大学のホールでは、
狂言に使用される衣装や小道具の展示も。
コレがまた素晴らしいのだわ。
これは太郎冠者(お殿様や主人に仕える使用人の役・多くの演目に登場)の衣装、着付。
太郎冠者はたいてい格子の衣装を身に着けるらしい。
チェックとオレンジの組み合わせがすごくカワイイ!
このまま着てみたい!
…ただ残念ながら、袴を着用するので
オレンジの部分は見えません。
狂言袴に,肩衣。
袴は宝丸紋。
太郎冠者は使用人で動きが多いので、
短くタイトな袴なのだとか。
そして肩衣は大胆な衣装が多い!
この日の演目でも、
巨大なトンボが背中一面に一匹、ばーんと描いてあったり。
あーあのトンボは着てみたかったわ…
さらに足元も…
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ストライプの足袋、欲しい!
これは狂言足袋。
その昔、能楽師は鹿革を白く仕立てた上等で高価な白足袋を履いていたそう。
一方、狂言師は一段低く見られていたので、
茶色のままの鹿革の足袋を履いていたのだそう。
その名残で、黄色と白の縞の足袋を今でも履いているのだとか。
手前のは、腰帯。
さて,コレを全て着用すると…
こんな感じ!
そして、演者さんはずっとこの、腰を落とした体勢です。
そしてこんなものも。
天冠。
「菓争」で使われる、橘の精が頭にかぶる冠。
このお面は「嘯吹(うそふき)」と呼ばれる、
ひょっとこのように口を尖らせたお面で、
動植物などの精霊に用いられるのだとか。
(もちろん例外もあるらしい)
この日は、蚊の精がこのお面でした。
とても興味深い展示、
もっといろいろ見てみたい!
パンフレット(コレがまた遊びココロ満載でいいのだ!)いただいて、
サインもお願いした♪
茂山茂さんと一緒に♪
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