なかなか着物の話が登場しないですね。ネタは溜まりに溜まっているのに。さっさと京都と北海道の話を片付けなくては。
さて、京都滞在中。これはまた別の日ののれん散歩。
たしか、河原町三条界隈から、四条烏丸辺りだったかな。
晦庵 河道屋(みそかあん かわみちや)、おそばやさんですね。
その昔四条で働いていた頃、時々上司につれられてお昼にお邪魔しました。そういえば、会社の宴会もあったかな。
京都の多くのお店がそうだと思いますが、ホントに奥行きの深いウナギの寝床。
細長く薄暗いお庭を抜けて、一階の部屋を抜けて…なんだかドキドキしたのを覚えています。もうウン十年前やね。
麻のれんに墨痕黒々と。シンプルでいいなぁ…。
柿色に白抜きの笹の葉。
満月と照明の効果が相まって、ちょっとドラマティックなええ感じ。
こちらは比較的新しいお店ですね。
町家の建物を活かしたお店、ホントに増えましたねぇ…町家割烹美先(みせん)というお店。
のれんのデザインもややモダン。
今回のお気に入りはこちら!!
のれんじゃないけど!!全然違うんだけど!!でもいい。すごくいい。
自転車屋さんの自転車な看板。
お店のサイトのイラストも、なんだか懐かしくて素敵です。
こちらは何やら立派な店構え。
大きな木彫看板が目を惹きます…柚味噌?
こちらは、「八百三(やをさん)」という柚味噌のお店。なんでも製法は一子相伝で、詳細は明らかにされていないのだとか。
柚味噌、というとふろふきや田楽につけるものという程度のイメージしかなかったのですが、八百三のサイトを見たら、和え物に使ったり、パンに付けたり!?などと説明があり。
あらー、そんな使い道も!?次回はぜひ買ってみようかしらという気になりましたわ。
ショーウインドウは柚つくし。ついついこの器入りを買ってしまいそうな気がして怖い。パッケージ買いをよくしてしまうのです(^^;;
それにしても建具のひとつひとつ、壁面の網代など、ホレボレしてしまうわ。
半のれんももちろん柚ね。
最後に、先日も登場したとり安ののれん。やっぱりこの意匠大好き!!
という訳で、今回の京都市内ののれん散歩はこの辺でおしまい。