藤井絞さんにお邪魔したお話、続き。
「金麦」のCMで、檀れいさんが着た絞りの浴衣の会社へ 〜藤井絞>
絞りの世界も奥深い。
こんな絞りを見せていただきました。
細かい細かいプリーツに、
細い色の縞。
その縞の中に、さらに細い縞が…!
このあと、このプリーツはある程度延ばされるのですが、
この陰影の美しさに、思わずこのまま身に纏いたいと思ってしまったわ!
イッセイ・ミヤケのプリーツ、ヴェネツィアのフォルチュニーのプリーツとは
また違った美しさ。
この絞りはナニ!?
いったいどうやったらこんな絞りが!?
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藤井さん、何も知らんシロートの質問にも、
丁寧に丁寧に応えて下さいます。
これは、「竜巻絞り(たつまきしぼり)」というのだそう。
なんと、大胆な名前!
いきなり、座敷に登場したのは、ホースの束!?
と思いきや、これが竜巻絞りの行程なのです。
細かく、プリーツに畳まれた生地を、
白いホース状のもの(芯のまわりに、水の滲みないビニールテープをぐるぐる巻きにしてありました)に、
きっちりと巻き付けていきます。
その上に
さらにきっちりと、糸を巻き付けていきます。
この糸が、縞の中のさらに細い縞になるのだそう。
どういう風に巻き付けるかで、柄が違ってきます。
気が遠くなりそうな、緻密な作業…!
浴衣だけでなく、
たくさんの、技術の粋をこらして創られた着物たちを見せていただきました。
緻密な緻密な絞りの、訪問着や小紋、帯たち。
それはもう、夢のようなひと時でした(*^^*)
ありがとうございました!>藤井さん
ああ、そして今も私の頭のなかは物欲がぐるぐるぐるぐる…(@0@)
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