先日開催されていた池田重子コレクション 日本のおしゃれ展ー最終章のおハナシ、ゆるゆるアップしております。
前回のおハナシはこちら>
池田重子コレクション 日本のおしゃれ展ー最終章 まずは羽織にどっぷり
THE☆アンティークな花尽くしたち 池田重子コレクション 日本のおしゃれ展ー最終章2
若草色ってやっぱり品がいいわ… 池田重子コレクション 日本のおしゃれ展ー最終章3
大胆にして繊細 池田重子コレクション 日本のおしゃれ展ー最終章4
さて、私の好みの地味シックで粋なコーデたちの続き。このコーナー、やたら画像がたくさん残っておりました。
墨色の涼趣
ああ、この透け加減…たまりませんわ!なんて涼しげ。
織り出された花が、よく見ると桔梗、撫子、朝顔…とさまざま。凝ってる!
墨の濃淡、没骨で描かれた葉が味わい深いな…と見ていたら、朝顔?昼顔?葉っぱからいうと昼顔なのかな…?の花も。
帯締めは銀の籠目、小さくポツッと一点乗っているのが何かは判別できず…今度はオペラグラスでもいるかしら。望遠レンズなんて持って行ったらドン引かれちゃうわ。
こちらの黒も素敵!
海辺幻想
遠くから見たら上前の柄のインパクトが大きくて。絞りで大きく大胆に千鳥と網が描かれてます。
帯の流水柄も大きく大胆。柄の大きさのバランスっていうのもあるなぁ…コーデの参考になります!
黒い着物に黒い帯のコーデ。
以前よく行く着物リサイクルのショップで、おっちゃんと女性の店員さんとのおしゃべりを思い出しましたわ。
おっちゃんは黒のほぼ無地に近い紬に、黒地の博多帯(この帯と配色がそっくり!柄は全然違うけど)のコーデをして見せてくださって。「これ似合いそうやな〜!粋やん!」
なんて。そうそう、白大島に確か白っぽい帯をコーデしたりもしてました。
そうしたら女性の方は
「私は同系色すぎるコーデってお水っぽくなりそうで好きじゃないのよ〜」
「あ〜、なんかわかります!一歩間違うと決まりすぎるかな!?でも私も好きかも!」
なんて盛り上がってました。懐かしい。その後おっちゃんは退職されてしまったのでもうお会いできないのが残念。…あまり関係ないハナシでしたね。
絽の胸元がうっすらと透けるのが涼しげ。
金糸銀糸の豪華な刺繍の半衿は白、帯揚も白。黒がすっきり見えるなぁ…今度黒コーデの時やってみよう。
帯締めは帯の色から一色とって、帯留は瑪瑙かな?こちらも千鳥。
この帯山の位置、かっこいい!どうやったらこんな風に決まるのかしら…。
奥はちょっとはんなりコーデ。ほとんど写真撮ってませんでした。
金魚が語る夏のエレガンス
帯は菖蒲、帯留はぽってりとした金魚。
流水、水草、金魚と涼しげな柄行き。
よく見たら、地紋も金魚なんですよね。凝ってるわ。
まだまだ続きそうです。