船鉾と船鉾の浴衣 〜祇園祭

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祇園祭のハナシ,ラスト。
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鉾の中で一番好きなのが、船鉾。
どれか一個くれるって言われたら(言われないけど)、迷い無く船鉾貰うわ!!
ああ、でも来年には大船鉾も復活すると言うし…そうなると悩むかも。
そんな船鉾なので、ちゃんと鉾の写真もやたらめったらあります。
他の鉾の写真は全然ないのにね(^^;;

船の形をした船鉾。
日本書紀の中の、神功皇后の新羅出船の逸話をもとにしたという鉾。
鉾のあちこちにちりばめられたクリーチャーが、もうステキなの!!(歪んだ見方でゴメンです)

船首には、黄金の鷁(げき)。
鷁は想像上の水鳥で、風波に耐えてよく飛ぶところから水難除けとされ、船首によく飾られるらしい。
鷁と少年。いいわー。

上水引は江戸時代後期の画家・西村楠亭の下絵による龍、このもっふもふな立体感がタマラン!触りたい!!
緞通なのかしら?と眺めていたのだけれど、あとで調べたら「肉入刺繍」という技法だった。
厚みをだすために、紙や綿、糸などを入れた上から刺繍するらしい。
だからこんなにもっふもふなのね!!
このペールトーンの微妙な色彩もツボ!これは経年変化でこの色なのかしら?
その下の二番水引は、色使いがクリーンな荒波文様。こんな帯欲しいなぁ…と眺めていたけれど、これ今年新調されたばかりらしい。
ネットニュースで値段まで出ていてビックリしたわ。
帯なんて考えるだけで末恐ろしいお値段でした…orz

船を模しているので、艫には大きな舵があります。
この舵が素晴らしいの!
艶やかで真っ黒な漆塗りに、螺鈿(らでん)で大胆な荒波と飛龍が。

この飛竜、龍の頭に鳥の身体、とちょっとずんぐりむっくり。
羽などは鳥というより、ちょっとは虫類チックな,蝙蝠のような表現。
この龍の定義、調べてみるとなかなか面白い。
蛟龍、飛龍、応龍、先龍に分類されて、龍それぞれから万物の生物(鳥類・獣類・魚類・甲殻類)が生まれるという考え方やら、
身体が龍なのが応龍、頭が龍なのが飛竜、応龍が飛龍を生んで、飛龍が鳳凰を生むという考え方、
さらに応龍から生まれるのは天馬、飛竜から生まれるのは鳳凰をだという考え方やら…
うーん…諸説様々。ちょっと図書館行って調べてみよう。
そして、飛龍の肩あたりのピンクの部分。角でナシ,ヒゲでナシ、なんだこれは?
ネットで調べた限りではわからないので、これも図書館行きね。

天水引は、ターコイズブルーも鮮やかな麒麟。
そしてこちらにも黄金の飛龍。
ね、クリーチャー満載でしょう!?いいわー。
あ、忘れてましたが浴衣のお話も。

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船だからして、浴衣は水にまつわる柄が多し。

お囃子方は、白と藍を大胆に染め分けた荒波文様。涼しげだわ〜。

曳き子さんたちは市松の柄。
この市松の中の柄が確認できませんでした(><) この他にも、白く「船」と抜いた、藍の法被の方々も。 さて,先日岩戸山の浴衣に「今年の惚れた!浴衣」と書きました。
ものすごくカッコいい!でも自分が日常的に着るとしたら、こっちだな!

船鉾の、音頭取りさんたちが着ている、濃紺地に渦文様が配されたこの浴衣。
これ、本当に欲しい!
この下の方に配された波模様の帯もステキ。
この方の着こなしもステキ!!
ああ、今年も目の保養をたくさんさせていただいた祇園祭でしたわ…。おわり。

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