん!?山の日が暮れるのは早い!
そして普段神戸の街中に住んでると、真っ暗になるってことがないのよね...。夜中でも遮光カーテン閉めてないと明るいもん。

そう思ったら、篭坊温泉への道はホントに真っ暗。
そしてヘアピンカーブ続く(^^;;
時々きらりと光るのは、鹿の目...目が合っちゃったよー。

そして、ちょっぴり不安になって来た頃、ようやく着いた!篭坊温泉の民宿・湯の壷。
荷物を置いてさくっと着替えて、まずは夕食へ。


夕食は道の向かい、別の建物でいただきます。
普段だったら、星空がキレイなんやろうなぁ...残念ながら、この日は台風前夜の不穏な夜空。星一つ見えませんでしたわ(^^;;


改装した古い民家へ。
今回宿をここにしたのは、この古民家があったからなのです♪


他のお客様は先に食事を済まされたそうで、二人で貸し切り♪


囲炉裏端でお食事をいただけます。
そうそう、これが目的だったの〜♪



あちこちに残る、手仕事のあと。こういうの大好き。


元々、今の宿のご主人のお母様が向かいの泊まる建物で民宿をされていたそう。
そのご主人が定年退職されたときに、住居として向かいにあったこの古い民家を改装して食事を楽しめる場所にしたのだとか。

このご主人が、本当にこだわりの人だというのが、このあと追々わかってきます。

イノシシにはまだ季節が少し早かったので(冷凍のものは出さないのだそう)、丹波地鶏のお鍋。
色が濃くて、美味しそう!

地元のお野菜、手作りのお野菜もたっぷり...ん?手前のはなに?
これ、ご主人の手作りこんにゃく。
これがもう、なんともいえない歯ごたえで、旨いのなんのって...!



おっとりとお話し好きのおばあちゃまが、お鍋を用意してくださいます。
いい香りが立ちこめて、早く食べたーい!でもしばらくお預け。

その間に、


ご主人の手作り豆腐に、

ご主人の手作りこんにゃくの刺身。
どちらも旨ーい!!
ご主人、どんだけ凝り性なん!?

途中でお料理を運んで現れたご主人、とても温和な穏やかな方でした。
こんなマニアックな方だなんて...すごいわ。


子持ち鮎を炊いたんも、もちろんご主人のお手製。
これは酒がすすむわ〜!
日本酒をたっぷりいただいて。

あなた、お疲れさま♪的な。
車で移動で、さして荷物もなかったので、かばんに浴衣を突っ込んで行きました。
囲炉裏端でジーンズでもないかなって。


喰いしん坊オットも、やわやわの軽い浴衣。
温泉浴衣だとサイズがちっちゃいのよねー(^^;;


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2013年10月10日

●まちなみアートフェスティバル 2013 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
しばらく急ピッチでアップしていきます。

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篠山を訪れた日、ちょうど「まちなみアートフェスティバル 2013」が開催されていました。
まちなみ.アート.フェスティバル.2013.丹波.篠山(町屋の芸術 祭)のサイトはこちら>

篠山市内の一角、国重伝統的建造物群保存地区に指定された河原町妻入商家群を舞台に、兵庫・京都の丹波地方ゆかりの作家によるアート展とのこと、篠山城から帰る道すがらふらりと覗いてみました。

町家をそのままギャラリーに。

中島彰良氏の作品。

おハナシをお聞きしたら、おばあさまが和裁師さんだったとのこと。
お家に残されていた古い生地を使ってのコラージュ作品。

裏も見せてくださったのですが、なかなか表情がいいわ♪


和裁師の孫同士会話中。
喰いしん坊オットの祖母も和裁師だったのですよ。


荻野丹雪氏の般若心経をモチーフにした作品。


だんだんと薄暗くなって行く夕暮れ、町家の奥座敷。
何とも言えない雰囲気がありました。
ぼんやりと眺めながら、まったり、まったり。

この屏風は、奈良のお寺へ納められることが決まっているのだそう。

大西治氏・雅子氏の作品「青い鹿」。
角度を変えてみると...

町家を活かしたインスタレーション。

聞きたいのはこっちの方やわ。


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●篠山城・大書院は柿葺(こけらぶき) 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
しばらく急ピッチでアップしていきます。

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篠山城・大書院の屋根。

あら、瓦葺きじゃない!
これは柿葺(こけらぶき)というもの。
大書院は、全ての復元を資料に基づいて正確に進められているため、屋根葺きは造営当時そのままに、柿茸で行われたのだそう。
「こけらぶき」という言葉は耳に覚えがあっても、「杮」の文字を用いるというのは今回初めて知りました。
使っているのは、木曽産のサワラ材なのに、「かき」の字を当てるのね。
...とここまで書いて。

えーーーーーー!!「柿」と「杮」が違う文字だというのを今回初めて知りました...orz
いいトシして本当に恥ずかしい...
「杮落し」の「こけら」と同じね。そうかそうか...漢字検定でも受けてきますわ...

話を戻して。
大書院の屋根は、木曽産のサワラ材を使い、数枚を重ね合わせ竹クギでとめていくという、とても大変な技術を用いて葺かれているのです。
でも屋根の上は遠くて、よく見ることは出来ない。

でもね、大書院の建物の入り口のすぐ脇にある、目の高さの塀、ここも杮葺なんですって!

サイズなどは違うようですが、間近に見ると「ああ、こういう風になっているのね!」って思います。
欲を言えば、どんな風に留めてあるのか一枚剥がしてみたい...(しません、しませんってば!!)

やはりガイドさんについて、その場でいろいろとお話をお聞きできるのは大変興味深い。

ありがとうございました!
ぜひ、石垣リベンジに再訪したいと思います!



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2013年10月 9日

●ひたすら石垣 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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さらにひたすら石の写真続きます。
一体もう何のブログなんだか...???



これは、じゃなくって四角が重なってないから、(これもリストになくって、画像作ってみた)ってかんじ?



こういう、丸の中になんか曲線?みたいなのが一番判別しにくい。
かなぁ...。

これは、はっきり!これだ!


黒鉄門でて、お堀までの道も、あちこちに刻印がたっぷり。

比較的小さめの石が複雑に組み合わされている辺り。
右上に丸の中に...なんだろう??それとも???
左下の四角は、か、それとも四角の中になんか刻まれているような気もする...。

これも丸の中に...なんだろう、該当するものがない...。

ちょうど角のところ。
見えますか?


下のところ2つに刻印。
が2つ。
この、同じところにいくつか固まっていること多し。

四角が二つ、離れている。
こんな刻印もリストにはないなぁ...一体どれだけの種類があるの!?



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2013年10月 8日

●石垣の符丁を捜し続けて 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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ひたすら石の写真続きます。
きっと、どーでもいいヒトにはどーでもいいハナシ...orz


埋門のあたりには、たくさんの刻印が。


丸に大の文字に見える。
でも、刻印について説明したプレートにはこんな印のサンプルはないの。
全部の刻印が見つかっている訳でもないらしい。
でもホントかしら?そういっておいたら、燃えて探すバカ(私!?)がいるからじゃないの!?


これは、これだ!はっきりしていてわかりやすい。


これは、これかなぁ...?
それにしてもこんな固い石に、いくら単純なマークとはいえ掘るのは大変なことだろうに。
それだけの手間をかける意味があったんだろうな。


お堀に面した石垣の外側にも刻印アリ。
それも下の方から上の方まで!


これはこのあといくつか見かけたわ。ね!


外側へ回りだすと帰るルートから逸れそうなので、あきらめて元来た道を帰ります。


あ!あった!二つ並んでる!
さっき通った時は気がつかなかったわ!


と...なんだろう!?

これは、これ...???

これは、これかな!?

先ほど通ったときには全然気がつかなかった門の横にも、ずずーっと近づくと...

一つの石の、二つの面に同じの刻印。


石の色でわかりにくいけれど、これはこれじゃない!?

そのまま帰り道、黒鉄門の外へ。
でも、探すのをヤメられない!!



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●石垣に隠されたミステリー 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

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さて、ガイド氏に案内していただいて場内を回ったあとは、外へ。
この篠山城、今でも場内のあちこちに地盤の岩石が露出している部分があるように、とても堅牢な地盤の上に立てられているそうです。
例えば、大書院内から見えるこの石垣。


左手は、石が積まれていますが、


赤線でかこった部分は、元の地盤の岩石をそのまま石垣の一部としているのです。
そんな堅牢な地盤を掘って築城するのは、さぞかし大変なことだったでしょうね...。
しかも、井戸も掘らなくちゃいけないし。

だからといって、その岩盤の石をそのまんま石垣に使えるかって言うとそういう訳にもいかないようで。
ああ、大変!
篠山城の石垣に使用された石は、「車で10分くらいのところ」(石を徒歩で運んだらどんだけかかるの!?)の当時の採石場から運ばれたそうですが、そうやって運ばれた石たちに、とっても興味深いミステリーが...!!


庭をぐるっと歩いて行くと、大書院の裏手に埋門(うずみもん)という門がありましてね。
あ、写真がない...orz。
この埋門、急な階段を降りる、まるでアリ地獄のように埋もれた門なのです。
一段一段が極端に大きい、急な階段をキモノで下りるのはなかなか至難の業でした(><)
この門、有事の際には敵が侵入できないように埋めてしまうことを想定して作ってあるのだとか。

埋めるって簡単に言うけど、いくら小さい門だって言ってもねぇ。
どっからそんな土持ってくるのよ!?というと、


これは埋門のふち?に立って大書院と(今はない)奥御殿を眺めた画像なのですが、この右手にある築山(庭園の庭にある人工的に作った山)を崩して、埋めることを想定していたのだそうです。


えーーーー。
当たり前だけど、人力で...だよね。
埋める前に敵に侵入されそうやわ...。戦国時代人、どれだけパワーあるんだか。
戦争にかけるパワー、いろいろ考えさせられます。


この埋門の横手の石垣に刻まれた文字が。


画像だとわかりにくいかな...「三左之内」と読めます。
これは、篠山城の築城総奉行を務めた池田(三左衛門)輝政の刻印だとされています。

ところが、刻印はこれだけじゃないんですよね。

この刻印、本当は何のためだったのかはっきりとはしていないんですって。
採石場から運ばれる際の符丁だったのかも、とか
石を積む際に、積む場所をを間違わないようにした印だったのかも、とか
はたまた、天下普請で各地の大名が召し出された訳だから、「この石運んだのウチ〜!」「石垣のここんとこ積んだのウチやし〜♪」というような証だったのかも、なんて説もあるそうです。

その数150以上とも言われ、今なお全ての記号と数が把握されてはいないのだそう...!
そんなこと聞いたら!!

なんだか俄然、燃えて来たわ!!
...なんて言っても、この日はもうお日様が傾きつつあって。
後日、再度の訪問と石垣の符丁探しを胸に誓ったのでした!!

でもやっぱり気になる...ついつい目が探しちゃう。

あったー!
...って、自分でハマってるやーーーーん!!


埋門のすぐ脇にも!
この辺りはけっこう多いらしい。


アカン、こんなん探し出したらもう帰られへん...!!


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2013年10月 6日

●へなちょこ?葵の御紋コレクション 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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篠山城で気になったものの一つ、この三つ葉葵の紋。
発掘調査で出土したものの一つとのことですが、んん?何かヘン...

葵の御紋と言えば、


頭が高い〜〜〜〜!この葵の紋どころが目に入らぬか〜〜〜〜〜!!の葵の御紋ですが、
篠山城の葵はなんだかひょろひょろというかへなちょこ。
トランプのスペードのような、そう、キノコというか...なめこっぽい...。



徳川初期にはまだ紋も定まっていなかったとのこと。
初代の家康公から、多分みんなの思う「徳川葵」までにはかなりの変化を経ているようです。
葉脈が減ったり増えたり、シルエットが変わったり。

調べてみると、大阪城で発掘された瓦、和歌山城の瓦、府中御殿にも、このなめこのような(失礼!)葵の紋が描かれていました。

三つ裏葵という変り紋もあるようですが、これはまた別なのかな...。


しらべてもしらべても、謎が残ります。
もうちょっと詳しく知りたいな!


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●街がぶどう尽くし!


まとめた写真を放置していたので、発掘発掘...っと。
今年の夏は、諸事情により大阪の柏原に通い詰めておりました。

柏原はぶどうの産地として有名。
なので、街のあちこちにぶどうのモチーフがちりばめられてます。

マンホールノーマルバージョンもぶどう。

マンホールカラーバージョンもぶどう。

橋にもぶどう。
ちょっとクラシックなデザイン。

橋の欄干にもぶどう。
そう、柏原は川があちこちに流れていて、水が豊富な土地柄。
なので染め物の産地としても歴史があるのですね。
まあ、そのために通い詰めていたのですが...。

ちょうどぶどうの季節、地元の農家の方々がテントを張って直売所を設けてらっしゃいました。
その場で発送も受け付けてくれるそう。
安い!そして瑞々しく美味しそう!
ベリーAの大きな房を買ったら、「すぐに萎れちゃうから、これは送れないんですけどね...」と言いながら、葉っぱを一枚ちょこんと乗っけてくれました♪



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2013年10月 5日

●篠山城・大書院を巡るおハナシ 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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さて篠山城にて、女子高生たちによるお茶のおもてなしを受けたあとのこと。


あ!鎧だー!

篠山城では甲冑体験(無料)ができるとのこと。
この日もお客さんたちが鎧を着ては、城のアチコチで撮影を楽しんでいました。
面白そう!と思ったのですが、着物の上からではもこもこになりそうだったので断念。
残念やったわ〜。

黒塗りピカピカの鎧は樹脂で、出来るだけ軽く作っているのだそうです。
当時の鎧そのまんまだったら、とてもじゃないけど気軽に体験!なんて無理だったでしょうね(^^;;

さて、この鎧の手入れをされていらっしゃるのは、篠山市内の4文化施設(篠山歴史美術館・武家屋敷安間家資料館・青山歴史村・篠山城大書院)のスタッフの方でした。
今回、あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画で篠山城にお邪魔していることをお話しすると、場内を案内してくださることに!

※ガイドは、通常のコースだとだいたい30分程度。希望があればそれに沿った案内も可能だそうです。
混雑することもあるので事前予約がおすすめ。


さて、篠山城。
先ほど登った八上城を中世の山城だとすると、こちらの篠山城は関ヶ原の合戦後に、徳川家康が全国の諸大名に命令して行わせた天下普請の大工事で築かれた平山城(平野の中にある山・丘陵等に築城された城のこと)。

八上城は戦争時には難攻不落の優れたお城であっても、交通の要所・篠山をしっかり治めるにはあまりにも不便。
そんな訳で、篠山盆地の中央の丘陵地に築かれました。


縄張(基礎設計)を担当したのは、築城の名手と呼ばれた藤堂高虎。
この藤堂高虎、どうもあんまりイメージがよろしくない...あっちの主君に付き、こっちの主君に付き。
なんだかコウモリ的と言うか、日和見主義と言うか。
本人も「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」と開き直っちゃったとか。ホントか!?
現代だって、有名人ともなると言った覚えのない言葉が週刊誌にまことしやかに書かれているといいますし。
うーん。


私の一番好きな小説、隆慶一郎の「影武者徳川家康」でも、清々しいほどにコウモリっぷりを発揮してます。
まあ、これはフィクション度の高い物語だからね...(^^;;

でも考えてみたら城の縄張なんて、最重要機密を信頼できない相手に任せるなんてことは、ちょっと考えられない。
徳川家康の信用を得た、コウモリだけじゃない藤堂高虎。興味津々。



藤堂高虎を主人公とした火坂雅志の「虎の城」 を今取り寄せ中。


そんなことを考えながら、復元された大書院内を歩きます。
大書院は、篠山藩の公式行事などが行われ、城主がお客様や使者と対面した重要な建物。



お客様は先日アップしたこの画像の門から入り、(門は閉鎖されているので、仮定ね)



このお白州へ。
正式にはお客様は牛車で入ってくることになっていたけれど、実際にはあまりに大げさで物入り?なので、牛車でなかったこともおおかったのでは?とのこと。

左手の車寄(牛車を乗り付ける場所)は、保存のために板戸が閉められていますが、内側から見るとこんな瀟洒な造り。


そしてね、びっくりしたことにこの扉が、蝶番なのですよ!


こんな感じ!
(車寄せの扉は開けられないので、これな同じ造りの別の扉です)
ああ、でも門の扉なんかには蝶番が使われているので珍しいものではないのか...室内で見かけることが珍しいような気がしていました。

それにしても私、話が長いわ。

さて、車寄せから入ったお客様は、そのまままっすぐ繋がる次の間から上段の間へと。

次の間。

※画像をクリックすると、別ウィンドウで大きな画像が開きます


そして、上段の間。

大書院に入って目を奪われたのが、素晴らしい障壁画の数々。
この大書院を復元するにあたって往時の雰囲気を出来るだけ再現するために、大書院が建設された当時・江戸時代初期の狩野派絵師が描いた屏風絵を転用したのだそう。

新しく描かれた障壁画では、きっとこの雰囲気は出ないでしょうね...!
映画やドラマの撮影も行われているというこの大書院。最近では「女信長」などもここで撮影されたのだとか!
ええー!ドラマ見たけど、どこだったんだろう!?
これからはドラマや映画を見るときに気になりそう。

しかし、撮影には並々ならぬ注意を払われるそうで。
なんせ全ての障壁画が当時のホンモノですからね!
襖をバンッと手荒に開けて入ってくるようなシーンがあったら...???
ただでさえ、袂や裾も長く、刀やら、大きなカメラやら、出っ張ったものが多いですもんね。
ついうっかり振り返ってしまったりしたら...ガ━━(゚д゚;)━━ン!!
「あ!滑って転んじゃった!ばりっっっっ!!」なんてことになったら...ヤベ━━━━(;゚;Д;゚;)━━━━!!
なので、撮影時も障壁画から1メートル以内は立ち入り禁止!なんですって。


ところで、先ほどの画像。
多くのお城では絢爛豪華な天井画が描かれているものですが、次の間も、上段の間も、天井画がない。
実は大書院は、豊富な資料と綿密な研究を元に忠実に再現されている訳ですが、「実際に資料が残っていないものは、付け加えない」ことをモットーにされているそうです。
なので、天井画についても「あったであろう」ことはわかっていても、どういうものがあったのかという具体的な資料は残されていないため、あえてこのままにされているのだとか。

そう、大書院の横には広大な平地が。
ここには奥御殿があったのですが、平面図は残されているのですが、立体図が残されていない。
平面図から推測することは出来ても、不確かな姿で再現することをせず、あえてこのままの空間にされているのです。
潔いわ!!


もしかしてこの先新たな資料が発掘されるようなことがあれば、またいつの日か奥御殿が再現され、大書院とあわせて往時の姿を見ることが出来るようになるのかも...!?


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2013年10月 1日

●きのこ図鑑 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ・番外編

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ・番外編。

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八上城のある高城山、気になるキノコがてんこもり!

というわけで、並べてみました♪






名前わからないし、もちろん食べられるかどうかなんてもっとわからない...わかったら楽しいだろうな!


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●「戦国無頼」と八上城 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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さて、八上城を舞台にした小説と言うと、井上靖「戦国無頼」かな。
主人公たちは、歴史上は無名な架空の人物ですが、小谷城の落城から、八上城の落城あたりを描いています。



実のところ、私はこの小説が好きってほどではナイの。
小説としてどうかではなくって、単に主人公が好きなタイプではなくて...(^^;;
ごめんなさい、井上靖先生。
完全に個人的な、し好の問題です(^^;;;;;

オトコマエで、剣がめっぽう強くて、風来坊。
これはヒーロー決定なのか!?
戦を求めてあっちへふらふらこっちへふらふら。
女二人に猛烈に好かれて好かれて、思い続けられたり追いかけられたりするんだけど、個人的に主人公に思い入れできないから、女たちにも共感できなくて。
個人的には、顔一面の痘痕に刀傷で、ヒトとも思われない風貌だけれど、岩のような弥平次の方に魅力を感じるわ。


でもこの小説を読んで八上城を訪れると、ちょっと面白いかも。
以下ネタバレ含む。

「丹波の高城山の中腹から山巓へかけて構築されている八上城」

「しばらくすると、右手の高くそれだけ突兀として立っている山の中腹から山巓へかけて城塞らしいものの一角が見えてきた。山を覆っている樹木の間から、石垣が見え、城門が見え、櫓が見えた。」

と語られ、

そんな山城が、

「霧は丹波霧とよばれるものであった。(中略)朝起きると八上城はいつも深い霧でつつまれていた。霧の海の中に埋没していた。」

とあります。

あの山道、あらゆるところに掘ったり盛ったり積んだりと、戦略的構築された山城、天候もそんなようす。
明智軍はさぞかし苦戦したのでしょうね。

「敵(波多野氏の軍勢ね)の小部隊は天険を利用して、その行動は神出鬼没で、到るところで明智軍を悩ましている」
とあります。


そして、主人公はひょんなことで出来た縁から、波多野氏側で参戦するのですが、彼が詰めていたのが、

私も登る途中で休憩した「鴻の巣」の砦という設定。
当時は「鴻の巣の大地の北方をささえている見上げるような石垣」があったという描写があります。

もう明智軍は山を二十三重に取り囲み、明日の命も知れぬ状況の中、
彼はそこで夜っぴて兵士たちと酒を酌み交わしている訳ですね。

ところが...!
実はその裏で、彼に惚れて惚れて、追い続けている女がいるのですよ。
山賊と言うか裏家業と言うか、ケモノのような女。でも絶世の美女。

その美女が、八上城に主人公がいると知って、滋賀県から走ってきちゃう!!
当たり前ですけど、今みたいに高速道路を車でひとっ走り、なんて訳には行きませんからね。
男の名前を呼びながら、走って・走って・走り抜いてくる訳です。
げに恐ろしきは女の恋心か執念か!?
明智軍の包囲網も突破しちゃう!!

そして、「神社の横手の道を山のほうへ登って行った。」というのは、まさに私が通ってきた道。

おおー。
長い年月、多少のズレはあるにしても、現実の自分と歴史小説がリンクするような不思議な感覚。

しかし、昼間堂々と、階段をつけられた斜面をのんびり歩いて行く私たちと違って、小説の中の女は漆黒の闇の中、敵の目も味方の目も盗みながら、手探りで石垣に辿り着き、ひとつひとつ石にしがみつきながら登って行くのです...。
ただ、恋しい男に会いたいがためだけに。

怖ええ!怖ええよ、女の執念!!
ここで「なんて一途な恋なのかしら!?」と思えない自分が哀しい...のかもしれない。

そんな私ですが、そのあとの丹波武士たちの死に様には感ずるものがありましたわ。
落城する、まさにその日の八上城から眺めた風景を描いた文章は、とても美しく、胸に迫るものがあります。
井上靖「戦国無頼」を読んでから八上城を訪れるのも一興かと。



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2013年9月28日

●朝路姫はいかにして入水を遂げたか 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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さて、なんとか本丸登頂を果たしたあと。

▲ コノママオリル
▲ アサジイケマデイク

さてどうする...???
このまま東へ降りると、堀切(防御のため尾根を分断するために堀った堀、お堀というと水を張ったお堀を想像するけれど、中世の山城では水を張らない空堀だった)や、波多野氏のお姫様、朝路姫が入水自殺したという朝地池があります。

見てみたい、でも一旦登ったものを降りるというのは、すごく心理抵抗がある!!!
だってまたもう一回本丸まで登ってから下山しないとイケナイんだもん!!

これが通常のお遊びだったら、ここで「今日はいいやー!」とかなんとか、速攻降りてるね。
でも、今日はブログで報告するという責任がある。
というわけで、とりあえず朝地池まで降りることに。
もう、自分で自分を褒めてあげたいわ。


というわけで、登ってきた方角とは反対側へ降ります。イヤだけど降ります。

蔵屋敷跡(兵糧庫)を通り抜け。
なだらかな下り道、楽なんだけど、このあとまた登らないとイケナイことを思うと腹が立つ。


池東番所跡を通り抜け。
水場を守っていた番所、朝地池まではもう少し!


ここでいきなり道が分岐する。



今まで一本道を来たし、手持ちの資料にはこんな分岐点がない。
困った!!
でも、方角的には野々垣コースなはず。
というわけで、まずはそちらへ。ところが、


道が細く、けっこうな下り坂の山道にも関わらず、今までのような階段もなくなってしまったので「道が違う?」と不安に。
その細い道に、天候が荒れたあとだからか、やたらに枯れ木などが積もっているのも不安を煽る...

と。

なんか見えた!あれは!?

朝路池だ!!
八上城の水場。
こんな山の上では井戸を掘る訳にもいかない、水の確保は大変だったことでしょう。

ここで朝路池にまつわる、朝路姫の伝説。
波多野秀治には朝路姫という美しい娘がおりました。
波多野秀治が安土城で非業の死を遂げ八上城が落城したとき、

朝路姫は世をはかなんで、


どっぽーーーーん!!


ここで素朴な疑問。



現在の朝路池。
石垣で周囲を囲ったしっかりした作りですが、
とてもヒトが身を投げられる大きさとは思えない...orz

それとも当時はもっと大きかったのか!?深かったのか!?
それとも、ヒトは膝まで水があれば溺れるともいうから、朝路姫は根性で入水を遂げたのか!?


非常に興味があるところです。
でも、この朝路姫の伝説は、後世の創作との説もあります。
峻険な山のお城に、悲劇のお殿様とお姫様、隠し財宝...。
史実じゃないかも、と思っていても今なお魅力的な八上城の伝説の数々。

さて、八上城登山のおハナシはここまで。
あとちょっと番外編など。ハナシ、長っっっっっ!!


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●いよいよ山頂・本丸へ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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「あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ」企画にて、丹波篠山へ旅行してきました!
山城なのだから、ウェルカムな立地なハズがない... 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ
テキトーすぎるマンガ・八上城の悲劇物語 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ
山城からの篠山の眺めと中世山城のおハナシ 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ


上の茶屋丸を過ぎてからしばらく、ひたすら登り道。
そしてようやく、


右衛門丸跡へ到着。
当時の城主の屋敷跡で、全山の連絡や指揮のを行ったであろう場所は、今までの跡地よりすっと広い。
ここでようやっと左手に石垣の跡、
八上城登りだして以来、初めての当時の建造物の名残ですね。
今までなんもなかったもんねー。


ここからはまた、ちょっと登っては三の丸跡、


ちょっぴりハードに登っては、

二の丸跡。

ここでも左手に門跡と見られる堰石が。


儚いもんです...。

ところで、右衛門丸跡から二の丸跡にかけて、やたら足下に転がってたこの物体。


三つに割れた、陶器でいうところの「割山椒」のような木の実。
何の実だろう?と思っていたら、


椿!!
椿の木があちこちに。

艶やかな実をならせていました。
これを絞ると、椿オイルがとれるんですよね。私も愛用してます♪
あとで調べたら、庭の椿の実から椿オイルを作っているツワモノも!!
うーん、あんなにたくさん落ちてたんだから、もし拾ってきたら私も出来たかも!?


さて、二の丸を過ぎれば...



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続きを読む "いよいよ山頂・本丸へ"
2013年9月25日

●山城からの篠山の眺めと中世山城のおハナシ 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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山道を登り、辿り着いたのは小さな広場、鴻の巣(こうのす)。

西からの敵に備えた番所。
鬱蒼と茂る木々の間から、



篠山盆地がよく見えます!
稲刈りの前後、黄金色に色づいた田んぼ、青々とした畑。
戦国時代の武士たちも、ここで目を凝らして敵がいないかどうか見張っていたのでしょうね。

鴻の巣、鴻巣といった地名は全国各地にありますが、「鴻」とは辞書によるとひしくい・おおとり・オオハクチョウなどの大型の鳥を指す言葉。
地名としての鴻の巣、鴻巣の由来は、
1, 高台の砂地を「コウ(高)のス(洲)」と呼んだ
2, 国府の州が「こうのす」と変化した
3, 鴻(こうのとり)が大蛇を追い払ったという鴻(こうのとり)伝説から
などいろいろな説があるようですが、はっきりしないようですね。
長野の断崖絶壁な鴻の巣が有名ですね。

しかし、全長1キロ45分のコース、ここでまだ250メートル、15分。
まだまだ先は長い!!


まだまだ続くよ、延々と階段!

まだまだ...あ、空が明るい!空間が開けている!!

下の茶屋丸到着!眺望が一気に広がります!
ちょっと何枚かの写真を繋げてみました♪


※画像をクリックすると、別ウィンドウで大きな画像が開きます

これは気持ちいい〜〜〜〜〜!!
風も心地よく、汗も乾くわ。


ここからはしばらく、尾根伝いに緩やかな道が続きます。
道の両側はけっこう急な斜面。


ここで,ブログの前々前回くらいにつぶやいていた、身を以て知る中世山城の特徴のおハナシ。
「城」というと、天守閣があって石垣があって、どーん!という感じのお城を想像される方も多いと思いますが...。
私もそのクチ。
姫路城とか、熊本城とかね。
でもそういうのって、比較的近世のお城なんですよね...。
織田信長以前・以降みたいな。
戦国以前・戦国以降かな。

そう思えば、丹波篠山地方は中世山城の特徴的な八上城と、
近世以降、天下普請の篠山城(現存していませんが)の篠山城が目と鼻の先に並んでいるのですねー。
今回の旅は、その二つを比較できるとても興味深い旅でした。

中世の山城は、天守閣や立派な石垣がある訳でなし。
山の地形を活かして、山頂部をちょっと平らにして本丸を築き、
跡は尾根伝いに、ところどころをまた平らにして曲輪(くるわ)として、各方角に目を光らせた訳です。


※画像をクリックすると、別ウィンドウで大きな画像が開きます


今回登ったコースはこんな感じ!
東側にはまだまだ旧跡がいろいろあるのですが、そちらへは今回降りませんでした。
これは、ハイキングコースとしてはなかなかいいのではないかしら!?
ちょっと登っては、見晴らしのいい開けた場所でちょっと休憩。
(そういう目的ではナイ!)
ああ、でももっと軟弱なコースでいいのだけれど...orz

各ポイントが、見事に尾根の上に並んでいる感じ。
歩いている山道は、



こんな感じね。
木が繁っているので一本道を歩いている気分ですが、両側は斜面。転がり落ちたら大変!?


ちょっと気持ちに余裕が出てきて...



あ、青いドングリ!
ここんとこ天候が不順だったせいか?風のせいか?ドングリや栗の青い実がずいぶんと落ちてました。


ここにも!

ゆるゆると歩いて、上の茶屋丸へ到着!
ここでようやっと350メートル、19分歩いたことに。
ここまではわりと予定時間通りでした。


ここから、木々がよりいっそう茂りだして、なんだかジャングル?的な様相に。
蚊も多くなってきます...!

延々と続く...。



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2013年9月24日

●成田一徹切り絵展「新・神戸の残り香」開催中

元町の海文堂書店
永く愛されてきたこの本屋さん、9月末で惜しまれつつ閉店してしまうのです。
元町・古書波止場は、私もよくお邪魔しました。

そう、故・成田一徹先生のサイン会に通ったのもこちらでした。

そんな海文堂書店で今、成田一徹切り絵展「新・神戸の残り香」開催中です。

あ、ここ知ってる!という、懐かしいような神戸の風景のあれこれ。


私なんて、結婚してまだ10数年しか神戸に住んでませんが、
喰いしん坊オットは、神戸に生まれて神戸以外に住んだことのない、生粋の神戸っ子。
ここはどこそこの、ここはこんなところで、と、作品一点一点の前で語ること語ること(^^)

そういえば、新聞連載されているときに、ちょうど成田先生と仲良し3人トリオにお会いしたことがありました。
「今連載してるんですよ」
と新聞をいただいたのも、今は懐かしい思い出...。

印刷された本で見るのもステキですが、
やはり原画は違う!
なめらかな切り口に、うっとりします...。

9/27(金)まで、海文堂書店2Fギャラリーにて


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●テキトーすぎるマンガ・八上城の悲劇物語 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

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「あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ」企画にて、丹波篠山へ旅行してきました!
山城なのだから、ウェルカムな立地なハズがない... 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

さて、「主膳屋敷跡」を過ぎると、道はいきなり山道に!

いきなりですかーーーーー!?

それでも、階段があるだけまだマシなのよね、きっと。
戦国時代はこんなのなかったはずだから...orz


しばし、苦しい道が続きますので(※苦しさは個人によります...たぶん山登り好きにはちょろい道だと思う...)、ざくっと八上城の歴史的なハナシなど...。

戦国の世、多紀郡(篠山市)を5代にも渡って支配していた波多野氏。
乱世だからして、今日の味方は明日の敵、だったりするわけで。
波多野氏も織田軍・明智光秀に味方することもあれば、急に手のひら返して寝返っちゃうこともあったり...。


※さくっとテキトーすぎる説明なので、詳細は、ちゃんと歴史書を紐解くか、ぜひTOP > いざ!兵庫のおすすめ城たび100選のページでご覧下さい!


そんな中、あまりにブイブイいわせる織田軍を恐れた中国地方の毛利氏の働きかけもあって、波多野氏は織田軍と敵対することに。
織田VS毛利の戦いが激化する中、織田信長は、明智光秀に丹波平定を命じます。



攻めるも攻めたり、守るも守ったりで、なんと4年間に渡り攻防11回というから驚き!
明智光秀は、周囲をがっちり包囲して兵糧攻めをしかけるも、なかなか城が落ちないので、


年老いた母親を人質に差し出し、波多野三兄弟の身の安全を保証して投降させ,安土城へと送ったのですが...

えええーーーーーーー。



えええーーーーーーー。


波多野氏は滅亡、明智光秀のお母さんも磷付、八上城は落城。
戦国乱世の悲劇。


後の本能寺の変での明智光秀の動機について語られるときに、この時の母親を見殺しにされた遺恨説もささやかれますが、そんな単純なハナシではないのでしょう...。
未だにミステリー。

ところが、この逸話自体も後世の創作だとする説もあります。
確かに、いかにも信長っぽく、光秀っぽく、そして悲劇的な物語。
このあと綺麗なお姫様まで登場。ウケそうですもんね。
歴史は謎がいっぱい。だから面白いのかも。

ところで、磷付のハナシ。
イラストでは着物着せて十字架に磷付てますが、
モノの資料を見ると、大の字に磷付てたり、ふんどし一丁だったり。
確かに大の字の方が安定します。
よくあるキリストの磔刑図だって、あれでは実際固定できないって本当かな。グロくてごめんなさい。

で、なかなか正視に耐えない資料や画像(明治期?)が残されてたりします。
さすがにあんまりグロいイラストは描きたくないので、史実は無視してこんなイラストになってます。ごめんなさい。

ちなみに波多野氏の鎧兜の資料もないので、頭に家紋がついてます。ごめんなさい。


そんなこんなハナシをしているうちに、山道はいつの間にかちょっと開けたちっちゃな広場のようなところへ辿り着きます...。


延々と続く...。



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2013年9月17日

●山城なのだから、ウェルカムな立地なハズがない... 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。

さて、この八上城(やかみじょう)、別名別名は八上高城というように、
高城山のてっぺんに本丸がある「山城(やまじろ)」
この八上城は、中世・戦国末期まで全国的に築かれた「中世山城」と呼ばれる典型的なパターンなのだそうです。
(この特徴については,登るにつれ身をもって追々わかってきます。またのちほど!)


平たーく言うと、お殿様が常日頃住んでいるお城ではなく、
戦国の世における防衛のために、山の地形を利用して作られた要塞。
なので、当たり前ですが、山です。

「どなた様もお気軽においでませ〜♪」なんて立地条件なハズはないのです...orz


このことを思い知るのは、まだ先のこと...。

車を停めて,先へ進むと左手に春日神社。
なかなか荒涼とした風情。
ここで「無事に山頂までつけますように♪」とお参り。

さて、いざ進もうとすると、下山してくる男性4人ご一行様に会いました。
登山?のマナー、「こんにちはー!」と挨拶を交わし、「どうでしたー?」と尋ねると...


「いやぁ、思ったよりキツくて、1/4で降りてきちゃいましたよー!」
「がんばってくださいねー!!」

とのこと...。

をいをいをいをい。

小学生でもヘッチャラじゃなかったの!?
大丈夫か、ワタシ!?

いや、ここは山城。
誰でもウェルカムな立地なハズはない、と自分に言い聞かせる。


しばらくは、緩やかな平地が続きます。
うーん、森林浴な空気。気持ちいーい!

まっすぐ伸びた杉の林、足下に茂ったシダ類。
ここしばらく雨が多かったせいか、ゆるめな地面。
ここで油断した喰いしん坊オット、早速靴がぬかるみに沈没...!

今ではこんなに木が生い茂った森だけど、
当時はここに館があったそう。


「主膳屋敷跡」。


八上城の何度とない激しい攻防があり、波多野氏滅亡のあとこの地を治めたのは前田氏。
そしてその後も支配者はどんどん変わっていったようですが、その政治の中心となった館があった跡地。
山の上じゃ、統治には不便ですもんね。


立派な石垣があったそうですが、今は見る影もなし。
篠山城を築城する際に、持って行ってしまったそうな。石垣もリサイクルしたのね。
この石たちを、あとで篠山城で目にすることになります...。

苔むした、前田主膳正茂勝公の供養塔。
前田主膳正茂勝という方は熱心なキリシタンであったため(これは史実)幕府から危険視されたとか、
放蕩はするわ発狂するわで(いろんな逸話が残っているもよう。でも陰謀説も!?)大変だったとかいうけれど、いったいどれがどこまで真実なのでしょうね...。


さて、この供養塔をすぎた辺りから、

道がいきなり...!!!!


続きます。

このハナシの続きはこちら>
テキトーすぎるマンガ・八上城の悲劇物語 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ>


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●「あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ」企画にて、丹波篠山へ旅行してきました!

先日当選した、あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ


あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ


私の担当は、丹波篠山地方。
さてどこ行こう?!

まずはやはり篠山城ですよね。再建された大書院(おおしょいん)はぜひ観てみたい!
そしてもう一つは、波多野氏の悲劇の舞台となった八上城(やかみじょう)を訪れることに。
お供は、喰いしん坊オット



必要なことはちゃんと伝えてるよ♪
運転よろしく☆てへぺろ☆(・ω<)

さて、当日。
神戸より篠山まで一時間あまり。
車のナビをたよりに近くまで向かいます。


あ!見えた!高城山!!



標高460m 、「丹波富士」と呼ばれるすんなりと綺麗な姿。


さて、このあとが問題。
大々的に「ここがルートです!」なんて看板があがってる訳ではないので、
いろいろな方のブログ等を参考に登山口へと向かいます。


372号線を東へ、左手に見えた「八上ふるさと館みちくさ」にてまず道を尋ね。
すぐ斜め向かいの小さな道を入って、道なりに進んで行くと右手に春日神社の鳥居が見えるとのこと。
ありがとうございました!

さて、小道を進むと、右手に確かに神社の鳥居。
でも、そこへ入る道が細すぎてとっても不安...車で行ってもいいの?
手前の骨董屋さんで再度道を尋ね。

神社の鳥居の奥、右手に公衆のトイレがあり、その手前に1〜2台車を停めるスペースがあるとのこと。
ちなみに、骨董品やのご主人曰く
「てっぺんまでは小学生の足でも40分くらい、下りは20分くらい」とのこと。
ちょっと一安心。ありがとうございました!


...私はすっかり忘れていました。

先日、六甲山に登った際、友達のお子さんの小学生男児に心配され労られたぐらい、自分が軟弱ものだってことを...



秋ですねぇ...秋桜の向こうに、春日神社の小さな鳥居。
鳥居をくぐると右手に、

トイレと駐車場。
あら、車が停まってる。先客がいるみたい。

頂上まで約1キロ、約45分。
いよいよスタートです。


話が長いので続く!



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2013年4月 2日

●チーム肉、走る! 〜大阪城リレーマラソン


このブログにもたびたび登場する、肉部。
肉を愛し、肉を食べる、脅威のハイパワー集団でありますが、
私も恥ずかしながら末席に加えていただいております。

その肉部、活動の一つに「走る」というのもありまして。
美味しく肉を食べるためには、まずお腹を空かせなくちゃいけませんからね...
何か違うような気がせでもなし。

というわけで、先日大阪城リレーマラソンに参加して参りました。


複数の人間で、一周2キロ×22周(端数アリ)をリレーして走るこのマラソン、
何周も走る人もあれば、一周の人も、応援の人も。
ガチに走るチームもあれば、仮装するチームもあり。



走る前にまず集合写真!
一番元気なときだからねー(^^;;

この写真は、ワンランク上の私のおやよさんにいただきました!
ありがとう、おやよさん。お疲れ様でしたー!!



足腰痛めている喰いしん坊オットも、無理のない範囲でがんばって走る!

私は今回2キロ×2周走りましたよー(><)
ああ、疲れた!もうちょっと日頃のトレーニングがんばろう...


残念ながらこの日はやや雨模様でしたが、曇り空に翻る「チーム肉」の旗。



走り終わった人から、ビールと餃子でカンパーイ☆と盛り上がる、チーム☆おっさん女子チーム。



最終ランナー・肉部部長が旗をはためかせてゴールイン!
お疲れ様でしたー!


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2013年3月31日

●京都で桜♪


京誂え重松さんでの、
第二回こだないちの帰り道。
収穫を手にうきうきしながら、帰途へとつきました。
道すがら、昨年、「センスよく着こなす、大人の着物」の撮影のあった辰巳橋の方へてくてく。


八分咲きってところかな!?
平日だというのに(お前もやー!>自分)結構な人通り。



柳の新緑と、桜の淡いピンクが目に鮮やか!





ああ、のどかだわー...



この後、神戸にとんぼ返りで戻って、
必死でお仕事してたのはナイショナイショ...(><)



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2013年3月12日

●成田一徹さんを偲ぶ会へ



まだまだ一月のお話。
サクラのあと、神戸の甲南大学平生記念セミナーハウスにて行われた、
切り絵作家・成田一徹さんを偲ぶ会へ行きました。

切り絵作家、成田一徹 オフィシャルウェブサイト
blog 何処へ一徹切り絵旅


急に倒れられたとお聞きしたのが去年の10月。
そして数日後の悲しい知らせ。

あれ?
ついこの間もみんなといっしょに、お顔を真っ赤にして元気に飲んではったやん。
え?なんでなんで???
あまりにも突然、あまりにも早すぎる...。
実際のところ、あまり実感が湧いてなかったというのが本当のところでした。

それから3ヶ月ほどたってからの偲ぶ会。
会場は成田さんとご縁のあった方が本当に大勢いらしてました。



歌手の大西ユカリさんの熱唱!



成田さん初期の作品から、お亡くなりになる前の作品までがずらりと。
初期のパッケージのデザインを始め幅広いジャンルの作品がそろい、
初めて目にした作品も多数。

「よくこれだけの作品が散逸せずに残っていましたね...」
というと、主催の方が
「ご自宅で管理されていたのですよ」
と。



成田さん、というとバーのイメージ。
この日は、この描かれたバーテンダーの方々がたくさん会場へいらして、
ある方は会場でサービスを、(あれだけ錚々たる名の知られたバーテンダーさんが腕を振るってくださる会って...(@0@))
ある方は壇上でスピーチを。



そうそう、「to he BAR」の本のページのコピーが
こんな風にテーブルクロスになってました。


会場に飾られた成田さん写真が、
いきなりガタン、と落ちてきて。
「みんなと一緒に呑むよー、と降りてきたんじゃないか」
ってみんなおっしゃってました(^^)


成田一徹 さんのご冥福をお祈りします。



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2011年10月30日

●今日は、そばめし大食い選手権!!


長田のネタ続き。

今日、10/30(日)は、
長田の鉄板こなもん祭

長田界隈で各種イベントが繰り広げられます!
イベントの詳細はこちらで>


食いしん坊オットは、毎年、

そばめし大食い選手権に絶賛?参加中!!

予選・決勝 13:00~14:50
受付 12:00~13:00(要事前申込)
六間道商店街特設ステージ



去年の参加の様子はこんなでした>


グルメ屋台、フリマ、お好み焼きスタジアムなど
周辺の商店街では盛りだくさんのイベントも!
(チケット購入が必要なイベントもあります。ご確認ください)
イベントの詳細はこちらで>

「コテのまち宣言」をする長田のこなもんイベント、
興味がおありの方,ぜひお立ち寄りください!



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2011年3月12日

●雪の松島...


どんどんひどくなって行く状況に
心が痛みます。

仙台市内の友達ともまだ連絡がつきません。
でも安否確認が負担になっては、と思い、じっと待っています。
都内に住んでいる弟夫妻は何事もなく無事でした。

※先ほど友達から連絡がありました!
※ご心配くださったみなさま、ありがとうございました。

去年の暮れ訪れた仙台、
こちらのブログでもちょこちょこと旅行記をアップしていますが
あのきれいな新しい空港に
津波が押し寄せる様子を目の当たりにして
言葉を失ってしまいました。


美しかった雪の松島、
お世話になった方々...





少しでも早く、余震が治まりますように。
少しでも早く、救助がすすみますように。
そして少しでも少ない被害でありますように...。



救助を待っている、一人でも多くの方が助かりますように。
友達も無事でありますように。


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