今までのバリ旅行のおハナシはこちら>
今回の旅行をgoogle mapにまとめ中。
随時追加して行きます。
バリマップ2013
※クリックするとgoogle mapを表示します。
地図のポイントは、おおよその位置です。明確な住所や位置がわかっていないところも多いので…(^^;;
以前もアップした、バリのお供え物・チャナンのお話。
その後も続々とチャナンを見かけることがあったので、続編です。
バリのお供え物・チャナンのお話 〜2013バリ旅行16はこちら>
チャナンというのは、バリ・ヒンドゥーのお供え物のこと。
信仰に篤く、日々の生活に深ーく信仰が根ざしているバリ島の人々は、朝・昼・夕にこのチャナンをお供えして、お祈りを捧げるのだそうです。
あまりに街のあちこちで見かけるこのチャナンに興味を引かれて、目にする度に写真を撮っていたらそれはもう、膨大な数に。
変わったところでは、田んぼにも捧げられているくらい!
でも、それを「変わった」と感じたのは私で、バリの人にとっては当たり前のことなんでしょうね。
「万物に神が宿る」のですから。
さて、サヌールの市場・パサール シンドゥPasar Sindhuでのおハナシ。
センゴール・ギャニャールの市場でもチャナンを売っているお店を見かけましたが、パサール シンドゥでもたくさんありました。
市場の一角、これはチャナンの受け皿になっている部分を売っているお店。
もう形になっているものから、ぺったんこの組み立て前のものまで。
自宅で作る人もいれば、買って来る人もいるのだそうです。
市場の建物の外側、壁に沿って屋根が設えてあり、そこはチャナン売りコーナーらしい。
チャナンを売る店が連なっています。
こんなにたくさんあって、何を着基準に選ぶのか興味深いところ。
確かにそれぞれ、形も乗せているものもずいぶん違うのですけれどね!
店を広げ、その場でチャナンを作っているマダム。
ベースとなる花びらを敷いているもよう。
こちらは完成形のチャナン。
いくらするのかしら?買ってみてもよかったな…失礼かしら。
さて、サヌールの町中にもチャナンがたくさん!
スズメが一生懸命ついばんでたよ!
出た!パッケージ系。
土には帰らないよー!ときどき掃除するのかな?それとも気にしないのかな!?
ご飯とお水別添えバージョン。
このお水を入れる器がよく出来ているなーと思うの。
子供のころ、折り紙で作った小物入れを彷彿とさせるわ。
積み重ね系。
並列しておいてるところは多いけど、積み重ねているのを見かけるのは少なかったような。
レストランの店先で。
海老が食べてるみたい(^^)
ここも積み重ねてました。
丸く水が撒いてあるのも、お祈りのひとつなの?興味津々。
海老とチャナンと丸い水の跡、絵的に好き。
さて、チャナン以外にも見かけた神様を祀るあれこれ。
ウブドのホテルの食堂に祀られた神棚。
ここにもチャナンを捧げるそうです。
そういえば他の食堂でも、もっと小さなものを見かけたわ。
こちらもウブド、jalan kajeng カジェン通り。
なんだか旗のような、幟のような、背の高ーいものがひょんひょんと立っている…。
他では今回見かけなかったので、これは場所によって限定して飾られるものなのか?と思っていたのですが、帰国後調べてみたら、ペンジョール penjor というもの。
ガルンガン Galungan のお祭の期間、家々の門口に飾られるものらしい。
ペンジョールの下の方には、祭壇 sanga が設えられてます。
小さな傘や、くるくると曲線を描いた棕櫚?の葉で飾られているのがなんだか可愛い。
葉っぱで作られた箱のようなものが見えるのだけれど、これもチャナンなのか…?
高いところにあるので、見えないわ。
竹で作られているらしく、先っちょに付けたもの重みでしなる様子が優雅でいい感じ。
この先っちょに付けているもの、ポロサンというらしいのですが…
飾りかな?と思っていたら、宗教的に大事な意味を持つものだそうで。
なんと、このポロサン、チャナンにも必ず入っているものなのだそう!!
というか、これが入ってないとチャナンの意味がなくなってしまうほど大事なものなんですって。
知らなかったわ…っていうか、全然気がついてなかった。
そんなの入ってた?
今までの画像を見返すと…入っているような、見えないような、これかも?というようなものがあるような?
白樺の葉に、宗教的な意味合いを持つもの(石灰となんとか…)を擦り込んでいて、これが大事なんだとか。
そうなんだ…私はチャナンの形だけしか見ていなかったのね。
ちょっと図書館行ってきます!
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