神前奉納庖丁式のお話、続き

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と言う訳で、庖丁式続き。

神社の境内にある、こちら神楽殿で行われます。
場所をとって、しばし待つ。

今回庖丁式を執り行うのは、神戸四條姫井会の方々。
庖丁人 神戸道場会頭 姫井隆之氏
持ち出し 錬氏 安藤裕一氏
いろんな流派があるのですね。
四條流庖丁道は、平安時代に光孝天皇の命により庖丁式を定めたという藤原山蔭を祖とする流派だそうです。
ではそもそも、庖丁式とは何ぞや。
四條流のサイトによると、
「年頭や慶事の際に庖丁の型を披露する儀式」
「その初めは殿上人や大名が 賓客を歓待する意味で、主人みずから庖丁をとって、その庖丁ぶりを見せ、
 その切ったものを お抱えの料理人に調理させて賓客に供したことからはじまったもの」
「『四條流庖丁書』という書物によりますと、四条中納言藤原朝臣山蔭卿が、鯉の庖丁をしたことから、
 庖丁の儀式の切形がはじまった」
とのこと。
しかしながら、実際の庖丁式の段取や流れなどは、いろんなサイトをみたのですがあまり詳細は載っていない…。
なので、実際にみた庖丁式の行動や所作の一つ一つの意味は今一話からないのが残念。
それもそのはず、儀式の内容は、流派内の一部の人間で受け継がれる秘伝・秘事として取り扱われているとの話も。
そりゃ、インターネットにほいほいとは書けませんよねぇ。
なので、ものすごくあやふやな理解のまま、まずは画像をアップしていくことにします。

「持ち出し」の安藤氏が、清々しい白木の三方に道具を乗せて登場。
神楽殿は数段高くなっているので、手元がよく見えないのが残念。
どうやら、庖丁、素焼きの器に魚が乗っている様子。
烏帽子、直垂、袴の装束が素敵!

「庖丁人」の姫井氏の手には、緑の…多分、榊かな?
そして、

神主さん(であってるかな?)が登場。
神楽殿に設えた祭壇に祝詞を奏上。

その後、道具の一つ一つに大幣(おおぬさ)を振って。
儀式が続きます。

ところで、この大幣(おおぬさ)。
神道ではたびたび登場する道具なので、目にする機会も多いのでは?
この大幣が、このあとの撮影をことごとく邪魔しようとは、このとき気づく由もなかった…orz

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