あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
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さて、篠山城。
山から下りて、大急ぎで向かったのは、こんなイベントでした。
地元の鳳鳴高校 茶道部のみなさんが、篠山城大書院にてお茶を振る舞ってくださるとのこと。
これは素敵!と、この日を旅行に選んだのでした。
でも暑さに負けて、キモノは紬でしかも麻です。ごめんなさい。
篠山城大書院は、残念なことに昭和の初めに消失してしまったのですが、平成12年に再建された、まだまだ新しい建物です。
大書院内をゆっくり回るのはあとにして、まずは孔雀の間へ。
緋毛氈が目にも鮮やかな孔雀の間。
孔雀のお軸が掛けられています。
さて、鳳鳴高校 茶道部のみなさんによる「お抹茶でおもてなし」スタート♪
みなさん、制服姿でした。
なんだか初々しくてドキドキするわ!
喰いしん坊オットなんて、あまりにも爽やかで可愛らしいお嬢さんたちに目がキョドッてましたわ。
恥ずかしがって、伏し目がち…(^^;;
※茶道部のみなさんのお写真は、顧問の先生に「顔がわからないようにしてもらえれば」と、掲載のご了承をいただきました。ありがとうございます!
どんなテーマにするか、お道具は、などなど生徒たちがみんな自分たちで考えるのだそうです。
この日は、中秋の名月,かぐや姫の物語をお題に。
かぐや姫のお話から始まり、お道具の説明などなど、一生懸命に説明してくれます。
なんだか、年を取ったなぁって思うわー。
もう、みんな一生懸命で可愛くて甘酸っぱくて、もう涙でそう。
自分に娘がいたらこんな感じなのかしら!?
お軸は孔雀の間にちなんだ「孔雀」
水差しは「青竹」、竹取りの翁をイメージして
茶杓は「富士」、帝がかぐや姫からもらった手紙と不老不死の妙薬を、富士山の上で焼いたことから
主茶碗は「望月」
釜は「火ねずみの皮衣」
平棗は「月明かり」
建水は「竜の首の珠」
最後に一つ問題を。
「今日のお道具の中に、ひとつ輝く竹があります。探してみてください」
お菓子は蒸菓子。
これがとっても美味しかったの!
中がしっとり栗餡。季節やわ。
でも、これがもううっかりしたことにお店と銘を控え忘れた(><)
お点前頂戴いたします。
喰いしん坊オット,ドキドキ(^^)
お腹ぺこぺこなところへ、お茶とお菓子の甘さが沁みるわ…!
美味しくいただきました。
お作法なってなくて、お見苦しいところをお見せしてごめんなさい!
部員のみなさん、入れ替わり立ち替わり流れるような立ち居振る舞い。
ところで、すまん、女子高生たち…
もうええ年なので、こんな広いお座敷ではどのお道具に「輝く竹」が隠されてるのかなんて、よう見えませんのや…orz
という訳で、教えてもらった答えは
蓋置でした!
見えるかーい(^^;;
でも、楽しい趣向でした♪
写真、送りますね♪
素敵なおもてなしをどうもありがとうございました。
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