あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
もうあとちょっとで終わり!
たった二日間の旅行に、どんだけ時間かけてるのかしら!?>自分
ブロガー100人戦国トリップのカテゴリを作りました。今までのおハナシはこちら>
さて、無鹿でランチを終えたところ、外はバケツをひっくり返したような土砂降りになっておりました…。
なんてったって、この日は台風が本州に上陸。各地で甚大な被害をもたらしていたのです(><)
昨日のうちに八上城登っておいてよかったよ。
今日は着物をあきらめて、濡れ手もいい格好にしておいてよかったよ。
帰りの高速も怖いし、下手に通行止めなんかになった日には目も当てられない!
予定をあちこち切り上げ、屋外での観光もさくっとあきらめ。
丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷で陶芸体験をさせていただくことに。
こちらは施設が大きいので、団体でなければ当日の申し込みが可能だとのこと。
良かったー!
それにしても本当に酷い雨。
施設の駐車場に車を停めて建物に入るまでのわずかな間に、風に煽られ・横殴りの雨にに晒され、びしょ濡れに!
こんな悪天候の中でしたが、陶芸体験教室はなかなかのにぎわい。
画像の時はまだすいていましたが、このあとどんどんお客さんがやって来て、一時はほぼ八割り方埋まっていたのではないかしら?
お天気が悪い時の方が、かえって混むのだそう。
お外で観光楽しめないものね。
各窯元さんでも体験が可能です。
今回こちらを選んだのは、あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて、私の体験分を特典としてプレゼントしていただけたから。
ありがとうございます〜!
体験の内容は、初めての人は手びねり、経験者は電動ろくろの使用も可能。
陶器のランプのキット販売や、土を好きなだけ購入して好きなものを造れるような内容もあり、充実しています。
一人分の土。
大振りなお茶碗が二つくらい造れる量。さて何造ろう!?
一人一人に先生がつく訳ではなく、ペラリと一枚プリントをもらってそれを見ながら造る感じ。
それを先生が見回りながらアドバイスしてくださいます。
うーん、これはちょっとハードルが高いなー(><)
周りを見回すと、私たちと同じようにいかにも観光客、と言った感じで楽しそうに造る一群と、あきらかに真剣さの違う人たちもちらほら。
造っているものを見ると、複雑な形のティーポット!!や、とてもシロウトとは思えない美しい姿の壷など...何!?一体何!?
手びねりで壷を造っているおじさまの手つきがあまりにも鮮やかなので見惚れていると、
「体験ですか?初めてですか?」
と。
お話ししてみると、このおじさまはこの体験教室の超☆常連さん!
もう10年あまり、週末に通い続けて好きな作品を造ってらっしゃるのだそう。なんとまー!!
そして、あまりにもヘタレな私たちを見かねて、個人教授をしてくださることに。
なんてありがたいー!!!
先生、と呼ぶと「先生はヤメてー」とのことなので、以降「センパイ」とお呼びすることに。
私はぐい呑みを、喰いしん坊オットは、抹茶碗を造ることに。
まずは底を造ります。
妥当な量の土を取り、ろくろの上へペンペンと平らに延ばします。
そのあと手でろくろを回しながら、正円に印を付け、カット。
なかなか中心がとれないのですけどね。
まあ、こんなもんでいいか!
残りの粘度で、親指の太さくらいの紐を造って、先ほどの底に積み上げて行きます。
内側・外側をしっかり指で接着しながら…。
しばし真剣にがんばったため。画像はありません。
おおー!筒茶碗っぽいやーん!
焼成するときに若干縮むので、2割ほど大きめに造るのですが…
私のぐい飲みは、どんぶりよりデカイ…。なぜこうなった!?
土が若干軟らかめなので、ドライヤーで少し乾燥させます。
このあと底に高台を細工する予定。
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だいたいこんなサイズにしたいなー、というところにろくろを回しながら印を付け。
教室の道具をお借りして、高台を削ります。
外側の土をけっこう大胆に落とし、
内側は慎重に削ります。
ここで底をぶち抜いちゃったら、今までの苦労が水の泡!!
水分を含ませた布で、高台のエッジを撫でるようにして整えます。
このあと先ほどの道具で、外側のラインを薄く削って整えて行きます。
あまり削りすぎ・キレイにしすぎてしまうと手作りの面白さがないし、どこまでするかが思案のしどころ。
最後にクチのあたる、ふちの部分を繊細に仕上げます。
この部分の厚さや角度で、全然違ってくるものね!
必死になって黙々と造って…。
最初は「天気が心配だから早めに切り上げよう」なんて言ってたのに、やりだしたら止まらない!!
いつの間にか外は日も暮れて薄暗くなって来ているのに!
雨風はどんどん激しくなって来ているのに!!
結局4つ出来た!
私のぐい呑みは一体どれ???抹茶碗よりデカイやん…orz
このあと、作品たちは乾かされ、丹波焼きの窯元のいずれか(持ち回りになっているようです)で釉薬を施され、焼成されるそうです。
その間約一ヶ月半くらい。
その後、送ってくださるとのこと。
出来上がりが楽しみー!!
センパイ、丁寧なご指導本当にありがとうございました。
喰いしん坊オットはすっかり陶芸の魅力にハマってしまったようです。
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丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷
兵庫県篠山市今田町上立杭3
079-597-2034
開園時間
4月〜9月(夏期)10:00〜18:00
10月〜3月(冬期)10:00〜17:00
休園日 年中無休(年末年始は除く)
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