色とりどりの鳥たちの訪問着 〜邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲ

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しばらく間があいてしまいました。
ちょっとひどい気管支炎を患ってしまって…。
なんとかちょっと復活したかな。
さて、ようやく最後が見えつつある邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲのおハナシ。
あくまでシロウトの感想なので、ゆるく読み飛ばしてくださいませ。
今までの日記はこちら>
今ごろ…と言われそうですが、邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲ
スイートロマンティックコーデ
チェックやらお花畑やら、スイートロマンティックコーデ
マリンからアールデコやら、蜻蛉まで。時代の先を行く着物たち
極彩色やら、紫陽花やら。時代の先を行く着物たち
【イラスト】ピアノからdanceまで。時代の先を行く着物たち
メルヘンな着物、テーブルウェアの帯、鴉の帯。
リボン刺繍のチューリップやら、日本刺繍の金魚やら
薔薇や百合の大胆な帯たち
ああ、もう私が○十年若かったらこれ着たい〜〜!!」と身悶えした振袖
藤、帆船、花薬玉の訪問着
「技」と題されたお部屋の次は、「魅惑の香り」と題されたお部屋へ。
この部屋は、パンフレットからの引用によると、
「スイートロマンティックを即効性の魅力とするならば、これらの着物は遅効性の毒といえましょう。何となく含みがある。数秒の余韻がある。遅効性の毒にはクセになるような魔力があるのです。いつでも誰でも好むものではないけれど、一旦毒されてしまうとやめられない、そんな着物を集めました。」
そういうの大好き!

色とりどりの鳥がいっぱい!
「鳥尽くしの単衣訪問着に白い鸚鵡の帯」
パンフレットによると、鳥は全部で45羽いるのだそうな。

ターコイズブルーの帯、お太鼓には真っ白な鸚鵡が。
色の対比が鮮やか。

かわいい〜〜〜〜〜!こんな帯欲しい!と身悶えしてしまったわ。

鳥たちは染めで描かれていますが、部分部分に刺繍を施されているという凝りよう。
周りをくるくると回って眺めていると、角度によって刺繍がきらりと光ってまた素敵。
所々にちりばめられた丸いシルエットは、漆や銀糸で萩の葉を織り出しているんだそうな。
なぜ鳥に萩なんだろう?
それにしてもこの部屋で写真を撮るのは難しかったわ!
大きな窓から入ってくる夕方近くの日差しは青みがかり、邸内の灯りは黄色みの強い白熱灯。
光源の色味が混在するのが悩ましい。

まさにTHE☆アンティーク!なマゼンダピンクが目を惹くこちらの着物は、「紅葉葵の訪問着に蝶の染め帯」

大胆な渦巻がインパクト大ですが、この渦巻、漆糸で織り出されています。
角度を変えてみると、キラキラと。
紅葉葵にも金糸の駒刺繍が施されていて、ホントに凝ってる!

後衿の所に大きく渦巻きが入っている仕立てにもぐっとくるわ!
後ろ姿、かっこよかったろうなぁ。
淡いブルーとピンクに染め分けられた帯は、撫子と蝶の柄。
残念ながら写真で上手い事色が出ていない…。
一枚目、二枚目の画像の方が色が近いです。

先ほど隣に写っていた「クレマチスの単衣訪問着に二種の花が咲き誇る織り帯」
帯は、なかなか面白い造形の「トケイソウ」と「ダリア」。
この訪問着、ずずずいっと近寄ってみるとかなり凝っていることがわかります。

銀糸や漆がアールデコ調の柄に織り込まれている生地。
クレマチスの花は、絞り(これがまた超絶好み!!)と染め(点描風!!)と、さらに刺繍で表現。
あまりの凝りように、はぁぁぁーーーー、と思わずため息。
さて、あともうちょっと!続く。

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