あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
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さて、なんとか本丸登頂を果たしたあと。
▲ コノママオリル
▲ アサジイケマデイク
さてどうする…???
このまま東へ降りると、堀切(防御のため尾根を分断するために堀った堀、お堀というと水を張ったお堀を想像するけれど、中世の山城では水を張らない空堀だった)や、波多野氏のお姫様、朝路姫が入水自殺したという朝地池があります。
見てみたい、でも一旦登ったものを降りるというのは、すごく心理抵抗がある!!!
だってまたもう一回本丸まで登ってから下山しないとイケナイんだもん!!
これが通常のお遊びだったら、ここで「今日はいいやー!」とかなんとか、速攻降りてるね。
でも、今日はブログで報告するという責任がある。
というわけで、とりあえず朝地池まで降りることに。
もう、自分で自分を褒めてあげたいわ。
というわけで、登ってきた方角とは反対側へ降ります。イヤだけど降ります。
蔵屋敷跡(兵糧庫)を通り抜け。
なだらかな下り道、楽なんだけど、このあとまた登らないとイケナイことを思うと腹が立つ。
池東番所跡を通り抜け。
水場を守っていた番所、朝地池まではもう少し!
ここでいきなり道が分岐する。
今まで一本道を来たし、手持ちの資料にはこんな分岐点がない。
困った!!
でも、方角的には野々垣コースなはず。
というわけで、まずはそちらへ。ところが、
道が細く、けっこうな下り坂の山道にも関わらず、今までのような階段もなくなってしまったので「道が違う?」と不安に。
その細い道に、天候が荒れたあとだからか、やたらに枯れ木などが積もっているのも不安を煽る…
と。
なんか見えた!あれは!?
朝路池だ!!
八上城の水場。
こんな山の上では井戸を掘る訳にもいかない、水の確保は大変だったことでしょう。
ここで朝路池にまつわる、朝路姫の伝説。
波多野秀治には朝路姫という美しい娘がおりました。
波多野秀治が安土城で非業の死を遂げ八上城が落城したとき、
朝路姫は世をはかなんで、
どっぽーーーーん!!
ここで素朴な疑問。
現在の朝路池。
石垣で周囲を囲ったしっかりした作りですが、
とてもヒトが身を投げられる大きさとは思えない…orz
それとも当時はもっと大きかったのか!?深かったのか!?
それとも、ヒトは膝まで水があれば溺れるともいうから、朝路姫は根性で入水を遂げたのか!?
非常に興味があるところです。
でも、この朝路姫の伝説は、後世の創作との説もあります。
峻険な山のお城に、悲劇のお殿様とお姫様、隠し財宝…。
史実じゃないかも、と思っていても今なお魅力的な八上城の伝説の数々。
さて、八上城登山のおハナシはここまで。
あとちょっと番外編など。ハナシ、長っっっっっ!!
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