第二幕目は、
「国訛嫩笈摺(くになまりふたばのおいずる)」の「どんどろ大師の場」。
通称「どんどろ」と呼ばれているとのことです。
この辺は予習して行ったのね(^^)
どんどろというのは、この場面の舞台となっている
弘法大師を祀っている大坂上本町の寺院の通称。
大阪の上本町が舞台と聴いて、親しみがましますわ。
尼さん2人が登場し
(前で帯を結び、背中にちょこんとお弁当を背たろうているのが、
おばあちゃんなんやけど、可愛かったわ。)
コメディチックなやりとりがあり。
そこへ、上村吉弥さん演じるお弓さんが登場。
お弓さんは、町人の女房らしく、縞の地味な着物。
でも、くすんだ渋い紫の半衿や黒い掛け襟がなんだかすごい粋で、
ただ者ではナイ感。
かっこええわぁ。
でも上村吉弥さん、顔デカイ!
いや、インパクトが強いと言うべきか。
そうお弓さんは実は武家の奥方で、
夫は紛失した主家の重宝探索のため、盗賊をしているらしい。
そのため、娘を地元において出てきているらしいのだけれど…
そこへ、上村吉太朗クン演じる、お鶴ちゃん登場!
この吉太郎クンが、とにかくカワイイ!
まんまるほっぺたがプニプニで、
声が澄んでるボーイソプラノで!
一緒に行った歌舞伎通のMちゃんによると、
この吉太朗クン、上方歌舞伎界で20数年ぶりに採った、部屋子さんだそう。
小学校三年にして、進路を決心するなんてすごいわ。
この吉太朗クンが、「ア〜イ〜」とお返事したり、
首を振りながら「ア、ア、ア〜〜〜〜」と泣き崩れたりするのが
もう可愛くてたまらない!
MちゃんとSちゃんと三人で、
この舞台の後すっとマネし続けてしまったのでした(^^;;
お弓さんはこのお鶴ちゃんが自分の実の娘であることに気がつくんやけど、
盗賊をしている身では、そんなこと言い出せない。
もし捕まったら、お鶴ちゃんの身にも罪が及ぶ。
ここから、涙・涙・涙…のシーンが続いて。
義太夫の声と、三味線の響きが
もう、これでもかってほど、盛り上げます。
義太夫の身をしぼるような声と、
吉弥さんの悲しみに悶える演技、
吉太朗クンの可憐さに、
ついほろりと涙が…
あと、義太夫さんが乗れば乗るほど、
顔から頭から真っ赤っかになって、
倒れてしまうのではないかとハラハラしました>アホ
お弓さんは、いったんはお鶴ちゃんを見送るんやけど、
ここで別れたらもう二度と会えない!
と、やはり後を追って行く…
という終わりでした。
ああ、説明長くてごめん。
でもホントに良かったわ〜。
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さて、この日は冷えることを見越して
コイツを履いて行きました(^^)
寒いときの、ゴマちゃん草履>
夏のセールで買ってから約一年半、熟成に熟成を重ねて(?)の登場です!
もう、あったかいのなんのって。大満足やわ。
この日の南座、着物の方がとっても多かったです。
訪問着や色無地に、華やかな帯を締めた正装の方から、
小紋や銘仙、さらにもっとぐっとくだけた着物姿の方まで。
男性の着物姿の方も多かった!
明らかにシロウトさんではないな!という、
ものすごくラフなんやけど、
かっこ良くて目が離せない!という年配の方まで…(*^^*)
たくさんの着物姿を観ることができて、ガンプクでした☆
私は、泥大島に更紗の帯で。
あっさり、ちょっとそこまで(じゃないけどね)コーデで。
この大島、
じっと見るとチョウチョが乱舞。
そしてこの更紗、
じっとみると、変なおサカナが乱舞?
大島は最旦館ケイコさんで、帯はkimono風雅舎さんでいただいたお気にい入りです♪
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あざらし~~~~いいなぁいいなぁ。
よだれがっ。
履いた姿もモコモコしてカワイイです。カジュアルな着物にはバッチリですね。
アザラシいいなぁ~
あったかそう…
濡れてもOKなのかしら??
>ぽんさん
そういえば、ブログに書いてはったよね!
ぽんさんとこのあまりのコメントの多さにビビって、未だ書けない私(^^;;
これから冬物セールになるから、
狙い目ですよ!
私なんて真夏に買いましたもの〜。
>reikoさん
お疲れ様でした!楽しかったわ〜。
お店の方によると、
アザラシの毛は水に強く、弾くそうなんやけど
(じゃないと海で泳げないもんね!?)
台とか、他の部分はどうなの?
わざわざ試すのはイヤ〜、という気分です。
雨用には、カワイイショート丈の長靴が欲しいな!
コーティングした地下足袋でもよいかも。
こんにちは。
突然で申し訳在りませんが
歌舞伎柄の着物を作ったので
トラックバック打たせていただいて
宜しいでしょうか?
>きものたはらさん
歌舞伎柄の着物、大胆で良いですね!ぜひサイトを拝見したいと思います。
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その旨ご了承ください。