舞台「GS近松商店」を観に行く&楽屋へ

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ここんとこ仕事が修羅場っておりまして。
ブログも、以前描き溜めたものをちびちびと公開しておりましたが、それも尽きてしまいましたわ。
またぼちぼちと書いて行きたいと思っております。が、どーだか…。
先日、永年お世話になっている方から「ちょっとお仕事休憩して、お芝居でもみましょう」とお誘いいただいて,大阪の新歌舞伎座へ。
あらー、いつの間にこんなに綺麗になってたの!?
っていうか、何年ぶりかしら、私。
巨大な高層ビルの中に入っていて、たいそう綺麗だけど,残念ながら風情がないともいえるわ。

GS近松商店
近松門左衛門の「女殺油地獄」「曽根崎心中」の2つの戯曲をモチーフに、脚本家の鄭義信氏が書き下ろし。
現代のガソリンスタンドを舞台にしているのです…ああ、ガソリンスタンド!そういうことか!!
そういえば、小学生の頃浄瑠璃で、女殺油地獄を観ましたが,子供心に怖かった…。
浄瑠璃なので、実際に油まみれになる訳ではなかったのですが、あれは鬼気迫るものがありましたね。
子供に見せるものじゃねーよ、カーチャン。
主演は観月ありささん、渡部豪太くん(何かクン付けのイメージ)。

コメディをはさみながら盛り上がってすすんで行くんだけど、観月ありささんの役が切なくてやりきれなくて、何かもう身悶えしたくなるわ。
渡部豪太くん(の役の人)、気持ちはわかるけどしっかりしろよ!!でもかわいい。惚れてまうやろ!!
そして、舞台の上で油まみれになるクライマックス…切なくて哀しくて。
狂言回し役の山崎銀之丞氏もすごく良かった!
しかし、ラストはあれなの!?いいのそれで!?
…なんだかもう、私は油まみれのところで燃え尽きてしまいましたわ。
ところで、今回の舞台は山崎銀之丞氏曰く「いろいろ飛んでくる舞台」とこのことで。
舞台が始まる前に、前から三列目までのお客様にはビニールシートがくばられ、山崎銀之丞氏の合図とともに「さっっっっ!!!」とシートをかぶる練習などあるのですよ。
え、私四列目。大丈夫か!?
「こんなことがあると知ってたら、着物着てくるんじゃなかったって思われたでしょ!?」との発言は、私のことか!?(自意識過剰

着物的には、石田えりさんの早変わりがもう面白くて面白くて!!
渡部豪太くんのお母さん役の時は着物を着ているのですが、観月ありささんのお母さん役の時はセクシーなキャミ姿。
舞台のあっちとこっちで、超高速早変わりをくり返すのですが、そのうち…www
実は、この日はこのあとに素晴らしいことがありまして。
前述の連れて行ってくださった方が、閉演後、そのまま観月ありささんの楽屋へお連れくださったのです!

楽屋には、廊下の手前からお花がずらずらずらーーーーーーーーっと。

観月ありささんの楽屋ののれん、かわいい!!
すっかりお化粧をおとしてくつろいでおられた観月ありささん、もうお顔が小さくて、握手してくださった手が折れそうに細くて華奢で,ふんわりいい香りがして。
もう、きゅーーーん♪ってなっちゃいました。
とても気さくに一緒に写真を撮ってくださったのですが、スッピンでいらっしゃったのでここではナシね。
でもスッピンでもあんなに綺麗だなんて、女優さんってほんとスゴイ。

渡部豪太くんも、楽屋ですぐ目の前を行ったり来たり。かっこよかったー!
(ミーハーでごめんなさい)
以前、「四十九日のレシピ」というドラマで彼のことを拝見したのですが、ちょっとタリナイ?不思議ちゃん系の役を演じている彼は素晴らしい!!と思う。今回も良かった!!
帰りに楽屋から出るエレベーターに乗ったら、「開く」ボタンを押して待ってくださったのが彼でした。
なんてゴージャスなエレベーター!?ドキドキしたよ。
今回、真っ白な衣装が油(実際は油じゃないそうです)の中でのたうち回って、ドロドロになって行くのがまた迫力なのですが、ものすごくドロドロになるので、毎回新しい衣装をおろすのだそう。
そんなお話を聞きながら、無情にもエレベーターは一階へ。
ああ、大満足でした!!楽しかった!!
ありがとうございました!!
ついでに、この日ももう袷でした。

ちょっと白味のかかったグレイッシュなベージュ、日本の伝統色でいうと「灰白色 かいはくしょく」が近いかな?の紬。
帯は箔を織り込んだ、ぶどう柄の洒落袋。
小物は紫系で。半襟は洋服地のくすんだピンクの刺繍。
帯締め、たるんでるやん。

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