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池田重子さんのお着物 〜徹子の部屋、続き


以前徹子の部屋に池田重子さんが出演された時のお着物について書いたとき
話が長過ぎて(いつものことですが(^^;;)
黒柳徹子さんのお着物の話で終わってしまってました。
せっかく録画したものの、
まだ落ち着いて最後まで見ることができてない!のですわ(;_;)
だって,一言一言聞き逃せへんのやもの。
で,とりあえずまた少し。
この日の池田重子さんは、
とても落ち着いた色のお着物をお召しでした。
緑がかった黒?のような。



お父様の結城紬を仕立て直したものだそう。
そしてちらりと八掛。
(かいがいしく横からお手伝いする大久保信子さんがまたいい感じ♪)



「更紗を染めさせたものなのですが…」
八掛オリジナルですか!!
うーん、裏勝り、というもの?
凝り方が違うのねぇ…と感嘆。
以前、mixiのキモノコミュだったかな?
「よく『お誂え』っていうけど、たいがいは『お仕立て』だよね」
というハナシがでてました。
ほんとうに『お誂え』というのは、生地から選んで,
柄や染めからオリジナルでっていうことだよねって。
最近「誂えたの」っていうのは、
『ある生地を自分サイズにお仕立てした』
っていうことを指してるけどね、ってハナシ。
柄からの、一からの、お誂え。
壮大過ぎて(^^;; 気が遠くなりそうやわ。
ハナシを戻して池田先生。
更紗の色柄と、表地の結城、
ホントにぴったり。

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そして,これまた色のトーンがぴたっとあった羽織。



これはジャワ島のバティックの生地を
羽織に仕立てたものなのだそう。
そして帯は「みざらしの紬なんです」とのことなのだけれど
その場では詳しい説明がなくって。
「みざらし=未晒」
 自然色のままで漂白していないこと。さらされていない糸や織物のこと。
という意味であってるのかな?
たしかに、素朴な風合いの、ナチュラルな色合いの生地に見えました。
その帯の上に。



「帯留めは『ビナンカズラ』です」
何???ビナンカズラ???
もう,キモノの世界は知らない言葉がいっぱい!
と思ったら,これは植物の名前。
別名「実葛(サネカズラ)」なのね。
ああ、サネカズラなら知ってるわ!
名にし負はば 逢坂山の さねかづら…
って,百人一首でもあったわ。
(昔、百人一首はめっちゃ熱かったので!!百首憶えてた子供だった…)
でもなんで美男?というと、
樹液を男性用の整髪料に用いたそうな。
それにしても「美男」って、えらく直接的な名前。
「これをつければアナタも美男」って?
うーん、「イケメンへアワックス」みたいなノリね(^^)
…というのはさておき、
結城も、羽織も、帯も、
そして帯締めも羽織紐も。
さすがのコーディネートに
うっとりと見惚れてしまう池田先生なのでした。
…そうそう。
私一度池田先生にお目にかかったことがあります。
2年以上前でしょうか?
着物に興味を持ち出して間もない頃。
仕事で東京に行った時に、どうしても行きたくて「時代布 池田」へ。
何をどっから見ていいか分からず、
どぎまぎしていた私に、
お店のスタッフの方々はすごく優しくいろいろと教えて下さったのでした。
(わずかしか着物や帯を持っていなかったので、
 自分の持っている物を全て写真に撮ってアルバムにして持っていった…)
自分の手の届く範囲で、帯と帯揚げなどをいただいたあと、
せっかくだからと、私の手が届かないような大島などを
「せっかくだから着てみて」と…(@0@)
ちょうどそのとき、奥から池田先生が…!!
大島を着せてもらって、どぎまぎしている私に
「似合ってますよ」
と声をかけてくださったのでした。
(ドキドキし過ぎて細かいことは憶えていない…バカな私)
思い起こせば、
そうして私はキモノにハマったのだったわ…

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