山城なのだから、ウェルカムな立地なハズがない… 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

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あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
さて、この八上城(やかみじょう)、別名別名は八上高城というように、
高城山のてっぺんに本丸がある「山城(やまじろ)」
この八上城は、中世・戦国末期まで全国的に築かれた「中世山城」と呼ばれる典型的なパターンなのだそうです。
(この特徴については,登るにつれ身をもって追々わかってきます。またのちほど!)
平たーく言うと、お殿様が常日頃住んでいるお城ではなく、
戦国の世における防衛のために、山の地形を利用して作られた要塞。
なので、当たり前ですが、山です。
「どなた様もお気軽においでませ〜♪」なんて立地条件なハズはないのです…orz
このことを思い知るのは、まだ先のこと…。

車を停めて,先へ進むと左手に春日神社。
なかなか荒涼とした風情。
ここで「無事に山頂までつけますように♪」とお参り。
さて、いざ進もうとすると、下山してくる男性4人ご一行様に会いました。
登山?のマナー、「こんにちはー!」と挨拶を交わし、「どうでしたー?」と尋ねると…
「いやぁ、思ったよりキツくて、1/4で降りてきちゃいましたよー!」
「がんばってくださいねー!!」
とのこと…。
をいをいをいをい。
小学生でもヘッチャラじゃなかったの!?
大丈夫か、ワタシ!?
いや、ここは山城。
誰でもウェルカムな立地なハズはない、と自分に言い聞かせる。

しばらくは、緩やかな平地が続きます。
うーん、森林浴な空気。気持ちいーい!
まっすぐ伸びた杉の林、足下に茂ったシダ類。
ここしばらく雨が多かったせいか、ゆるめな地面。
ここで油断した喰いしん坊オット、早速靴がぬかるみに沈没…!

今ではこんなに木が生い茂った森だけど、
当時はここに館があったそう。

「主膳屋敷跡」。
八上城の何度とない激しい攻防があり、波多野氏滅亡のあとこの地を治めたのは前田氏。
そしてその後も支配者はどんどん変わっていったようですが、その政治の中心となった館があった跡地。
山の上じゃ、統治には不便ですもんね。
立派な石垣があったそうですが、今は見る影もなし。
篠山城を築城する際に、持って行ってしまったそうな。石垣もリサイクルしたのね。
この石たちを、あとで篠山城で目にすることになります…。

苔むした、前田主膳正茂勝公の供養塔。
前田主膳正茂勝という方は熱心なキリシタンであったため(これは史実)幕府から危険視されたとか、
放蕩はするわ発狂するわで(いろんな逸話が残っているもよう。でも陰謀説も!?)大変だったとかいうけれど、いったいどれがどこまで真実なのでしょうね…。
さて、この供養塔をすぎた辺りから、

道がいきなり…!!!!
続きます。
このハナシの続きはこちら>
テキトーすぎるマンガ・八上城の悲劇物語 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ>

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