茶香服(ちゃかぶき)に挑戦!

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3月初旬に、京都の老舗旅館・井筒安(いづやす)さんにお邪魔したのは、こだわり京都茶舗 孫右ヱ門さん主催の、茶香服(ちゃかぶき)、「孫右ヱ門presents茶香服会」に参加するためでした。
茶香服。
名前だけきいたら、いったいなんだろう!?ですよね。
南北朝時代に、京都の文化人たちの間で爆発的に流行した娯楽で、「闘茶」とも呼ばれるそうです。
数種類のお茶を飲み比べ、種類を当てるという、いわば「利き茶」。
あまりに流行してエスカレートし、財産を賭けるような人も出て来て、
時の幕府が禁止令を出したほどの人気だったようです。
現在は賭け事としてでなく(^^;; 競技として楽しまれているので
安心して!?参加してきましたよー。
そういえば、以前神戸の中国茶カフェで開催された、
中国茶の闘茶にも参加したことがありましたが、
本当に難しかった!
最初はわかったような気になるものの、
杯を重ねて行くうちに香りが混ざり合い味がごっちゃになって、
もう最後は頭がぐるんぐるん(@0@)
お茶に悪酔いしてしまいました(^^;;
さて、今回はいかに…。

井筒安さんの前で。
まだ肌寒いころでしたが、オツムはすっかり春気分だったので(^^;;
玉子色の絞りの袷に、萌葱色の紬の帯で。
個人的に「菜の花コーデ」と呼んでます。
菜の花はもっと、鮮やかな黄色だけどね ;-p

この日は限定二十名の参加者。
キモノ姿の方が多くてガンプクだったわ〜!
さて、茶香服の手順ですが、
なかなか一回では理解しきれないもの。
今回5種類のお茶をご用意してくださってました。

花 京都玉露
鳥 八女玉露
風 京都煎茶
月 静岡煎茶
客 鹿児島煎茶

「花・鳥・風・月・客」というのは、それそれのお茶に振られた記号です。
これが1,2,3…だったりしたら味気ない。
こんなところも風流!
このラインナップは、ある意味プロ仕様なのだそう。
一般的な茶香服では、はっきりと色や味が違う、ほうじ茶や玄米茶などを入れるのだとか。
そうすれば最悪0点は免れますね。
…ってことは、今回0点の可能性もあるってことじゃん…orz
ヤバいです。どうしましょう!!
喰いしん坊オットときたら、もうやる気満々。
この日の喰いしん坊オットの日記はこちら>
茶香服(ちゃかぶき) 京都の老舗旅館で闘茶を体験 序章
茶香服(ちゃかぶき) 京都の老舗旅館で闘茶を体験 二章
茶香服(ちゃかぶき) 京都の老舗旅館で闘茶を体験 三章
優勝 茶香服(ちゃかぶき) 京都の老舗旅館で闘茶を体験 最終章
※画像は共有しているものもあります
まず最初に、解答用紙が配られ、
次にお茶の葉っぱが山盛りになった拝見盆が回ってきます。
しっかり香りを嗅いで、香りのイメージを自分で控えておきます。
ここでまずポイントが!
みんな遠慮して、お茶に触れずに香りを嗅いだり、ちょっとつまんでみたり。
それではダメ!なのだそうです。
わしゃっっ!と一掴み、たっぷり手に取って、
それからハァーッと温かい息を吹きかけ、茶葉を心持ち温めるようにすると、香り立つのだとか。
高級なお茶もあり、なかなか勇気がいるところです。
でも確かに、香りが違う!!
いい香り〜♪と、みんなうっとりしていたら、
いきなり競技スタート…(@0@)

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お茶が小さな器に一杯ずつ配られます。
色を見、香りを嗅いで、味を確かめます。
そしてすぐに、このお茶がさっき香りを嗅いだうちのどれかを判断し、

中が区切られた札箱に、これだ!と思う札を入れて行くのです。
つまり、その場で判断したら、後戻りできない。
あとから、「やっぱりこっちの方が…」と答えを差し替えることはできない!
そして、飲んだらすぐに器は回収されるので、あとで飲み比べることもできない!

そもそも、最初のは香りだけ。飲んでないし!
みんなイマイチ手順が理解できてなくて大わらわです。
まあ、やってみないとわからないよね。
これを5回繰り返します。
みんなの回答がそろったところで札箱を回収。
回答が明かされ、

各自の得点が、デカデカと書かれてしまいます。
うわー!全然あたらない!!
次の二回目には、さらに過酷な試練が…。
続く。

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