友禅,はじめました

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投稿日:

 
最近、お稽古ごとしに京都に通っています。
染め工房 高橋徳さんの,手書き友禅染教室。
こちらの高橋徳さんでは
京友禅の老舗 千總 さんの商品を作る他,
有名ブランドのジーンズに友禅を施したり,
またまた有名ブランドのために屏風を制作したり(あのマークの屏風…!)
果ては,有名アーティストのステージ衣装も制作しているのです。
以前から、一度悠然の柄を描いてみたいなぁって思っていたのですよね。
半年間の初心者コース。
下書きから,糊置き,挿し友禅、地染めなどなど
ほぼ全ての行程を体験できます。(一部は職人さんにお願いするようです)
初日はオリエンテーション。
二回目は,作業始めで,図案の制作を。
といっても,初心者コースは、
職人さんが用意してくださった4パターンの図柄の中から
2パターンを選び,それをベースに製作していきます。
萩と桔梗の柄
大胆にデザイン化した牡丹の柄
青楓と梅の枝の柄
大きな花瓶に挿した洋花の柄
ベースになるデザイン柄をベースに
トレース台(下からライトアップできるテーブル)で、透かしながら
木炭で図案を写していきます。

これは先生の手元。
すっすっと,流れるように軽やかに,
木炭を動かして萩を描いていかれます。
奥にあるのは,完成見本。
紙がずれないように,文鎮で押さえるのですが,
文鎮!!
懐かしい…!
小学生以来じゃないかしら!?
描かれているものの前後や,リズムを考えながら
線に強弱をつけたり,ぼかしたり。
花びらや茎の成り立ち(花びらはこういう方向で描くと自然,茎はここを細くここを太く,などなど
 細かい工夫がいっぱい!)を,
事細かに説明してくださいます。

これは牡丹のお手本。
これが友禅の完成品になると…

こうなります!
うーん,イメージが全く違う!
本当は,図案の制作って,
あれこれ柄を考えながら構成していくところなんですけどね。
今回の目的は,見本の図案の構成を理解した上で,これから友禅を制作していくこと。
今回生徒さんは私を含めて三人なのですが,
同じ原画(偶然,三人とも同じ柄を選んでました)を元にしても,
三者三様,全く違う絵が出来上がったりして。

これから半年いっしょに習う,Mちゃん(私の周りには,イニシャルMの子がが多い!)。
華やかな小紋に,割烹着が決まってます。
彼女も着物好き!
しかもバリバリのアンティークファンらしい。
着物のこともいろいろ教えてもらって,
これから楽しくなりそう♪
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これはまたステキな,青楓と梅の完成品。
この柄も好きだったんだけど,
使える季節が限られるでしょう…?
そう,「使える季節」というのは…。
この教室では,制作した友禅を
いろいろなものに仕立ててくれるのです。
初心者コースで作るもののサイズでは
帯,和装バッグ,タペストリー,その他カードケースやお茶に使う小物など。
何にしようかワクワク。
それに私には密かな野望があったりして…ふふふ。

これは,地色見本。
今回のコースでは7色の中から好きな色を選んで自分で染めます。
ただし,見本の30%程度の薄い濃度になるそう。
というのは,濃くなればなるほど、ムラが目立つので,
初心者が失敗なくできる濃度に調整するとのこと。
さて、二回目からは実際に縮緬地に、絵をつけていきます。
さて、どうなることやら…。

立派な玄関の前で。
私,タスキがけに前掛けって…丁稚かい!!

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コメント コメントを追加

  1. ちびぱん より:

    めちゃめちゃ面白そうです!
    行ってみたい~
    京都・・・

  2. えすい より:

    線に強弱つけてリズム感つけるのって、ものすごく難しい作業ですね。頑張~。
    豪華で超おしゃれな友禅の褌というものを死ぬまでに一度でいいから見てみたいものですが生地が長くなさそうですね。

  3. より:

    ちびぱんさん>
    面白いですよ〜!
    疲れるけど‥(^^;;
    集中力が続かへんのよね!
    一回体験コース(骨描きまでした図案に色を挿す)もあるようですよ。
    って、リンク間違ってる(@0@)
    帰宅したら直します!

  4. 友禅のお稽古だったのですね。
    うわ~。素敵!
    挿していく色も自分で配色考えられるのかしら?
    どうなんでしょう?
    そうだったら、人によって随分印象が違うものが出来そうですよねー。

  5. 桃葉 より:

    おお~むさん、習ってはるんやね~♪
    前に高橋さんにお邪魔した際に
    絶対友禅でせめて袱紗を作りにまた来る!!と
    決意したものの、なかなか行けてません~。
    いや~何だか画像見たら
    私もしたくなってきました~。
    一日体験行こうかな~☆
    また報告お待ちしていますね。出来上がりが楽しみ!!

  6. より:

    えすいさん>
    もともと,陶器の絵付けをデザインする仕事をしていたので,
    ある程度は分かるつもりでいたのですが,
    繊の強弱はともかく,
    それが帯,着物となると構図の取り方が全く違いますね!
    生地は90センチ強の長さのものを2枚,
    それに試験布を一枚もらえるので
    ふんどしは可能かな。
    正絹のふんどしは勇気いるわ〜!

  7. より:

    きょうこさん>
    用意していただける色が、ある程度限られているので,
    全く自由な配色は難しいんです(;_;)
    でも、自分が身につけるからには!
    ある程度工夫したいなぁ…って思ったり。
    わがままな生徒で,先生にご迷惑ばかり掛けているのです。

  8. ぽん より:

    うわ~着物で友禅って、なんて風流な。
    京都に住んでいながら、こんなに素敵な時間を過ごしておりませぬ(泣)

  9. より:

    桃葉さん>
    わ〜,高橋さん行ってはったんやね〜!
    袱紗コースもいいよね。柄がステキなのばっかりやもん。
    じーっくり半年かけてやっていきます。完成するのはまだまだ先なのよ(;_;)

  10. より:

    ぽんさん>
    またあの辺りは、京都の中でも着物関係の会社が多くて
    独特な雰囲気ですよね!
    素敵…というよりは,なんか気張り過ぎて,ヘロヘロになってます〜(@0@)
    きっとお近くやし,また覗いてくださいな!

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