さて、京都滞在中、のれん散歩は続きます。これは寺町通、御所南辺りから四条に向かってうろうろ。
お蕎麦屋さん、「更科」さんの半のれん。
じゃこ山椒の、しののめ寺町さんの水引のれん。
しののめさんの暖簾わけされたお店だったのですね。
紋は蔦紋。中影蔦を染め抜き。
はたはたと風にひらめくフラッグ…カワイイ手作り系の雑貨屋さん。
プティ・タ・プティ(petit a petit)という、テキスタイルブランドのショップだそう。
のれんもオリジナルのテキスタイル。
折り紙が重なったような独特のテイスト。
お茶の一保堂さん、本店はこちらのあったのですね。
紋は違い山形に三つ星のようです。
「茶」と大きく、白く染め抜いて。
こちらではお茶を楽しめる喫茶室があったり、いろんなお教室が開催されていたりするようです。
お寿司の末廣さん、水引のれんもやっぱり末広です。
ああ、そういえば今年の冬はまだ蒸し寿司食べてないわぁ…!
紙司柿本さん、京都で働いていたときは、こちらでよく和紙を買いました。
色とりどり、質感も様々、素敵な和紙がいっぱいあるのです!
でも、のれんはごくごくシンプルにきりりと。
柿色に白抜きの象形文字!?いやいやこれは篆刻文字だね?ってロゴが目を惹くこちらの半のれん。
やはり有名なお店ですね、京漆の象彦さん。
象の文字がクラゲのようで、でもよく見ると鼻もしっぽも耳もあってとても可愛い。
それにしても、寺町通もずいぶん変わったものだわ。昔からあるお店はリニューアルされてものすごくモダンになってるし、新しいお店もどんどん増えているし。
お菓子の二条若狭屋さんも有名な老舗ですよね。
斜め格子といい、深い藍に白抜きののれんといい、伝統的なモチーフなのにとてもモダン。
錫や銀など、金属工芸品を扱っている清課堂さんも、店舗が新しくなってる…!
ウチがこちらで錫の徳利をいただいたのは、もう17〜8年前かしら。大事に使っています。
のれんは井桁に四目車を白抜きで。清課堂当主である山中家の家紋なんだそう。
こちらは京菓子処 洛心館さんの丈の短い水引のれん。
そろそろタイムリミット、というあたりで一旦宿ヘ戻りました。
寺町界隈ののれん散歩はここまでに。