木のフネと、木のタルと。 〜呑みきりの会2

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先日の呑みきりの会の続き。
良い加減にほろ酔い気分♪
今回不老泉さんに初めてきたおトモダチといっしょに,
専務に蔵を案内していただく。
毎年来る度に,何か新しいことがあってびっくりするのですが…。
今の時期は仕込みをしてないので、きれいに整頓された蔵の中。
どーんとあるのは,自家精米機。
他所へ出さずに、ここでじっくり精米。
この規模のお蔵としては大変なことと思います。

あ,足元に散らばってるのは、呑みきりのお客さんたちのね。
このド迫力の木槽(きふね・右手奥の水槽のような形のヤツ。左手に積まれている枠を積み重ねて使用)。
漆もツヤツヤと、使い込まれてます。
この長ーい梁のような,天秤棒で圧をかけてお酒を絞ります。
じっくり,じっくりと…。

とにかく大きい!
サイズとしては,人と比べてこんな感じ。

テコの原理で,「こうやって絞るのね」と言う図。
タンクのお腹にチョークで書かれてました。

おもりに使われるのは、この石。
うーん,よく絞れそう。

この酒袋に入れたもろみを,先ほどの槽の中に積んで行きます。
これが昔,麻袋に柿渋を塗った,今アンティークショップなんかで人気の「酒袋」だったわけですね。
今は化学繊維です。

順番が前後しましたが,仕込みに使われるタンクを,
一部「木樽」にされてました。
これがまたデカイ!人の背よりも高い。

洗うにしても,水を含ませて使えるようにするにしても(木は乾燥時には縮んで,隙間ができているけれど,水を含ませると膨張して、水が漏れないようになる),とにかく大変とのこと。
それでもおいしいお酒ができるとなれば,
手間ひま惜しまないのが,不老泉さんのすごいところ!!
今時全部木槽絞りの蔵なんてないんじゃないかな?
専務,私は一生不老泉を愛飲するわ!!!
というところで,母屋へ。
屋内に引かれている湧き水。
左手の樋からどんどんかけ流し。
外の水路へも流れている豊かな湧き水は,
不老泉のお酒を仕込んでいる仕込み水と同じ。
ホントにまろやかで優しい水。
そして周囲の空気もひんやりと涼しいくらい。

ここで洗ったトマトをいただきました。ひんやり甘い(*^^*)

男は黙って背中で語る…?
今回連れてってくださった,祇園で日本酒バー膳をされている,パンチ木下さん。
もうずいぶん長いおつきあいです♪
なんてったって、オットより古い付き合いだもんね。
日本酒の師匠です(^^)
なんだかパンチと杉玉が兄弟のようだわ♪
この後,冷蔵庫中のお酒を買い求めて,二次会で京都へと繰り出したのでした!
これはその一部ね!

次回はそろそろ,おばさまとの攻防の続きを描こうと思ってます…(^^;;
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  1. もも より:

    このパンチさん
    渋くて素敵ですねぇ
    絵になる
    ポスターみたいだぁ

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