さて、富山のおわら風の盆。
最初に遭遇した踊りは、東町でしたが、
あまりの人の多さに圧倒されて、落ち着いてみることができず…(;_;)
そのまま、趣きある諏訪町の方へと移動していったのでした。
街角をあちこち写真を撮りながら、のんびり歩いていると、
玄関を開け放った昔ながらの造りのお家の中から、何やら三味線の音。
様子をうかがうと、どうやら地方の方々が、
談笑しながら三味線をつま弾いている模様。
今からちょうど踊るので、よかったらどうぞどうぞ…と声をかけていただき、
おそるおそるのぞくと、
そこは、吹き抜けになった大きな空間に、囲炉裏のあるとてもステキなお家。
(公の施設のようなものなのか?最後まで分からずじまい)
奥のお座敷では宴会中、そして手前の座敷では、地方さんや踊り子さんが、
なにやらスタンバッておられたのでした。
手前の土間には、観光客の方々が数人、
上がりかまちに腰をかけて、かぶりつきで踊りを見せていただけることに♪
気がつけば、土間から玄関から、観光客でいっぱいに!
準備に余念のない、粋なおにいさん。
あとで休憩されている時にお話しを聞くと、
20年ほど前は現役で踊ってらしたのだそう。
え!とても若々しくてステキな方だったので、
20年前とお聞きしてビックリしたわ!
保存会の各支部の代表として踊る人たちは、
例えば、25歳未満の未婚女性などと決まりがあるそう。
そして現役を引退されても、
今は、こうして好きな方々で集まって踊ってらっしゃるそうな。
音合わせ中の地方さんに、
踊り子さんたち。
華やかなピンクの着物に、柳の緑が鮮やか。
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突然始まる…!
ゆるゆる響く、歌と三味線の音色に、
流れるような優雅な踊りに、
なんだかうっとりとトランス状態…
衣装の違う踊り子さんたちもやって来て
(違う会の方々らしい。
笠を目深にかぶっているので、お互い誰か分からなかったのかな?
顔をのぞいて「あら、○○さん!」と挨拶をしていたのが面白かったわ(^^))
自然に踊りに加わって。
目の覚めるような朱色に、
黄金の実りをつけた稲穂の着物がステキ。
まだまだ続きます。
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