江戸の街並で、妖怪を捜せ! 〜深川江戸資料館・お化けの棲家

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深川怪談2015 深川お化け縁日に行った帰り。
深川怪談2015 深川お化け縁日についての詳細はこちら>
【終了】深川怪談2015 ~深川お化け縁日&お化けの棲家~

商店街の近くに、深川江戸資料館があるのですが、この日はこちらを第二会場としてイベントが開催されていました。
館内に江戸時代の街並を再現しているこの深川江戸資料館、通常は日中の営業なのですが、この日だけ特別の夜間営業。
江戸時代の街並の中に、いくつかの妖怪が出現しているらしい…。わくわく。
ところが、夏休みも最後の頃のこのイベント、まあ大層な人出で。
資料館のまえからずらずらずらーーーーーーーーっと、長蛇の列。
何本か筋を渡っても、まだまだ並んでる。これは無理だわーっ!と、近場で一杯。
店構えを見てぴん!ときたこのお店、非常にいいお店だったのでまたこちらで登場するかも。
そしてそろそろもう一回行ってみようかと腰をあげた頃にはもうとっぷりと日も暮れて。
列はほとんどなくなってました。
親子連れは夜が早いのね。
それでもまだ館内はけっこうなにぎわい。後にいたお客さんが「ここにこんな人入ってるの初めて見たわ!」なんておっしゃってました。

館内はこんな感じ!思ったより狭い。
太秦の映画村みたいなのを想像してたからかしら。
あちらは屋外ですもんね。
イベントは、この街並のあちこちに妖怪がかくれているので、探し出そう!というもの。
最後に何匹いたかを投票すると、正解者の中から抽選でプレゼントがもらえるらしい。
あ!!!すでに一匹発見!!
わかります???
これは、後で下に降りてから確認!

こちらは八百屋さんの店先。
ちなみに、季節によって展示されている売り物の野菜が帰られているのだそう。
芸が細かい!!
通常のライティングがどんなだか分からないけれど、この日は夜の設定。かなり暗い。
実際、電気のない(こちらではもちろん電気ですけどね!)江戸の街、ものすごーく暗かったでしょうね。
画像はこれでもかなり明るく補正しています。
館内では撮影OK、フラッシュ厳禁なので、画像がかなりワルいですがお許しを。

江戸の街並、すごくよくできてます!面白い!
このライティングだから、さらに雰囲気があるのかも。
基本的に注意書きがない限りいろんなものに触れるのはOK。
ただし乱暴にあつかったり、ましてやお持ち帰りなんてNG。
でも実際になくなることはよくあるようで、注意書きが貼られていました。残念なこと。

とある店先に人だかり。
ここにいるのかな!?
公式サイト深川怪談公式ブログの正解例とあわせながら書いていきます。
このお店は、大店油屋だそうな。
その格子戸の中に…

いた!!
からかさ一つ目小僧。
公式サイトでは傘化け(かさばけ)
鬼太郎にも登場するし、百鬼夜行なんかにもよくいるし、けっこうメジャーな妖怪ですよね!
でも、実際なんかするというハナシは聞いたことがない。
にぎやかしキャラ?

ちっちゃな指がかわいくて、つい指切りなんてしてみる。
あ!!妖怪と約束しちゃいけないって言ってたわ!!(誰が)
傘化け(かさばけ)については、このイベントの公式ブログから引用させていただきます。
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1.傘化け(かさばけ)
一つ目あるいは二つの目がついた傘から日本の腕が伸び、一本足でぴょんぴょん跳ねまわる傘の化け物とされる。
よく知られた妖怪のわりには戯画などに見えるくらいで、実際に現れたなどの記録はないようである。(『妖怪学入門』阿部主計)
深川怪談2015 「お化けの棲家」クイズの正解発表より
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こちらは米屋「舂米屋」の店先。
お米が大きなたらいにてんこもり。

足踏み式の精米機。
お子様が必死になってぎっこんばったん。
そんな激しくしたら、こわれちゃうよ〜♪すごいパワー。
ちなみに、玄米を注文に応じて店で精白して売っていたんだそうな。
すごい!なかなか行き届いたサービスやわ!
お店の中には長火鉢があったり、帳場があったり。

今月も赤字だわ、ふぅ〜…みたいな。
大黒帳がさがってたり、縁起もんの熊手があったりと、芸が細かいです。
そして、長火鉢の前のおざぶの上には…

にゃ〜〜〜〜。
猫…じゃない!猫又?
これは公式サイトでは五徳猫(ごとくねこ)
確かに頭に五徳が乗っかってるわ。
ただ、現場では暗くてよく分からなかった。
後で画像をかなり明るく調整して始めて分かったわ。
wikiさんによると、「鳥山石燕の『百器徒然袋』にある日本の妖怪。付喪神の一種」だそうな。
あれ?動物の妖怪じゃなくて、付喪神なの?五徳が本体?
五徳は、器物の五徳じゃなく、五つの徳からきているとも。
こちらもとくに何かワルさをする訳ではないらしい。
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2.五徳猫(ごとくねこ)
五徳猫は鳥山石燕の『図画百器徒然袋』に尾が二つに分かれた猫又の姿として描かれており、[七徳の舞をふたつわすれて、五徳の官者といいしためしもあれば、この猫もいかなることか忘れけんと、夢の中におもひぬ]とある。『鳥山石燕 図画百鬼夜行』の解説によれば、その姿は室町期の伝・土佐光信画『百鬼夜行絵巻』に描かれた五徳を頭に載せた妖怪をモデルとし、内容は『徒然袋』にある『平家物語』の作者といわれる信濃前司行長にまつわる話をもとにしているとある。行長は学識ある人物だったが、七徳の舞という、唐の太宗の武の七徳に基づく舞のうち、2つを忘れてしまったために、五徳の冠者のあだ名がつけられた。そのため、世に嫌気がさし、隠れて生活するようになったという。五徳猫は、このエピソードと囲炉裏にある五徳(薬缶などを載せる台)を引っ掛けて創作された妖怪なのであろう。(『鳥山石燕 図画百鬼夜行』高田衛監修・稲田篤信・田中直日編)
深川怪談2015 「お化けの棲家」クイズの正解発表より
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さて、川の方へ。

月明かりに照らされて。
なかなかよくできてますわ。いい雰囲気。
掘割(水路)には籠がつまれ、渡しの猪牙舟が。
猪牙舟、渡しのすごく好きな時代小説によく登場するので、実物を見るのは感慨深いわ。コイツか…!!!なんて。

背中に挿しているのは、さっきの縁日で描いてもらった九尾の狐団扇ですわ。
あれ?あれあれあれ????なんかいる…???

実際、かなり暗いです。でも、いるよね?
画像を明るくしてみると…

いたーーーーー!!
河童
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3.河童(かっぱ)
全国各地でいう水の妖怪。河童という呼称は関東地方の方言カワッパが語源だと言われている。地方によりさまざまなよび名があり、大別すると、水神を思わせる名前の系列、子供の姿を強調した名前の系列、動物の名前に近い名前の系列、その他の計4つに分けられる。
水神系には、東北地方のメドチ、北海道のミンツチなどがあり、子供の姿系には、関東地方のカッパ、カワランベ、九州地方のガラッパなどが入る。動物系には、中国四国地方のエンコウ(猿猴)、北陸地方のカブソ(川獺)、カワッソーなどが挙げられる。その他、特定の信仰に関わるものとしてのヒョウスベ、祇園坊主(ぎおんぼうず)、身体の特徴からのサンボン、テガワラなどと、上記3つの系列に入らないものがある。
姿形についても、地方によって相違があり、頭に皿が無いものや、人間の赤ん坊のようなもの、亀やすっぽんのようなものと、実にさまざまに伝えられている。
起源についても、草人形から河童になったとする説、水神が信仰の対象から外されて零落して河童になったとする説、アジア大陸から渡来して土着したとする説など諸説ある。
人に憑く、物に変化する、人間の作業の手伝いをするなど、地方ごとに河童の特徴は異なるが、ほぼ共通していることは、大の相撲好きであることと、胡瓜(きゅうり)などの夏野菜や人間の肝、尻子玉が好物だということだろう。
人間の肝をこのむというのは、昔の人たちの観察力によるものらしい。溺死した死体は腹が膨れて肛門がポカンと開いてしまうといわれる。このようなひどい姿を見て、河童が手を入れて内蔵を引き出したと人々は想像したのだろうといわれている。河童の凶暴性は水難事故の恐ろしさに起因するといっても過言ではないようである。また、相撲や胡瓜を好むのは、河童が水神としての性格を有していたことにほかならない。かつての相撲は神事であり、端午の節句や七夕あたりに行われ、東西の土地の代表者が豊凶をかけて争った。相撲は神と精霊との争いを表しているともいわれ、神が水の精霊を打ち負かすことにより、農耕に欠かせない水の供給を約束させるのだという。胡瓜などの初なりの野菜も、水信仰に欠かせない供物だった。このことからみても、河童が水神として信仰の対象になっていたと考えられる。
古(いにしえ)の水に対する信仰と、近代までの民間信仰とが複雑に絡み合い、無数の枝葉にわかれているので、一口に河童は稿であるとはいえないのが現状だろう。(『河童の世界』石川純一郎、『河童』大島建彦編、『神話伝説辞典』朝倉治彦・井之口章次・岡野弘彦・松前健編、『総合日本民族語彙』『民俗学研究所編、『日本未確認生物辞典』笹間良彦、『日本妖怪変化語彙』日野巌・日野綏彦)
深川怪談2015 「お化けの棲家」クイズの正解発表より
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いやー、楽しい!
こんな調子で、暗闇の中をワクワクと探していきます。続く。

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