送別会も着物で♪ 伝統産業にあれこれ思う…。

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前にいた会社の送別会にいって来ました。
…って,もう5年も前にやめた会社なんですけどね(^^)
まあ,理由はなんであれ,呑み会っちゅうことですわ(^^;;
4月〜は花見で酒が呑めるぞ♪
酒が呑める呑めるぞ〜,酒が呑めるぞ♪

って歌,ほんと酒飲みのリアル心情を綴っているかと思われ。
理由は何だっていいんです。
そこに酒と友があれば。
会社辞めたって何したって,まあ会えなくなる訳じゃないんだしね!
とはいえ,そのメンバと会うのは久しぶり。
何着ていくかは迷うところです。
当時の私のイメージは「セクシーなお姉さん」だったようで(^^;;
…こんな太った姿は見せられないわ!!!

ええ,オンナの哀しい意地でございます。
というわけで,やはりここは着物でいきましょう。
ぱっと見,着物のイメージが強くて,太ったかどうかなんてよくわかりませんからねー。
まあよーく見ればわかること必至,ですが(^^;;

最近同じ着物ばかりだね!と言われそうですが,これにはミミッチい理由があります。
このウールの着物をそろそろ洗おうかと思っているので,
お酒の席,タバコの多い席などで,集中的に着倒しているのですね。
まあ,ちょっと半襟など変えて,イメチェンしてみましたが。

これは以前七尾で買い求めた,仏壇屋さんの手ぬぐい。
金箔をデザインしてるんですね。
今回初めて手ぬぐいを使ってみましたが,ふっくらと厚みもでて,
皺もよらずに縫い付けやすく,いい感じでした。

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今回の会場となったお店は,繁昌亭にもほど近い
山猫軒というピッツェリア。
お姉さんが一人で切り盛りする可愛い雰囲気のお店です。
  
メンバー10人(うち半数は,昼から一軒予習済み(^^;;)でどんだけ呑むねん〜〜〜という光景でした。
空き瓶がずらりと並びます。
私は以前,京都で和食器の企画やデザインをしてました。
今回はその頃のメンバーだったのですが,まあ業界の厳しい現実をあれこれ聞いて,今更ながらにショックでした。
当時,京都だけでなく各産地のメーカーにも商品の依頼をしていたのですが,
当時の商社さんが軒並み会社更生法のお世話になっているという現実。
リストラに次ぐリストラで,当時の1/3に社員の減った会社。
私がお世話になった人たちも,大半在籍していません(;_;)
和がブームだと言うけれど,職人さんたちがいなくなってしまっては,取り返しがつきません。
もちろん,業界自体もかわらなければならないのですが…。

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うーん,ちょっと重い上に,結論のない話ですみませんm(__)m
ほかの方のブログでも,業界の噺がいろいろ聞けて興味深いです。♪
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私も毎日楽しみにしています♪
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  1. Anonymous(きょうこ) より:

    半襟の黄色が効いてますね。
    紬とかウールとか綿には、手ぬぐいのふわっと感が気持ちいいですよね~。
    手ぬぐい半襟は、夏場によく活躍させてます!

  2. きき より:

    手拭いの半襟、うまく出来てますね。
    私はまだ試したことがないけど、たくさん手拭いあるので、一度試してみます。
    切ったりしないでも出来るのですよね。
    切るともったいないですから。

  3. おやよ より:

    襟を黄色にしたら、ぐっと、春らしい着物になりますね。このシマシマ着物、色々な色が入っているから、一色を襟に持ってくると、バリエーションが増えそうですね。
    この着物さんも、むちゃんにいっぱい着てもらえて、幸せよね。着物も、いい器もしまっておかずに、ジャンジャン普段使いして、ワンランク上の生活をおくりたいわぁ。

  4. はすのや より:

    すごい呑みっぷりで、気持ちいいです。
    何といいますか、伝統産業とのお付き合いは、時間との闘いですよね。
    メーカーの努力不足・研究不足と両断してしまうのは容易いのですが、その
    支援をする機能が業界から決定的に不足してしまっているような気がします。

  5. より:

    Anonymousさん>
    初めまして…かな?
    よくお着物を着てらっしゃるご様子。
    またブログなどやっておいででしたら,ぜひ教えてください♪

  6. より:

    ききさん>
    ええと,縦に四つ折にして,それで襦袢の衿を挟み込んで縫い付けてます。
    これだとかなり厚みが出るんじゃないか,切らなくてはいけないんじゃないかと心配してましたが,案外ピタッと収まりました。
    アイロンでピシッとしておくといいかも。
    ききさんはほっそりしてるから,厚みがいい感じかもよ。

  7. より:

    おやよさん>
    白衿で地味にしてると,仲居サンになってしまいそうで心配なのよ〜(^^;;
    ぐっと衣紋を抜いて見たりはするんだけど。
    コーデも難しいけど楽しいです♪
    さあ,おやよさんも早く,着物デビューするのだ〜〜〜〜〜<ノロい?

  8. 梅まり より:

    おっ!!
    半襟、七尾の手ぬぐいではないですか!!
    襟元ふっくらするのって素敵ですよね~
    私は着物業界を元気にするには、もうちょっと普段着着物を普及させた方がいいと思うのです。やっぱり入り口は広く開けておかないといけないと思うんですよね。

  9. より:

    梅まりさん>
    おっ!ご存知でしたか〜!
    私は少しでもほっそりと見せたくて(^^;;
    襟元ふっくらしたらボリュームでちゃうんじゃないかと心配してたんですが,その方がかえってよかったみたいです。
    梅まりさんは,そんな心配しなくて良さそうで羨ましい〜!
    結局,そういうことですよね。
    選ばれた人だけのためのもの,が成り立つほど今の日本はクラス社会じゃなし。
    下々の者(^^;; のこともよーく考えた商品開発と値段設定を考えてほしいモノです。

  10. より:

    はすのやさん>
    このほかにもビールが乱れ飛び?
    大盛り上がりでした!
    はすのやさんは呑まれる方なのかな?
    陶磁器業界もそうでしたが,一つ一つのメーカー(窯元)さんはホント小さいんです(大きいところもありますが)。
    下手したらおじいちゃんとおばあちゃんが二人でやっていて,後継者はみんな,近くにできた別業種の工場で勤め人になっている。
    昔は問屋さんがみんな,仕事があるときもないときも面倒見て上手く流していたようですが,問屋さん自体にその体力がなく,どんどんつぶれていっている。
    メーカーさんは,じゃあ廃業,となる。
    一時期大手工場でリストラになった工業系に強い職人さんたちが,中国の工場に技術者として招かれるということがよくありました。
    でも,その職人さんたちを引き止める仕事が,日本にはない。
    中国の工場はどんどんノウハウを身につけ,日本向けの商品を開発できるようになったのです。
    今ではおつきあいのあった商社がどんどん中国に発注しています。
    私もそういった案件のデザインを請け負ったことがあります。
    どうしたらいいのでしょうね。

  11. きょうこ より:

    ご、ごめんなさ~い。
    名前を入力してなかったみたいです。
    正体不明のanonymousは私です(汗)
    そっかぁ。むさんは、4つ折りにされるのですね。私は3つ折りで、くっつけてます。

  12. より:

    きょうこさん>
    あらまあ!!
    きょうこさんでしたかー!
    びっくりしました(@0@)
    3ツ折の方が,厚み的にはすっきりしそうですね。
    今度試してみます。

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