藤、帆船、花薬玉の訪問着 〜邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲ

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あれは去年のまだ暑い日だったのに。
年を越して、立春すぎてもまだ話が終わらない…邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲのおハナシ。
早くしないと、2016年分が開催されてしまうかも!?
あくまでシロウトの感想なので、ゆるく読み飛ばしてくださいませ。
今までの日記はこちら>
今ごろ…と言われそうですが、邸宅で見るアンティーク着物展Ⅲ
スイートロマンティックコーデ
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【イラスト】ピアノからdanceまで。時代の先を行く着物たち
メルヘンな着物、テーブルウェアの帯、鴉の帯。
リボン刺繍のチューリップやら、日本刺繍の金魚やら
薔薇や百合の大胆な帯たち
ああ、もう私が○十年若かったらこれ着たい〜〜!!」と身悶えした振袖
「技」と題されたお部屋の続き。
素晴らしいお品が続々と。

色はシックなのですが、近づいて翌々目を凝らすと実に手の込んだ着物。
「霧雨に藤の訪問着と葵の刺繍丸帯」
写真には上手く写りづらいのですが、襟元の辺り、かすれた線が写っているのが見えるかしら?
これ、実物を見ても、どうなっているのかとてもわかりづらいのですが、パンフレットの解説によると
「ニュアンスのある黒地に様々な技法を凝らして三重に藤が重ねられた訪問着は、生地も特注されたのでしょうか。
生地の、疎密をつけて織り出された雨のような黒糸は、藤の花房を透かしてあり、所々赤と金の漆糸で一輪の藤の花が織り出されています。」
照明の加減か、真っ黒というよりやや紫味を帯びたような地色に、これも照明を反射してきらきらと光る織り込まれた糸。私は説明を読むまで銀糸かな?と思ってました。
まさに霧雨のよう。
袖の辺り、

上前の辺りも、藤の透かしや刺繍を重ねた表現が。
藤自体はデザイン化されたすっきりとした意匠なんですね。色使いも補色使いでシャープな印象。

帯の葵もデザイン化された意匠。
細い帯締めの紫味を帯びたピンクが印象的。

豪華な刺繍盛り盛りの半襟は、菖蒲の花。
帯締めと半襟でちょっと甘い印象のコーデかな。
私は黒い着物を着ると極妻っぽくなってしまうので、ちょい甘コーデの参考にしよう!

帯は、手先をちょろっと上から覗かせた変わり結び。

一方こちらは幻想的な、「鴎と帆船の訪問着にマジカルフラワーの染帯」
群青色の地色のグラデーションが目を惹きます。

帆船はパステルカラーな洋風な色使いなのですが、よく見ると帆船のモチーフや波の描き方は和風でちょっと不思議な感じ。
鴎もちょっと頭でっかちで可愛らしい。

帯留は、ピンクのさんごに真珠やオパールがキラキラと、海の底に沈む宝物のよう。
こういうストーリーのあるコーディネートって着物の楽しみの一つですねー。ガンプク、ガンプク。

芥子粒のような小さな相楽刺繍をはじめいろんな技法を取り混ぜた丸文の刺繍。
泡みたい。かわいい!!かわいすぎる!!
これアンティークなのかな?現代物のポップな着物似合わせてもすごく似合うと思う!
こんなの欲しいな〜〜〜!

「技」の部屋ラスト。
「花薬玉刺繍着物」
すごい!なんて大胆な染め分け。
明るい朱色、やや淡い芥子色、濃い紫。
これ着て外を歩いたら、さぞかし目立ったでしょうね。どんな人が着ていたのかしら?
薬玉の柄、大好き。
そういえば、確か宮尾登美子さんだったでしょうか?薬玉の柄の着物がお好きだったのは。

花のきもの [ 宮尾登美子 ]

薬玉の柄、近くに寄って見ると全てが細かい細かい、手の込んだ刺繍!
牡丹、菊、梅、橘、楓と、百花繚乱。本当に気が遠くなるほど。

こちらも精緻に菊が織り出された、ゴージャスで格の高さを感じさせる帯。

こちらも画像の方が、その細やかさがわかるかも。
そして帯留も薬玉、梅と桜。
かなり大振りの彫金。
「技」の数々、堪能しました!
もうあとちょっと。
続きます。

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