ヅラをかぶって,衣装を着ける 〜京都・舞妓体験

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投稿日:


<今までの舞妓体験のお話はこちら>
舞妓Haaaan!!!  〜京都で舞妓体験
さあ、白塗り開始だ! 〜京都で舞妓体験
このあと、より見苦しい画像が続きます(^^;;
また今回かなり文句タレですので、聞き苦しいかと思います。
それでもいいよって方のみ、下へお進みください。

お化粧が終わったら、自毛をばさっとおろした状態でヅラをかぶせます。
サイズがあるようで、いくつかかぶせてもらって合うモノを。
ただ自分では何が合うのか全く分かりません。
でもね、カツラがけっこう一目で見て「古い!」ってシロモノなのよ。
けっこう使い古されてるなぁって。
カツラに付けてある絞りの飾り…手絡とか結綿とかいうのかな?
(どなたかご存知の方教えてください!)
これなんか、もう色が褪せて、かなりボロボロ。
え…?これをつけるの?
なんかもう,カツラカツラしてるし…
と、ちょっとテンション急降下(-” -)
と思ったら、サイズが合わなかったらしく他のに変えてもらえた。
ちょっと一安心。
でも、どのカツラも程度の差こそあれ、
使用感がかなりあり。
ちょっと不安…。



う〜ん、お夏狂乱,って感じやわ。
いや、お夏は舞妓じゃないし。
けっこうずしっと重い!
1キロ近くあるそう。首が強くなりそうやわ。
そして半カツラなので、なんだか安定性がなくてとっても不安…(-” -)
パンツがずり落ちそうな感じ、とでもいうのかしら?<お下品っ!
それをピンでぐさぐさと留めていきます。



そのあと、自毛でカツラを覆うように、前後左右アップしていきます。
鬢付け油をつけながら、カツラになでつけるように。
カツラがかなり隠れた!そして安定感UP!
これでかなり見れるかも。
カツラってそういうモノなのかな?
でも、ショートの人はどうするの?と聞いてみると、
ベリーショートだと無理だけれど、ある程度の長さがあれば
全部鬢付け油をつけながら貼付けていくそう。
茶髪の人とか、外国のヒト(最近希望する人がけっこう増えているらしい)なんかはどうするのかしら?
と,思ったのは帰ってきてから。
聞いてみれば良かったわ。



結い上がったら,かんざしを挿して。
このあたりもう、おおわらわで。
かんざしなんかは全ておまかせ。
選べたりすると楽しいけれど、
そこまでしてたらキリがないのでしょうね。

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カツラが終わったら、隣の座敷へ。
ここで着付けをしてもらいます。
衣装などもここにおいてあるので、
どれにするのか選ぶのですが…
少なっっっっ!!
全部で12〜3着。帯は7~8本。
5人でそれから選ぶとなると…。
「ちょっと少ないね…」と、H姉さんと。
あまり選ぶ余地がない(;_;)
芸妓さんの衣装は本店から持ってきてもらった2着から選択。
本店の方だともっと置いてあるのかもね。
出来れば店選びの際に、
このあたりもチェックしてもいいんじゃないかな。
またコメントでもいただきましたが、
質的にも「こんなものかな」って言う感じです。
帯なんかは状態がかなり悪いものも。
でもまあ,この値段だし、コスプレだと思えばOKでしょう。
ここは割り切って、楽しんでしまえ♪
(あとで写真で見ると、もちろんわかる人にはわかるのでしょうが、
 けっこう誤摩化せてるモンです♪)
みんなで「どっちがいい〜?」
なんてあててみながらワイワイ相談するのは楽しい♪
黒も淡い色も迷ったけれど、
私は「もう生涯こんな色をきることはないだろうな」っていう
黄みの強い緋色を。
オレンジ色×黄緑のシトラスカラー大好きなの!
さてここからがまた大変!
となりの小さなお座敷で着付け。
そこへカツラが終わった人から,入れ替わり立ち替わり。



こっち向いて、そっち向いて、
一歩前へ、手を挙げて…
もう言われるままです。
さすがスタッフさんたちは手慣れてらっしゃる!
もうすごいスピード。
かなりしっかり締められるけれど、
不思議と苦しくない。
舞妓さんというと長く垂らしただらり結びの帯を思いますが、
お店によっては、実際に結ぶところと、付け帯のところがあるそうです。
ここでは結んでもらいました。
また,帯締め・帯揚げ・帯留めなんかは、
もうスタッフの方におまかせ。
帯締め、ベルトかって思うほど太いです。
帯留めなんて、カスタネットか!!ってくらいデカイ!
そのくらいないと、ボリューム負けするのだとか。



最後に大きなかんざしを挿して,出来上がり!
先ほど気になっていた、カツラの飾りが古い部分などは、
かんざしでほとんど隠れた状態に。よかった(^^)
あ,後ろでおっさん変身中!
おっさんって言うな!!>自分

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コメント コメントを追加

  1. きき より:

    結構、変身するのは大掛かりなんですねぇ。
    体力いりそう~。
    お腹空きませんでしたか?
    でもどんどん綺麗に変身していくのを見てるとワクワクしますねぇ。
    赤いおべべ素敵ですぅ。(憧)

  2. reiko より:

    ほんと、結構大掛かり・・・
    でも楽しそう♪
    やっぱり、やってみたいなぁ
    花魁・・・(^^;)

  3. より:

    >ききさん
    興奮していたせいか、お腹は全くすきませんでしたねぇ。
    帯もカツラも重みがあるので,後ろに引っ張られがちなので、
    写真を撮る時に姿勢はけっこうハードでした。
    翌日結構筋肉痛になったのは,ナイショナイショ…。
    親子で舞妓なんてプランもあるそうですよ。
    ヒメと一緒にいかが?

  4. おやよ より:

    頭のちりめんの飾りは「ちんころ」って言うよ。
    娘が七五三の時に母ちゃん美容院で桃割れを結って
    もらいました。その時に髪に結んでくれたの。
    で、美容院のばあちゃん先生に聞いたら、
    「これは、ちんころって言うのよ」と教えてもらったの。やっぱり、日本髪いいですね。
    今年も成人式の娘さん見てびっくり。
    みんなキャバ嬢ヘアやもんね。
    あかん、またおばさん出してしまったわ。(笑)
    でも、え〜振り袖着てる子は、多分、母親の振り袖やね。絞りとか、古典柄がやっぱり可愛いわ。
    (笑)私も自分の振り袖娘に着せます。

  5. より:

    >reikoさん
    いやー,大掛かりで大変なのはスタッフさんよ〜。
    こっちはもうナスガママやもん♪
    花魁、やっちゃえやっちゃえ!!

  6. より:

    >おやよさん
    ちんころ!なんかカワイイひびきやねぇ。
    キャバ嬢!確かに〜(^^)
    若いうちはやっぱり流行モンとか
    みんなと一緒のモノに飛びついてしまうんよねぇ。
    私もやっぱり古典的なんがいいわ(^^)

  7. ひるぎ より:

    よかったー
    筋肉痛に苦しんだのは私だけじゃなかった!(笑
    橙色のお振袖、よくお似合いでしたね

  8. より:

    >ひるぎさん
    じわーっと来ましたね…(^^;;
    幹事お疲れ様でした!&ありがとうございました。
    ひるぎさんも、淡い色の振袖よう似合ってはったわ!
    いつもと全然イメージが違うのって楽しいよね♪

  9. より:

    はじめまして。。。^^
    私も、今度・・舞妓体験をしたいと思っています。
    いろんな店があるので、悩みますね。。。
    絞りの飾りですが・・・
    前髪のところの細いのを、「ちんころ」と言います。
    トップの髷のところの太いのは「かのこ」と言います。

  10. より:

    >舞さん
    ブログ、拝見させていただきました。ものすごく詳しく調べていらっしゃるのですね!
    確かに,ピンキリの様ですね。
    私は今回トモダチまかせにして楽をさせてもらっちゃったのですが…。
    またぜひブログで写真を見せてくださいね!
    「かのこ」ですか!これですっきり!
    どうもありがとうございました。

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