この夏休み、家のことやらなんやらで遠出をあきらめ。
かわりに?近場で最近お邪魔で来てないお店を巡ることに。
そういえばこのごろお邪魔で来てない,鈴蘭台のビストロ・ピエール。
これはぜひ行かねば!
この日はランチでおまかせのコースを(事前に要予約)。
さすがピエール、しょっぱなから飛ばします!
このアンティパストだけでどれだけ呑めちゃうかと思うと…♪
まずは、ハム・サラミ類がてんこもり。
ベーコンの窯焼き(ベーコンを丸く巻いて加熱している)
南イタリアのサラミ・スピアナータ(唐辛子が入ったピリ辛風味)
北イタリアの生ハム・スペック(生の豚肉を燻製したあと熟成させたもの)
トスカーナの黒トリュフのサラミ
マルケのサラミ・ファブリアーノ(脂を少し多く使ったサラミ)
パンを使ったアンティパストが三種
ポンディケージョ(キャッサバの澱粉とチーズをあわせて焼いた自家製 グリュイエールチーズを合わせて)
クロスティーニ・鶏のレバーとハムをペーストに
揚げパン タラモ(ギリシャ風のポテトサラダ・タラコとレモンオイル)とイクラを乗せて
カプレーゼ(小さなモッツァレラは水牛のポッチーニ)
海老のマリネ(バルサミコとオレンジのヴィネガーとレモンオイルで)
香ばしいパンといっしょに♪
ワインは、今日は一本かな?と、最初から最後まで通せそうなワインをおススメしていただきました。
4銘柄ほどお持ちいただいたのですが、
Terre Margaritelli Greco di Renabianca 2011
テッレ・マルガリテッリ グレコ・ディ・レナビアンカ
ちょっと残る苦み、との説明に惹かれてこのコに決定♪
さて次はパスタ。
パスタは二種類。
海藻たっぷりのタリオリーニは冷製で。
ツルツルッと喉越し良くひんやり〜♪
そして自家製手打ちのタリアテッレはジェノベーゼで。もっちもち!
緑鮮やかな金針菜とホクホクのジャガイモがたっぷり。
イサキのパン粉焼き
カポナータと、最近シェフが凝っているタプナードを添えて
タプナードというのは南フランスで、通常ブラックオリーブ・アンチョビ・ケッパーなどで作られるペースト。
シェフは、グリーンオリーブとグリーンマスタード(香草のペースト的なもの、ちょっと酸味がある)で作っているのだそう。
これ美味しい!これ嘗めながら呑めるわ!
鴨の胸肉のロースト
ああ、濃厚なソースが美味しい!
そして、こんだけいただいたあとでも、やっぱりデザート別腹!
青リンゴの入ったパンナコッタ ソースは西瓜をベースにしたエスプーマ(裏ごしした西瓜を煮詰めて煮詰めて、西瓜の味はぼんやりしているのでなかなか決まらずにしょうことなしに1/10くらいまでに煮詰めたあとエスプーマにした、などとおっしゃってましたが絶妙な甘さと爽やかさでした!)
バナナとフランス産イチジク(赤いヤツ)のソルベ
ラム酒風味のチーズケーキ
さらにこちら、「哀しいデザート」などとおっしゃるのですが(^^;;
松の実とピスタチオのタルトキャラメルのレシピをあれこれ工夫しているうちにヌガーのような状態に、柔らかくてカット出来なくなってしまったそう。
そこで細かく砕いたそうなのですが、これがまた絶妙なお味と口当たり。
食後のエスプレッソと共にいただきました♪
そして食後のお楽しみと言えば…!
食後酒♪
2銘柄を
La Vuassa di Papa Marcel
ヴァッサ・ディ・パパ・マルセル
ボトルの中にぶっとい枝入ってますが、これはシナモン。
いつもよく目にしてるのは、樹皮だけなんですね。
ベースはグラッパ、松の実・シナモン・アニスなどが入ったスパイシーなガツン!と来る野趣溢れる味。
Grappa Amarone Riserva Barrique Bertani
グラッパ・アマローネ・リゼルヴァ・バリック・ベルターニ
三ヶ月陰干しされた葡萄を使って造られる同社のアマローネ。その搾り滓から造られたグラッパをオークダルで熟成したもの。
実は一昨年のイタリア旅行で、このベルターニ社に見学でお邪魔したのです。
嬉しくなって私はこちらをセレクト。
繊細な味、とのことでしたがものすごーく美味しかったです♪ああ、シロウトな感想でごめんなさい。
というわけで、今回も恐ろしいほど大満足なビストロ・ピエール。
着物好きなマダムと,いろいろおしゃべり出来るのも楽しい!
シェフのお料理とお酒にまつわるおハナシも楽しすぎて、ついつい長居してしまいます。
ごちそうさまでした!
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ビストロ ピエール
078-593-9111
神戸市北区鈴蘭台北町4-1-10
11:30~14:00 (LO)
18:00~20:00 (LO)
定休日:月曜、第1,3日曜
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