宝石箱か、血の味か。

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とあるお天気のいい休日、喰いしんぼうオットと、気合いを入れて(ウソ)ウォーキング。
住宅街の一角に、

大きなお宅があって、そのお庭にビックリするほどたわわに実のなったザクロの木が。

ツヤツヤで、ピカピカで、ホンモノじゃないみたい。
その庭先に、

コドモのプール!?ってほど大きなたらいに、
「ご自由にお持ち帰りください」の文字。
わーい!と大喜びでいただいて帰りました。

キラキラキラキラ。
宝石箱みたい。

味は売っているものより酸味も味もあっさりしていたわ。
喰いしんぼうオット曰く、「野菜?」だそうな(^^)
ところで、ザクロというとよくいわれるのが
「血の味がする」「人の肉の味がする」
とかなんとか、まあぞっとしないハナシ。
仏教にまつわるお話で、
その昔、超子だくさんのインドの女神・鬼子母神は、人の子供をさらっては食べていたそうな。
そこでお釈迦さまが、鬼子母神をいさめるために、
鬼子母神が一番かわいがっていた末っ子を神隠しに。
鬼子母神は嘆き悲しみ、そこで初めて自分がしていたことを悔い改め、
人の子を食べるのをやめ、コドモの守りが実になったのだそうな。
で、なんでザクロが出てくるかと言うと、
お釈迦さまに、「人の子を食べたくなったら、ザクロを食べて我慢せよ」と言われたんだとか。
…うーん、よく人の肉は酸っぱいとかいうらしいけど、
こんな味がするとはとても思えん。
と言うのは、前置き。
いっつもザクロを見ると私が思い出してしまうのが、

高階良子の赤い沼。
ああ、怖かったよ、今思い出しても怖いよ。
確か当時小学校低学年で、学校まで集団登校で一時間くらいかけて歩いていってた。
友達のお姉ちゃんが六年生で、「なかよし」を買ってたので、
ときどき読ませてもらってた。
たしか「赤い沼」は、付録の別冊コミックだったんじゃないかな?
登校の時に、片手で赤い沼を歩き読みしながら、
片手でお姉ちゃんに手をつないでもらって歩いてた記憶がある。
恐すぎて、途中でやめられなかった!
以下ネタバレあり。
当時「なかよし」って、キャンディキャンディとかも載ってて、
小学生から対象のマンガ雑誌だったのに、
スプラッタシーン満載で、しかもめっちゃリアル。
ページ全面使っての、死体シーンとか。
それも、頭と手足の先だけ残して、何者かに食べ尽くされたいじめっ子の死体とかなの。
また、「かごめかごめ」の歌が何度も繰り返されるので、
もう、あの歌思い出すだけで背筋がぞっとするわ…。
今読んだら、笑っちゃう程度なのかな…?
確か最後のモノローグが、「ザクロは血の味…」だったような。
あんなに怖がってたのに、高階 良子好きやったわ。
黒とかげとか(当時土曜ワイド劇場で天地茂の「明智探偵シリーズ」にはまっていた)、
タランチュラの口づけとか、化石の島とか。
ちなみに「楽天ダウンロード」で、有料ですが読めるようす。

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