さて、吉野旅行(と言っても日帰りですが)のおハナシ続き。
これは来年以降、また吉野に桜を観に行きたいなと思ったときの覚え書きに。
まず、今回吉野へ行くにあたってスケジュールにずいぶん悩みました。桜の開花状況を確認しつつ、できるだけ満開な日にそして少しでも人の少ない平日に行きたかったので、大の大人が4人仕事のスケジュールを調整しなければなりません。
桜の開花状況は、吉野山観光協会のサイトで確認。
桜開花情報ページ>(2017年の桜の時期が終わったので、現時点では情報はアップされてません)
まあ今さら説明することでもないと思うのですが。吉野山はいくつかのエリアに別れてまして。
山の低いところから高いところへ向かって、下千本・中千本・上千本・奥千本。桜の開花がけっこうずれます。
今回は、下千本・中千本がそろって満開を迎える頃を狙いました。
上千本は開花はし始めたものの満開にはまだ早く、奥千本は開花したかどうかというくらいのタイミング。タイムラグがけっこうあるものですねぇ。
地理的には下千本が一番北に位置するのですが、観光マップなどは下千本が手前に書かれていたりするので、地図を見るときけっこう混乱しましたわ。
吉野川に沿って169号線を東へ向かい、ラ・ペッシュでモンブランをゲットした後南下して吉野山方面へ。
山の下からアプローチしたかったので、一番下に位置する「吉野山観光駐車場(吉野山マップ3)」が第一希望だったのですが、午前中10:30すぎくらいですでに満車。ソウデスヨネーアマイデスヨネー。
第二希望には如意輪寺の駐車場を考えていたのですが、ようわからんうちに駐車場の係員さんの指示するままにどこをどう走ったのか?(多分わかってないのは私だけ…)
近鉄吉野線 吉野駅を通過。列車が到着した直後だったのか、人の列が続々とロープウェーの駅へ。長蛇の列を作っておりました。これはロープウェー乗るのは無理やわ〜!
後で地図を確認するに、どうやら37号線を南へ向かった様子。そのまま進めば如意輪寺方面へ向かったはずですが、その前に臨時駐車場(製材所かなにかの施設の駐車場の様子)に誘導されて駐車することができました。ロープウェーの駅には少々歩く距離。でもまあ、あの長蛇の列に並ぶのは遠慮したいところだったので、自力で山を上がることに。
ちなみに吉野町のマンホール。
吉野町の町章、吉野山の桜、吉野川の鮎。
もっと桜推しで、桜満開風景!的なデザイン化と思いきや案外すっきりシャープなデザイン。桜よりむしろ鮎が目立つわ。
七曲り遊歩道を登ります!
見上げれば、ロープウェー!
うーん、確かにあれにゆられて登るのも楽しそうだな。降りるときに乗ってみるのもいいかもしれない…と思ったのですが、実際降りる時分には今度山頂駅に長蛇の列ができるのでしたw
そして、七曲りの坂を上っていく、黄色いナップサックに帽子の小学生の列。子供のキャッキャと話す声が風に乗って微かに聞こえてくるのがまたのどか。
七曲り遊歩道は、約500mとのこと。遊歩道というと舗装されていない山道的なものをイメージしたのですが、結構な道幅のきちんと舗装されたしっかりした道なのでした。
車両通行止めでのんびり歩けるし、多少キツい登り坂とはいえけっこう楽勝なもんです。
桜だけでなく、野の花も咲き乱れ。このブログを書いている5月も終わり頃だと紫陽花が見頃を迎えているでしょうか。
七曲りというだけあって、くねくねと蛇行した道を登っていくのですが、景色は絶景!
画像下方に写っているのが、七曲りの道の中間くらい?
はるか眼下に先ほどの吉野駅と電車が。
ピンク、緑、黄色と目に鮮やか。
向かいの山に目をやると、下千本のピンク・ピンク・ピンクに緑。
うーん、こういう和菓子あるよね、練り切りで。
※画像はクリックすると大きい画像が表示されます。
そうこうしているうちに上に到着。真っ赤な欄干の大橋を渡り、ゆるゆると登り坂の通りを歩んでいきます。
このあたり、道の両側にびっしりとお店が並んでいるのですが、昔懐かし昭和の観光お土産通りと言った風情。昨今の観光地のような洒落たお店や新しいお店,チェーン店などあまりありません。あ、でもチェーン店といえば、なぜかモスバーガーはあったわ。
この辺りは次回の暖簾散歩で。