さて、さっさとモンキーフォレストへ向かうよ!
朝8:00まではタダなんだからね!!
ああ、貧乏臭い私たち。
さあ、モンキーフォレスト。
ウブドのメインストリート・モンキーフォレスト通りの南の突き当たりにある、野生猿の自然保護区。
お洒落なショップやレストランの並ぶ通りと自然保護区がこんなに近いという不思議。
まあ、ウブドの町自体、のどかな田園地帯に突如としてコギレイなちっちゃな町が出没したような不思議なところ。
この時のハナシはぶどうのブログ 神戸飲み歩き&ときどき旅行「バリ島13’ その5. モンキーフォレスト」でもご覧下さい♪
やったよーん♪8:00前に到着。
チケット売り場は閉まっていて、人影もほとんどない。
鬱蒼と茂る濃い緑、あちこちから聞こえる鳥の声。
もともと「お肌しっとりしちゃうかも!?」な湿度の高いバリの空気だけど、
草の香り・木々の香りが満ち満ちて、さらになんだか潤いそうなマイナスイオン(イメージです)を感じちゃうわ!
森、というよりジャングルね。
きらびやかに着飾った猿の彫刻がお出迎え。
これは神猿ハヌマンかしら?(ラーマーヤナに登場。バリのダンスにもよく登場する。)
元々バリでは猿は神の使いとして尊ばれているので(一説としては良い猿も悪い猿も登場するので善悪両方の面を持つとも)、自然保護区も作られ保護されているのだとか。
この他にも、干支など様々な動物の彫刻があり。
猿登場。
アホほど登場。
あっちもこっちも猿。
ここにいる猿の種類はクラ・バリ(オナガザル)。
頭のてっぺんがキューピーのようにちょっと尖っている様子は山田五郎みたい。
おじいちゃんのようなおひげが生えているせいか、なんだかすごく賢そうに見える。
大きな篭(一度に取れないような形)に入った、何かの実を割ったようなものをみんな食べてました。
日本の観光地の凶暴な猿に慣れている身としては、おっとりしてて、特に人間にかまうでもなく、猿もバリ時間かしら♪なんて思ってたわ。
でも、ガイドなんかによると、餌をもらおうとして手を出してきたり、荷物を盗ったりとかなり酷いこともあるらしい。
なんでだ?
ひょっとしてこの時間は餌をもらえないとわかっているのか!?
バリの猿…恐ろしい子!!(月影先生風に)
こちらのコはおっちゃんの風格。
うーん、なんか立派やわ。(シモでゴメン!!)
もふもふ〜♪
私ももふもふしたいわ〜!
さらに奥へ。
ホントに空気が気持ちいい!
奥には神聖なる寺院があるのです。
ダルム・アグン・パダントゥガル寺院
「死者の寺」とも呼ばれ、ヒンドゥー教の寺院として信仰を集めているこの寺院。
正装しないと入れないし、ましてやこの時間は開いてません。
(正装してない人は腰に巻くサロンを貸していただける)
破壊神シヴァを祀ってあるというのに興味があって、参拝してみたかったのにとても残念。
ああ、でもそんな観光客気分は失礼だったかも。
私たちのすぐ足下で、寺院の閉まった門から覗く猿。
ずーっとそのまま覗いてるので、入りたくても入れないのかしら?何?バリの猿は信心深いのか?!などと想像して楽しんでたら、そのうちひょいひょいっと登って入ってったわ。
なんやのー?
寺院の周りの興味深い彫刻。
絵巻風に、大きな木の下にたくさんの猿たち。
この猿たちの表現がとても細かくて、表情なんかもちょっとずつ違う。
そして、この森にいるクラ・バリ(オナガザル)の姿なのよね。
その猿たちの続きに、生活を営む人間たち。
このあと市場で見ることになる、いろんな姿そのまんま。
一方、壁の一部では闘う猿たち。
犬なの?狼なの?
よってたかって、なかなか激しい戦い。
闘う猿の出てくる神話と言うと、やはりラーマーヤナ?
でも、悪神の配下に犬?狼?がいたかはわからないわ…それとも他の物語?図書館行ってみるか。
大蛇とも闘ってるし…てか、締められてるよ!!呑まれてるよ!!
園内には蛇の彫刻も。
気になる!!
ちょろり。
さてそろそろ8:00を過ぎた頃。
園内には掃除?のスタッフの方の姿も見え始め、「(あっちで)チケット買ってね!!」という風に声をかけられる。
でも、チケット売り場には誰もいないんだよね。真っ暗。
他の観光客も入っていいの?って感じでうろうろ入ってくる。
ああ、バリ時間。
という訳で、8:00からの部はあきらめて退散いたしました。
清々しい朝の散歩。
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