まだまだ食べるよ、世界一辛い料理「ブータン料理」を限界まで食べる会 〜海月食堂

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世界一辛い料理「ブータン料理」を限界まで食べる会・続きの続き。

Puta プタ/ブータン蕎麦
説明文を控え忘れました…orz
先に登場した、Khue-le クレ/蕎麦粉のパンケーキと同じく、ブムタン地方のお料理とのこと。
今回は日本のお蕎麦を使われていたようですが、現地では日本のように薄く延ばした生地を細長く切るのではなく、練った生地を穴のあいた型から押し出すところてん方式で作るのだそうな。
その分、太くてぶちぶち切れる短い形のよう。
そうそう、ちょうどタイムリーにTBSでやっていた「ONE ASIA アジア麺ロードを行く」という番組でこのお蕎麦が紹介されていたわ!
葉山奨之さんという俳優がブータンのハという村を訪れて、実際に蕎麦を作ってみると言うもの。
番組では「プッタ」と紹介されてました。
玉子(現地では特別なときに入れるらしい)、チーズなどが入って、これはあまり辛くなく塩分も控えめ。

おにぎり登場!
ブータンは米食が中心。
ブムタン地方などの標高が高い土地でも近年は流通が発達して、お米が食べられるようになっているとのこと。
そして赤米が好まれるということで、この日も赤米の入ったおにぎり。凝り性ね!
このお米、Mシェフのご実家で作られたお米とのこと。
以前、ウチもご実家からお米をお取り寄せさせていただいたことがあるのですが、とてもおいしいお米でした!

ドロム・ダツィ/茄子のチーズ煮込み
一見、何かよくわからないのですが、これなんと干したお茄子!
干し肉のときにも書いたのですが、ブータンはいろんな食材を干して保存するのが盛んなのだそうな。
気候が厳しく、乾燥した高地では食品を保存するために、肉でも野菜でも、果てはチーズまでも干しちゃうんだそうです。
干しチーズ、食べてみたい…。
画像にも写っているように、ふんだんに赤と青の唐辛子が使われているので、辛い!のですが、この干し茄子のグニグニとした独特の食感と旨味で、なんともいえない美味しさ!
これはご飯に乗っけたい。

ブータン名物、秋刀魚とハモの天ぷら…うそ。
和食料理人による、絶品な天ぷらでした♪

さてさて、この日はこんなものを持ち込みました。
ヘチマ。
沖縄大好き我が家では、ナーベーラー(ヘチマ)を夏の間これでもかってほど常食しております。
とあるところで栽培しているので手に入るようになったのですが、関西でも普通に売っていたらいいのにな〜!
関西の人はヘチマ=たわしって感覚で、食べないのよね。
ブータンでもヘチマタワシを使うそう。
そして、食用にもするのだとか。
というわけで、

Phaksha Paa パクシャ・パー/豚肉と大根の煮込み
家庭料理
ブータンでは脂身がご馳走
こちらのお料理に、ヘチマも忍び込ませていただきました。
甘辛くて美味しい!
日本のお惣菜といっても違和感ないかも。
ただし、日本のお惣菜の甘辛い、に辛・辛・辛と足したくらい。
豚の脂が野菜にようしゅんで美味しいのよねー。
ちなみにこちらは、豚の生肉を使用。(干し豚肉は後出)

ブータン名物…ってもういいって!
こちらはハモの炙り。
ああ、美味しい!

Phaksha Sikam Paa パクシャ・スイッカム・パー/干し豚肉の煮込み
調理の際、シューと音がするまで煮込むのが美味しく作るコツ
こちらは先ほどのPhaksha Paa パクシャ・パー/豚肉と大根の煮込みに対して、干し豚肉を使用したお料理。
豚肉の旨味が違うわ!そして甘味が強く、味が全体的に濃い。
ご飯!ご飯!
(この時点で、喰いしん坊オットはご飯を四杯食べていた…!)

Nya Tshoe ニジマスと生姜の煮込み
ブータンでは魚料理は骨折を早く治す効果があると信じられています
高齢者や妊婦さんに人気があるのですが、普段はあまり食べません
(釣りには許可が必要なため)
ブータンは海なし国ですが、大きな河も湖もあるのに、釣りが禁止。
ブータンへのツアー会社の説明なんかを見ると、事前に許可青申請してくれるようですね。
でも生き餌は禁止なのだとか。
これは敬虔な仏教徒の国で殺生を嫌うから、と説明されているのですが、じゃあお肉は?ともききたくなります(^^;;
その国その国によって細かい規範違うのでしょうね。
見た目はもりもりと唐辛子入ってますが、もうこの程度では辛いとは感じなくなってきたわ…。
あっさり味です。

何か見慣れた炒り卵のようなの、来たー!!
Gongdo Tshoem ゴンド・ツェム/卵カレー
子供に人気のある最速メニュー
子供に人気ですか、そうですか…って、辛いよけっこう!!
しかも細かく刻んだ青唐と、さらに細かい赤唐は分離不可能。
こうしてブータンの子供たちは小さいころから鍛えられていくのね!?
この辛さがなければ、本当に馴染みあるあの炒り卵の味です。

お料理に使っていた自家製干し肉をいただきました。
これだけで、何もしなくても旨い。酒のアテね。

脂ノリノリのさんまの炙りをいただきながら、のんびりと呑む。
ああ、今日も美味しくいただきました!

こちらは、Mシェフ製のカプセ。
この素朴な甘さでお口のひりひりを癒しながら…

〆は、バターティー。
名前そのまんま、カルピスバターたっぷり入った紅茶。
現地ではスジャと呼ぶらしい。
しょっぱい!紅茶なのに、しょっぱい!!
なんだろう、慣れていないので違和感ありありですが、スープだと思うと美味しい。
異文化を体験した気分になりましたわ。
貴重な機会をありがとうございました!>Mシェフ、和食料理人さん
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海月食堂(くらげしょくどう)
神戸市中央区相生町4丁目8-12
078ー361ー1858
12:00~14:00(lo13:45)
17:00~24:00(lo23:30)
定休日:木曜日
※ちなみに、海月食堂は中華のお店です。
 普段はブータン料理はおいてません。
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