延々と花嫁暖簾をご紹介してますが,花紋(紋の周りを花でかわった文様)のご紹介第二部を。
花嫁暖簾の画像はこちら
もう一度嫁に行きたい!? 七尾花嫁暖簾ツアーvol.1
意味を考えるだけで楽しい!? 花嫁暖簾ツアーvol.2
花紋いろいろ 七尾花嫁暖簾ツアーvol.3
色合いもはんなりと華やか,松竹梅に菊と盛りだくさんな柄ですが
家紋の「蔦」のまわりを,
さらに盛りだくさんに菊の花が囲んでます。豪勢〜!
御所車に積まれた色とりどりの花々。
紋はこれも「蔦」。
蔦の周りを一旦「雪輪」で囲い,
さらにその周りを,松竹梅と桜で囲んでます。
この「雪輪」は女紋としてよく用いられる意匠とのこと。
色合いが独特。
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左側が花で囲まれた紋,
右側が雪輪で囲まれた紋。
紋はどちらも「花菱」。
花紋は梅と牡丹ですっきりとまとめています。
不思議なのがこの紋。
左右で紋の描き方が違ってます。
紋自体は「蔦」に「雪輪」で同じなのですが,
左は「中陰蔦」と言われる,半分ネガポジになったような蔦
右は通常の「蔦」。
これはどういう意味があるのかな?
延々とアップしてきた花嫁暖簾。
これで終わりかな?
あとは……。
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あとは…
の続きが気になります。
蔦の紋が日向紋と中陰紋になっているのは、気になりますね~。
どういう意味があるのかしら?
ちなみにvol4でいいなと思ったのは、御所車の花嫁のれん。
色が華やかでいいですよね~
きょうこさん>
うふ(^^)
日向紋と中陰紋については今お調べ中。
日向紋の方が格が高いのは確かなんだけど,なぜそれをわざわざ格下の中陰紋と組み合わせるのか…?
今回見たところではこの一点だけでした。
って,見てない暖簾もたくさんあるんだけどね〜。
御所車の暖簾,私も好き♪
紫に山吹色を合わせるって,すごく大胆だし,萌葱色や朱色も彩度が高くて,一見バラバラになりそうなんだけど,まとまっているのは何でかしらね。
ホントに素敵ですね~花嫁暖簾
七尾には松本さんという仲良しのキモノ屋があるのですが
僕はまだ行ったことがありません。
コレを見に一度行ってみたいですね~
ところで、この暖簾前部特注品なのでしょうか?
コレだけでも結構お金が掛かりそうです・・・
七尾に嫁入りするのは大変かも!
若゛旦那さん>
もうぜひ実物を見ていただきたいです♪
素敵ですよ〜!
前出の凛屋さんで、花嫁暖簾のパンフレットを見せていただきました。
現在ではそのようにしてあるデザインの中から発注する事も可能なようですが、もちろんオリジナルで作られる方もおいでだそうです。
昔の物はおそらくみんな一点物なのでしょうね。
ある程度のパターンに沿った物もあるようですが。
一本杉通りのおばあさまは、「着物を一枚減らしても花嫁暖簾を」とおっしゃってましたから、もうそれは大層な物入りだった事と思います(^^;;
戦時中のお話や、他所から嫁いでこられたお嫁さんのお話など、おばあさまのお話は涙なくしては聞けませんでしたよ〜(;_;)