先日ちょっとお仕事で,西宮へ。
灘五郷のひとつであるこの辺りは,
古くから酒蔵の多い,ステキなところです。
残念なことに震災で大破したお蔵も多いのがとても残念ですが…。
たぶん今シーズン最後の八重桜が
重たげに咲き誇っていました。
※残念ながら今頃はもう残ってないかも…。
桜の花と,葉っぱを一緒に見ると
どうしても桜餅を連想せずにはいられない私は,
「花より団子」なオンナです(^^;;
そして「団子より酒」なオンナでもありますが…(^^;;;;;
「白鹿」ブランドの辰馬本家では,
ほぼ全壊したお蔵の一部を再現して,
レストラン,酒ミュージアム,記念館として運営されています。
趣きがあって,なかなかステキです。
早めに打ち合わせが終わったので,
記念館で展示されていた
春季特別展−笹部さくらコレクション−
『櫻男行状〜生涯を桜に生きた「櫻男」の自叙伝から〜』
を見てきました。
笹部新太郎翁という方は,植物学者で桜のお医者さん?
桜だけを愛し,生涯を桜に捧げた方だそうです。
この方の膨大な「桜コレクション」が展示されていました。
絵画・掛け軸や書から,器,お道具など諸々…。
そしてせっかく着物ブログなので,着物の話など。
総刺繍の小袖(ホントちっちゃい!)や帯留め,
伊勢神宮の神事で用いられる装束など,
とってもステキなものがありました。
桜の着物,いつかは欲しいものの一つです。
が,着られる時期のことを考えると,
持っているものの数が少ない超初心者には,
おいそれと手を出せる代物ではございません(T^T)
その昔,宇野千代さんが
「私は桜が好きだから」
と,年中桜を着ているというインタビューを読んだ時には
「かっこえ〜〜〜!」q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
と感嘆したものです。
またとてもお似合いでした。
最近では,桜は年中きてもいいもの,という考え方もあるようですが
私はピンと来ないなぁ…。
というのも,別に着物からくる発想ではなくて(だって初心者ですもん(^^;;)
ずっと器の仕事をしていて,
大先輩から「桜の器を季節以外に使うなんて野暮」と
教え込まれていたからかと思います。
もう,ほとんど呪縛ね(^^;;
お仕事はなんですか?
と訊ねて,
「桜を守ってます」
なんて答えられたら,惚れてしまうかも…
なんて言うのは余談です。
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コメント
コメント一覧 (4件)
青空バックにしての八重桜。
綺麗ですね~。
桜守さんのコレクションなんですねー。会期中に行けるかしら?ちょっと足を延ばしてみたくなりました。
桜だけの着物って本当に時期が限定されますよね。
今年はタイミングが合わなくて、桜の着物が着れませんでした。残念!
桜守!宝塚にもゆかりの人ですよね
亦楽山荘ってところがあったはずです・・・
確か廃線後を歩いて行くところでした
まだ行った事が無いのでエエ加減な情報ですが(^^)
きょうこさん>
ほんとキレイな桜でした!
桜の着物,いいなぁ〜〜〜!
いつかは欲しい!
そっかぁ,タイミングが合わないってこともあるのね。
そうなるとますます,手が届かない感じ…(;_;)
若゛旦那さん>
亦楽山荘,早速調べてみました。
ホントに「桜の園」なんですね!素敵!
来年は行ってみたいな…かなりハードそうだけど(^^;;