さて、何しに高槻へ行ったかといいますと。
食いしん坊オットはここしばらく、俳句にハマっておりましてね。とはいっても、TV番組の「プレバト」の1コーナー、俳人・夏井いつき先生のコーナーでハマってしまった、にわかなのですがw
それ以来、季語を調べるために歳時記を買い、夏井先生のラジオ番組を聴くために有料チャンネルの契約までしているほど。そしてぼちぼちと自分でも詠んでいるような…。
そんな中、大阪の高槻で夏井先生の句会ライブが開催されるという情報を耳にしまして、それはぜひ参加してみたい!!!と申し込んだのでした。という訳で、何年ぶりかの高槻です。案外近いのに、案外行かない街・高槻。
ちなみに、今回の主催は「公益財団法人 ソロプチミスト日本財団」。勉強不足で初めてお聞きした名前だったのですが、国際的にさまざまな奉仕活動を行なっているボランティア団体なのですね。その高槻支部が今年20周年を迎えられ、その記念行事の一つとしてこの会が開催されたとのこと。
申し込みをする際に「会員ではないのですが参加はできますか?」とお尋ねしたところ、心良くOKしてくださいました。当日は、会員の方の会員でない方も600名集まったというのですから驚き!夏井先生、大人気ね!!!
ちなみに…今回開催されたのは「句会ライブ」。そう講演会ではなく、ライブ。夏井先生ご自身が「夏井いつきが面白いのは句会ライブだ!」と言い切る句会ライブ。
一体どんな内容なんだろう!?ドキドキしながら、スタート。
「俳句って何!?」「季語って何?」「五七五って何?」「どんな季語があるの?」
夏井先生の軽妙な語り口で、俳句のいろはを面白楽しく教えてもらえます。
「日本語が話せる人なら、誰でも簡単に俳句が造れる技をお伝えして、今日ここにいる人全員を俳人にしてお帰しします」とおっしゃる。先生のライフワークである「俳句の種まき運動」なんだそうな。
TVでは超☆辛口な批評でコワモテなイメージのある夏井先生、実際いろんな講演や句会では主催者の方から「TVでやるようにビシバシと添削してください!」なんてリクエストされるそうですが、「決して添削はしません!」とおっしゃるそう。公衆の面前で添削なんかしたら、その方は二度と立ち上がれないかもしれない…!とのこと。
実際会場では、俳句についていろんなネタをふりながら客席にマイクを向け、いろんな意見を拾い上げても決して否定せず、面白楽しく盛り上げてくださって。そのうちなんだか私にも俳句詠めちゃうかも!?なんて思っちゃうから不思議。
そして、本当にシロウト、俳句の山のホントのホントに裾野にいる「チーム☆すその(と命名)」に俳句の初歩の初歩を教えたところで、いざ実践。
参加者全員、入場の際に手渡された短冊形の細長い紙に、各自俳句を書いて提出するのです。
テーマは「今まで生きてきて、ちょっとうれしかったこと、ちょっと悲しかったこと」。これ、ある意味がありましてね。というのは、今回会場には私や食いしん坊オットのような、シロートもシロート、裾野も裾野な人間もおりますが、中には「俳句ウン十年!」「他にもいろんな所に俳句を投稿してます!」なんて方もいらっしゃる訳で。そんな方々はこの句会ライブに来るにあたって、「俳句を詠まされるかもしれない」と予想して、渾身の一句を用意していらっしゃったりすることが実際あるのだそうです。
そんな句に、チーム☆すそのは対抗できない!いや、対抗しなくてもいいだろう…と思ったら、なんと優秀者には商品があるんですって。そら、燃えますわな。
そこでみんなに平等にチャンスを与えるために、この場で、いきなりテーマを発表されたのでした。
制作時間は5分。その後、600人のいる会場をスタッフの方々が駆け回って用紙を回収。そしてみんなはしばらく休憩時間、夏井先生とアシスタントという名のご主人!は、大急ぎで俳句の選別にかかられます。
休憩タイム&ほとんど撮影タイム。参加者のみなさん、夏井先生の様子に興味津々!
だって、短冊を繰る手がものすごーく早いんだもの!!あんなスピードで読めるの!?判断できるの!?ってくらい。
後で先生曰く「良い句は、文字が立ち上がってくる」のだそう。
先生曰く「アシスタントという名の夫」であるご主人、有名なCMプロデューサーだった方。
ご自身も俳人でいらっしゃるご主人、定年退職されたあと夏井先生を支えてらっしゃるようすを以前TVで取り上げられていました。
さて休憩の後、参加者の句が発表されます。どきどき。
思いの外長くなったので続きます。
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