これは3月の半ばのおハナシ。
日本各地で商店街や市場の営業不振やシャッター街になってしまった商店街のお話を耳にします。が、神戸ではまだまだ元気な商店街や市場がたくさん！
私もちょくちょく商店街や市場にお買い物に出かけます。専門店も多いし、下手なスーパーより安くてよい品を扱ってるお店もたくさん！東山商店街、水道筋商店街、大安亭市場。あとは必要に応じて、インド人街や中華街なども。
さらに普段の買い物だけでなく、各商店街ごとに積極的にイベントを行っていてなかなか楽しいんです。
この日は、大安亭市場で開催された「味噌造り教室」へ。FBでイベントを知ったのですが、会費のあまりのお安さにびっくり！え！？いいんですか！？ってくらい。
会場は大安亭市場内の集会所？の2階のお座敷です。
子供連れOK！のイベントなので、ちっちゃな乳幼児から元気な子供達を連れた若いお母さん達がてんこもり！赤ちゃんの甘ーい匂いに幸せ気分♪
先生は、むすび食堂の近藤貴水さん。マクロビオティック料理講師をなさっています。今回のレシピは、比較的早く食べられ（もちろんじっくり熟成させれば尚美味しいらしい！）しかもシロウトでも失敗しにくい比較的簡単なレシピだそう。
今回は同じ大安亭市場内の、集会所隣のお豆腐屋さんの大豆で。上等さー！
集会所へ入るとお豆を炊いている何ともいい香りが充満して。甘いんですよね…！
お塩はミネラル分たっぷりの粗塩を。麹は業務スーパーの米麹を、こちらお安くておすすめだとか。
ポリの大きなたらいに麹を入れて。このたらいのブルーの色、映り込んでいややわ…。
そこへまず、粗塩を。米麹10kgに対して粗塩を2kg。
米麹をほぐし、米麹に粗塩を擦り込む感じで、ムラなく両手ですりすりすりすりと…。
こんな感じかな！？
単純作業ですがけっこう楽しいです♪
さて、こっからは手がけっこう汚れるのであまり写真なし。
ちなみに会の前にみんな水道で手を洗うのですが、あえて石けんなし、除菌スプレー系なし。流水でよくよく汚れを落とすのみ。
人の手にある常在菌に味噌造りを助けてもらうのだそう！ちなみに赤ちゃんや子供は常在菌が豊富らしい。お年を召した方や身体が弱っている時はこの常在菌が減ってしまい、なかなか発酵がすすまなかったりするのだとか！？
今回の近藤先生は熱心なマクロビの方。私自身は「そりゃ身体にいいと嬉しいけど、ジャンクなものもキライじゃないのよ♪」的な ノンポリ人間なので、先生の熱心さ、ストイックさが眩しいわ！
さて、米麹と粗塩が充分混ぜ合わされたところで、大豆投入！ふっくら丸々と太った大豆。このままつまんでも十二分に美味しいのです。酒のアテね。
これをひたすら手で潰します！むにむにむにむに…！！！
力はいりませんが、結構な量。だんだん腕が疲れてきます。そして座敷にローテーブルなので地味に腰にきます。
大豆のツブが残らないように、むにむにむにむに…。
ちょっと固いかな？と思ったらゆで汁を足して、むにむにむにむに…！！！大人の粘土遊びって感じかしら。
今回は大人3〜4人に子供わらわらな感じで1チーム。それが全部で4〜5チームくらいあったのかな？
各チームで1たらいずつ仕込むのですが、順番にそのたらいをローテーションしていくんです。できるだけいろんな人の手でいろんな常在菌が入るように。
これ、ダメなヒトにはダメかもね。人の手が振れたものが食べられない人だとか（いろんなマイルールがあるみたいですが。私の友人もそういうのダメな人がいて、理屈ではないらしいので大変だなあと思いましたわ。）。
小ちゃい女子も一緒にむにむにむにむに♪ベイビーも一緒にむにむにむにむに♪みんな一生懸命で、かわいいったら…♪
そろそろよくつぶれたかな！？よく混ぜ合わされたかな！？ってところで、ひとまとめに。
味噌玉をつくり、よくよく空気を抜いて、持ち帰り用タッパにぎゅっこらぎゅっこらと詰める！！この辺りけっこう重労働です。喰いしん坊オット
は翌日地味に筋肉痛が来てましたw
持ち帰る時はタッパの蓋を閉めますが、家では蓋を開け、密封せずに紙などで封をして冷暗所へ。
でも押し入れなどに仕舞ってしまうのではなく、人が通ってほどよく空気が動くようなところがいいらしい。
最低三ヶ月ほど寝かせればもう食べてもいいのだとか。もちろんもっと寝かせればなお美味しく！くれぐれもカビに注意。もし発見したらこそげ落とすようにと。
名前を付けて語りかけてあげるといいそうですよ♪我が家も各自名前を付けて、玄関に置きました。
さあ、出来上がるのが楽しみ〜！
先生、主催者のみなさま、参加者のみなさま、お疲れ様でした！ありがとうございました！
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