さて、海月食堂さんの14周年に、何着ていこうかな〜と箪笥を漁っていたら…帯の棚の下の方から、発掘された帯。
そういや、こんなん持ってたわ…。
我が家で「寿司屋の帯」と呼ばれていた、魚やら貝やらが染められた縮緬の帯。
確かその昔、着物を着始めた頃のこと。呉服屋のおじさまに「こんなんがあると、普段の洒落着に便利屋で〜」と勧められて,仕立て上がりの商品を購入した覚えが。あれは何年前だったか…。
確かに軽くて締めやすく、暗い色の紬が多かった私のワードローブに大変重宝したのですが、いつの間にかとんと締めなくなってましたわ。紫とグリーン系、今でも大好きな色の組み合わせなのに。同じような色の組み合わせでも、もうちょっとはっきりしたコントラストのものが好きになったのかな…なんだかもの足りなくて。
やっぱり着物や帯の好みも、少しずつ変わっていくのですよねぇ。もちろん寄る年波と共に、顔写りも変わってくるし。
ああ,懐かしいなぁ…と、義母の箪笥から出てきた柔らかい色合いの小紋に乗っけてみました。うん、たまにはこういう優しげなのもいいかな。
ちなみに帯揚も、着物を着始めたころに、初めて行った着物フリマ(当時大阪で定期的に開催されていた「和ハジメ着物ハジメ」でした)で購入した古布。紫、むじな菊の文様と今でも大好きな要素ばかりなのですが、最近は比較的はっきりした色の帯揚ばかり使っていて、存在すら忘れてました。
ついでに、初心に戻って?白衿なんぞにしてみましたよっと。真っ白はもうキツいけど、オフホワイトなら顔写りもかえっていいかも、と。
そろそろまた、ワードローブの見直しが必要かもと思う今日この頃です。
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