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2014年7月21日

●バティック工房の見学へ Sari Amerta Batik 〜2013バリ旅行33


今までのバリ旅行のおハナシはこちら>


今回の旅行をgoogle mapにまとめ中。
随時追加して行きます。


バリマップ2013

※クリックするとgoogle mapを表示します。
地図のポイントは、おおよその位置です。明確な住所や位置がわかっていないところも多いので...(^^;;

アタのバッグを作っている工房を見学した後は、今度はバティック見たいな♪
バティックというのは、インドネシアを始めとした、アジア各国やインド、アラブの一部の国々で生産されているろうけつ染めのこと。
ジャワ島のものがとても有名で、「ジャワ更紗」とも呼ばれます。

今回バリに行くにあたって、「バティックの工房見に行きたい〜!」といろいろ調べたり、人に尋ねたりしてたのですが、「有名なのはジャワ島」「ジョグジャカルタ(ジャワ島の都市)が本場」「バリで見るならグリンシンの方が」とのこと。
あららそうだったのねと、初めて知ったのでした。

ジョグジャカルタはまた今後の目標としておいて。
バリで見ることができるところもあるとのことで、連れて行っていただきました。

この日のぶどうさんの日記はこちら>バリ島13' その16. アタとバティック


さて、ついたところは「SARI AMERTA BATIC」。
工房というより、巨大なバティックのショップに、制作工程を見学させてくれる実演コーナがあるって感じかな?

大きな東屋風のバリ建築の建物があり、その中はいろいろな実演コーナー。
ここは撮影自由で、ショップの中は一切NG。

糸を紡ぐ女性。
姿は多少違うけれど、この糸車って、子供の頃見た「眠りの盛りの美女」だとか、いろんな童話に出てくるのよね。
なんだかすごく嬉しくなってしまう!

目の覚めるような鮮やかなターコイズブルーの。おそらく絹糸かな?


ちょっと色が混じっていて、とても美しいの。
どんな布になるのかな?


こちらは休憩中のイカット織り機。
シングルイカットでした。
イカット製品もあれこれショップに。

こちらはTシャツに手描き。


職人の道具は、美しいのです。

工房やアトリエの様子にとても惹かれるわ。
アトリエばかりを撮影した写真集とか大好き!

そして、こちらがバティックコーナー。
数人の女性が、緻密な作業をこなしています。


各自の隣にセットされたコンロに、金属の小さな鍋がかけてあって、蝋を溶かしています。
ただでさえ暑いバリ、そして東屋は壁がなくもちろんエアコンもありません。
そんな中、コンロの傍らで作業...。
見学しているこちらも汗がたらたら。大変な仕事です。

そして、手に持っているのが銅製の「チャンティン」という道具。
これに溶かした蝋を注ぎ、細い先から撈を垂らしながら柄を描いて行くのです。

思わず「熱そう...」とつぶやくと、ガイドのパンちゃんが通訳。
「もちろん熱い」のだそうです。ゴメンナサイ...(><)


こちらが溶かす前の蝋の塊。
後の金属のは、「チャップ」と呼ばれる判で、これで判を押すように蝋で柄を押していく技法もあるのです。

そういえば、以前お邪魔した京都の草木染の工房「染司 よしおか」の職人、福田氏がバティックの型(木型でした)を用いて、いろいろな習作を試みていたことを思い出しました。

そのときのおハナシはこちら>染司よしおかでお会いした職人の方々

びっくりしたのが、台の上など平らな所でなく、手の上でこの緻密な柄を描いていくこと。
何となく頭の中で、友禅のような竹や木枠にピンと張ったような状態で線を引くことを描いていたんだと思う。

友禅工房のおハナシはこちら>


うーん、スゴイ技術だわ。



ちなみにショップは、お手軽でお安いお土産ものから、ちょっといいな!と思ったら、ビックリするほどのお値段の工芸品レベルまで幅広ーい商品が。

私は喰いしん坊オットのお土産に、ちょっとフンパツしたバティックのアロハシャツを買いました。
欧米人の観光客が多いせいか、シャツのサイズが欧米人向けの巨大なモノまであってラッキーでした。


みんなお買い物に熱中していたら、いつの間にか外は大変なスコール!!
最近の日本の集中豪雨もスゴイですが、バリの雨はそれに負けるとも劣らないすごさ。
真っ白で、何も見えない!

このあと、次の目的地サヌールへと向かいます。
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サリ アメルタ バティック
Sari Amerta Batik

Jl Raya Batubulan, Bali,
TEL: +62 361 299 057

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2014年7月20日

●京都で茶摘み体験!


夏も近づく八十八夜♪

茶摘みの歌、昔学校で習ったわ...。
それから月日は流れてウン十年。
まさか自分が、お茶摘みを体験する日が来ようとは、夢にも思わなかった...!!

ちなみに、八十八夜というのは、立春から数えて88日目なので、5月の2日ごろ。
そして、茶摘みにお邪魔したのは、茶摘みシーズンの最後の頃で6月初旬。
あいかわらず、タイムラグのあるブログでごめんなさい。

で、なぜ茶摘みかというと...。


以前、何度か参加させていただいた、茶香服(ちゃかぶき)

その茶香服を主催してくださった、京都は城陽のこだわり京都茶舗「孫右エ門」さんの茶畑にお邪魔させていただいたのです♪







木津川のほとり、水主(みずし)と呼ばれる地域。
自然豊か、水がとても綺麗で美味しいのだそう。

茶畑、というと宇治や静岡の山の斜面にもこもこと連なる、あのドームのようなカマボコのような(表現がヘン!?)茶畑を想像してしまうのですが、ここは全然違う!
木津川の土手を降りた河原の平坦な土地。
そして土壌的にも山とは全く違う、砂地に近いものだそうです。
それが、孫右エ門のお茶の味にも大きく影響しているのだとか。


そして、お茶の木の上をしっかりと覆っているこの黒いシート状のものは、







こんなもの。
化学繊維で編まれた遮光シートなのです。
遮光度99%というから驚き!
そして後で実際に作業してみてわかったのですが、けっこう通気性があるのですよ。







今回、茶摘みをさせていただくにあたって、注意事項がいくつかありました。

その一つが、ハンドクリーム禁止。虫除けスプレー禁止。
日焼け止めも手や腕には塗ってこないようにとのことでした。
また、薬品や香りが残る柔軟剤を使用した服もダメとのこと。
これは、それらの成分が茶葉に移ってしまわないように。

例えるならプールいっぱいの水に、ほんの数滴薬品が混じったような比率でも検査でOKが出ない,それくらい厳しい品質管理がなされているのだそうです。

というわけでこの遮光シートは、日焼け止めを塗れない女性の強い見方(^^)
でも、べつに日焼け対策でシートで覆ってる訳ではないんですよ。もちろん。


煎茶と玉露の違いってご存知でしょうか?
お恥ずかしいことですが、私は茶香服(ちゃかぶき)に参加させていただくまで、「玉露って上等な緑茶!?」なんて思ってました...(><)

ざっくりと説明すると、お茶の木の種類が違う訳ではなく。
煎茶はずっと日光を浴びて育ったお茶の木から、玉露は新芽が出たらすぐに日光を遮って育てたお茶の木から摘んだ茶葉で作られるのです。

つまり、この畑のお茶たちはやがて玉露になるコたちなのですね!


そして、以前このブログにも登場したこだわり京都茶舗「孫右エ門」さんの「ほんず製法」は、日光を遮る際こういった遮光シートではなく、天然素材の「よしず」と「わら」で覆うと言います。

この「ほんず製法」、手間はかかるわ、技術的にも難しいわ、しかも「よしず」と「わら」が入手困難だわのとんでもなく大変な製法。
でもそうして出来上がったお茶は、衝撃的に美味しかった!

その日の日記はこちら>初心者でもたてられる、クリーミィなお抹茶 〜七夕の日にいただく、ほんず抹茶の会


この日私が摘ませていただくのは、そのほんず製法のお茶ではありません。
でも、美味しい玉露になるよう、心を込めて摘ませていただきました!







ちなみに、隣の茶畑はもうフルオープン状態。
今年の収穫はもう終わった畑だそうです。
新芽が摘み取られて、しっかりと濃い緑色。


さて、覆いの中へ...!







ピッカピカの晴天の外から入ると、ひんやりと涼しく薄暗く感じるくらい。
シートがさわさわと風にそよいで、キラキラ日光を反射する。
そして、一面の鮮やかな緑!!!
ああ、ナウシカの世界だわ...いや、アレは金色。









新芽は、本当に鮮やかな明るい緑。
そして柔らかい...。
孫右エ門さんのお母様が、摘みかたを丁寧に教えてくださいました。









手前がもう新芽を摘んだ後、そして奥の方がまだ摘んでいない状態。
色が全然違うのわかりますか!?









これが摘んだ後。
木の幹の部分の色がもう違うんですね。
実際触ってみたら、もう固い。
ちなみに新芽の部分は幹の部分も緑色で、手でぽきっと軽く折れます。その感触がまた心地よい!









新芽、キラキラ。

ちなみに数時間置きに計量があります。








出来高制なのですね。
先ほどの画像に写っていた大きなかごの中に、この青いネットが入っていて。
そのネットをこうして測ります。








私はこんなもの〜。
熟練のマダムたちには遠くおよびません!



風の音と鳥の声、お茶の木の青々とした香り、なんだかマイナスイオンをたっぷり浴びたような心地よさ。
無心でお茶を摘んでいる間に、あっという間に6時間ほど経ってしまいました...。

素晴らしい体験をどうもありがとうございました!>孫右エ門さん、忍者さん

このあと、摘み取った茶葉がお茶へと変わっていく工程を見学させていただきます。


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2014年3月11日

●経緯絣、グリンシン・イカットを織っている様子を見学その2 〜2013バリ旅行11


さて、ゆるゆるとバリ旅行のお話。

今回の旅行をgoogle mapにまとめ中。
随時追加して行きます。


バリマップ2013

※クリックするとgoogle mapを表示します。
地図のポイントは、おおよその位置です。明確な住所や位置がわかっていないところも多いので...(^^;;


グリンシン・イカットを見に訪れた、トゥガナン村。
グリンシン・イカットを織っている、村の中の各お家を巡って行きます。


こちらでは、年若い女性の織り手さんが、腰機(こしばた)で、トントン...と器用に織っていきます。
日本の女性にも教えたことがあるのだそう。

こちらは、まだ染める前の木綿糸。
生成りのナチュラルな色です。

この糸を、

こんな風に、柄に合わせて染め分けるために、括っていくのですね。
括っているのは、普通のビニールひもです。こんなところは現代的。


そして、一件目で見せていただいたように、草木の染料を用いて時間をかけて染めて、



染め分けた糸。
くっきりと美しい色!
このままオブジェとして飾っておきたいくらい。

この糸を経糸・緯糸に使って、先ほどの画像の腰機(こしばた)で織っていくのですね。



柄は伝統的な意匠なので、最初の織り手さんに見せていただいたものと共通するところがありますが、
色味や、タッチのシャープさなどに違いがあるように感じます。
例えば同じ茜でも、ちょっと青みを含んでいたり、こちらの方は朱を強く感じたり。
白っぽい部分も、先ほどの方は黄味の強い色でしたが、こちらの方は生成りのままの部分を残していたり。
面白い!

そして、値段も少しずつ違います。
悩む、悩むわ。
さて、では次の織り手さんのところへ。

まだまだ続く。


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2014年2月27日

●世界で3つの経緯絣・グリンシン・イカットを見に、トゥガナン村へ 〜2013バリ旅行10


さて、ゆるゆるとバリ旅行のお話。
旅先では、染織などの工芸品の工房などを尋ねるのが大好き。
今回もバリに行くにあたって、バティック染が見たいなぁといろいろ調べていたのですが、バティックはどちらかといえばジャワ島が中心なのですね。
インドネシアの染織に詳しい方にいろいろと教えていただいたら、バリではグリンシン・イカットがおすすめ!とのこと。


グリンシン・イカットとはなんぞや。

イカットというのは、ざっくり言うと「絣織(かすりおり)」のこと。
染め分けた糸で柄を織り出す織り物ですね(雑すぎる説明。できればきちんとした説明のある本を読んでください(^^) )


日本を始め、世界中で織られている技法なので、「絣っていうと...」頭の中にほわわわーんとイメージが浮かぶのでは?
私は何となく、藍色に白い井桁のような柄が浮かびますねぇ。懐かしいかんじ。

で、経糸(縦糸)をデザインに従って部分染め・緯糸(横糸)は一色で染めで絣模様を織り出していくのが、一般的な絣。(シングル・イカット)

それにたいして、経糸・緯糸(縦糸・横糸)をそれぞれ染めて、両方合わせて絣模様を織り出していくのが、経緯絣(ダブル・イカット)。
経緯絣は、大変に手間がかかり、複雑で高度な技術を必要とするのです。
これが織られているのは、インド・インドネシア・日本の3つの国だけだと言います。
そしてインドネシアでは、ここバリのトゥガナン村でのみ生産されているのだとか。


それはぜひ見なくては!
きっと手が出るものではないだろうけど、もし可能なら間近に見てみたい。
そして、もし、もしも可能なら...。


今回の旅行をgoogle mapにまとめ中。
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バリマップ2013

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地図のポイントは、おおよその位置です。明確な住所や位置がわかっていないところも多いので...(^^;;


さて、あちこち寄りながらもようやくトゥガナン村へ。

このトゥガナン村、ちょっと特殊な村です。
イメージとしてはリアル美観地区(私の勝手な感想)とでもいうのでしょうか。
今でも代々伝わる独自の文化と生活習慣を守って生活している村なのだそうです。
道々、「トゥガナン村の女性は村の男性としか結婚できない」(逆はどうなの!?血は濃くなりすぎないの!?)「女性は髪の毛を切ってはいけない」などなどのいろいろ厳しい掟のハナシを聞きました。

うーん。いろいろと大変そうと思うのは、俗な生活をしているからかしら。



トゥガナン村はぐるりと塀に囲まれているので、村に入るには入り口の駐車場に車を停めて、入村料(寄付)を払います。
雨期だったせいか、平日だったせいか、私たち以外の観光客は全くいなくて(そもそもほとんど人がいない)、しーんと静まり返ってました。


細長い村の中央には、茅葺きの壁のない大きな平屋建て。
これは大集会場なのだそうな。
今は人影もなし。

ただ、



血気盛んな鶏が駆け回り、

巨大な水牛がひねもすのたりのたりかな。
ほんと、のどか。


道端に台を出して、何やら並べているおじさん。
連なった竹を割ったような板(ヤシの葉らしい。分厚い!!)に、緻密な柄が描かれています。

数字はどこにもないけれど、これはバリ暦のカレンダーなのだそう。
信仰心が強く、宗教が密接に生活に関わるバリでは、バリ歴のカレンダーは生活の必需品だとか。
街中でも紙に印刷されたものをよく見かけました。


個人的にはテーブルクロスが密かにツボ(^^)


細いニードルのようなもので板の表面に絵を描き、

そこへ墨を塗り込み拭き取ると、絵の部分が黒く残る技法。
うーん、気が遠くなるほど手が混んでるわ。

しかし今回の目的はグリンシン!
よそ見をしてお金を使ってはイケナーイ!!

...って、見るだけじゃなかったの!?>自分


続く。


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2013年11月18日

●次の100年へ向けて、170年ぶりのリノベーション 〜旅宿 井筒安


着物を楽しむ人たちの集い・着物タテヨコ会や、趣味人たちの集い・横谷塾でお世話になっている、京都の旅宿 井筒安(りょかん いづやす)さんが、この度なんと170年ぶりのリノベーションをされたのだそうです。


今までのイベントの数々はこんな感じ(うーん、アップできてないのも多いな...)>
京都・井筒安さんでの大鑑定会へ♪
江戸時代のお雛様@井筒安
茶香服(ちゃかぶき)に挑戦!


170年ぶり...時の流れの感覚の違うことにびっくりするわ...。
そのおハナシを最初FBで読んだときには、「えー、あの時を経て趣のある旅館を変えちゃうの!?なんだかもったいない...」とシロウトの浅はかさで思ったものでした。
でもその後準備のためのアレコレや、着々と進んで行く様子を同じくFBで拝見していると、「あ、なんだかすごくステキ...」「これはぜひ行ってみたいわ...!」と、ワクワクしてきて。

そして11月になって、「旅館 井筒安 ReBORN【内覧会】」のお誘いをいただいたので、いつもお世話になっている着物タテヨコ会・横谷塾のみなさんと喜んで馳せ参じました。


趣のあるたたずまい、外観は変わりなく。

素敵!
柔らかな間接照明に、ほのかな木の香り。


このカウンターでゆっくりとお酒呑んでみたいわ!

画像には上手く写っていないのですが、カウンターの対面、ちょうど目の高さの位置に釿で削ったような一枚板が。
これが何ともいい雰囲気で。
「なぐり」だとか「なぐり加工」だとか呼ぶのだそうです。

客室も案内していただきました。


うーん、落ち着く!
窓からちょうど中庭が見えるのですが、そこには以前と変わらぬ石灯籠があり...。
井筒さんの「新旧の融合」という言葉に納得。
これからの100年を見据えての、170年ぶりのリノベーション。

ふっかふかのお布団。
ベッドとお布団の中間?すごく分厚いマットレスなのね。
こういうのだと、腰痛持ちの喰いしん坊オットにもいいだろうな(^^;;


お風呂も木と石の取り合わせがいいな。
家族風呂が複数あるのだそうです。


これも井筒さんのお話にあった、「これからの100年のためのリノベーション」という言葉。
この旅宿がこれからどのような時間を積み上げて行くのか、とても楽しみです。

このあと、二階のお座敷にて横谷塾開催。
そのハナシはまた後ほど。


この日のキモノは、墨色の流水紬に、へなちょこ若冲帯。
確かこの間ここにアップしたような。

そうそう、喰いしん坊オットの新しいコンデジはなかなか優秀。
これは「ファンタジックフォーカス」???なるフィルター使用。
なんだかホンワリと柔らかく光が回る感じで、いろいろなアラを隠してくれるみたい。
まあ、あれやこれやと進化するものね...。

カメラ開発者の皆様、ぜひ「3割くらい痩せて写るフィルター」とかなんとか開発してください。


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2013年10月13日

●丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷にて、陶芸体験に燃える! 〜あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ

あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて訪問した、丹波篠山のおハナシ続き。
もうあとちょっとで終わり!
たった二日間の旅行に、どんだけ時間かけてるのかしら!?>自分


ブロガー100人戦国トリップのカテゴリを作りました。今までのおハナシはこちら>


さて、無鹿でランチを終えたところ、外はバケツをひっくり返したような土砂降りになっておりました...。
なんてったって、この日は台風が本州に上陸。各地で甚大な被害をもたらしていたのです(><)
昨日のうちに八上城登っておいてよかったよ。
今日は着物をあきらめて、濡れ手もいい格好にしておいてよかったよ。

帰りの高速も怖いし、下手に通行止めなんかになった日には目も当てられない!
予定をあちこち切り上げ、屋外での観光もさくっとあきらめ。
丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷で陶芸体験をさせていただくことに。
こちらは施設が大きいので、団体でなければ当日の申し込みが可能だとのこと。
良かったー!


それにしても本当に酷い雨。
施設の駐車場に車を停めて建物に入るまでのわずかな間に、風に煽られ・横殴りの雨にに晒され、びしょ濡れに!

こんな悪天候の中でしたが、陶芸体験教室はなかなかのにぎわい。
画像の時はまだすいていましたが、このあとどんどんお客さんがやって来て、一時はほぼ八割り方埋まっていたのではないかしら?
お天気が悪い時の方が、かえって混むのだそう。
お外で観光楽しめないものね。

各窯元さんでも体験が可能です。
今回こちらを選んだのは、あいたい兵庫・ブロガー100人戦国トリップ企画にて、私の体験分を特典としてプレゼントしていただけたから。
ありがとうございます〜!


体験の内容は、初めての人は手びねり、経験者は電動ろくろの使用も可能。
陶器のランプのキット販売や、土を好きなだけ購入して好きなものを造れるような内容もあり、充実しています。


一人分の土。
大振りなお茶碗が二つくらい造れる量。さて何造ろう!?

一人一人に先生がつく訳ではなく、ペラリと一枚プリントをもらってそれを見ながら造る感じ。
それを先生が見回りながらアドバイスしてくださいます。
うーん、これはちょっとハードルが高いなー(><)


周りを見回すと、私たちと同じようにいかにも観光客、と言った感じで楽しそうに造る一群と、あきらかに真剣さの違う人たちもちらほら。
造っているものを見ると、複雑な形のティーポット!!や、とてもシロウトとは思えない美しい姿の壷など...何!?一体何!?

手びねりで壷を造っているおじさまの手つきがあまりにも鮮やかなので見惚れていると、
「体験ですか?初めてですか?」
と。
お話ししてみると、このおじさまはこの体験教室の超☆常連さん!
もう10年あまり、週末に通い続けて好きな作品を造ってらっしゃるのだそう。なんとまー!!

そして、あまりにもヘタレな私たちを見かねて、個人教授をしてくださることに。
なんてありがたいー!!!
先生、と呼ぶと「先生はヤメてー」とのことなので、以降「センパイ」とお呼びすることに。


私はぐい呑みを、喰いしん坊オットは、抹茶碗を造ることに。



まずは底を造ります。
妥当な量の土を取り、ろくろの上へペンペンと平らに延ばします。
そのあと手でろくろを回しながら、正円に印を付け、カット。



なかなか中心がとれないのですけどね。
まあ、こんなもんでいいか!


残りの粘度で、親指の太さくらいの紐を造って、先ほどの底に積み上げて行きます。
内側・外側をしっかり指で接着しながら...。
しばし真剣にがんばったため。画像はありません。


おおー!筒茶碗っぽいやーん!

焼成するときに若干縮むので、2割ほど大きめに造るのですが...
私のぐい飲みは、どんぶりよりデカイ...。なぜこうなった!?

土が若干軟らかめなので、ドライヤーで少し乾燥させます。
このあと底に高台を細工する予定。



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2013年8月28日

●天然藍で染める。 〜徳島・長尾織布


徳島のしじら織・藍染体験続き。

今までのおハナシはこちら>
阿波しじら織の長尾織布さんへ
阿波しじら織の長尾織布さんへ・機織までの遠い道のり
さあ、いよいよ藍染体験!まずは絞りから。


さて、染めます!


まずは、ゴム手袋とゴムエプロンで完全防備。
肌についた染料は石けんで簡単に洗い流せるのですが、洋服などについたらもう落とせませんからねー。


喰いしん坊オットも準備万端!
なんだろう...「メス!」とかいいそうやわ(^^;;


こちらは洗い場。
豊富な井戸水が引かれてます。



流水にさらされているのは、染め上がった工房の作品たち。
白い部分が黄みがかっているのは、まだアクが抜けていないからだそう。
ここでしっかりと、アクと余分な染料を洗い流します。

まずこの洗い場で、白生地をしっかりと濡らします。

そして...

藍が建てられてるこちらの巨大な桶に、ゆっくりと沈めていきます。
液の中で、もみもみもみもみ...
揉み込むようにしたり、泳がせるようにしたり。
ゆっくり1分...あれ2分だったかな?

表面には、液面が見えないくらいびっしりと泡のような...これを藍の花、と呼ぶのだそうです。
この藍は、ちょうど建ててから二週間ほどのちょうどいい状態。
今日体験できたのはとってもラッキーやわ!

さて、一回目藍に浸けた後。
そのまますぐとなりの平たい台の上で、広げて(絞りはそのまんま)空気に触れさせることで発色するのです。

でもまだ、見た目は藍色、というよりなんだか緑がかったような、光の加減によっては茶色いような変な色...。

さらにそのまま浸けて、広げて、を繰り返してもいいのですが、
一度目の後に、まずは流水で洗い流してみましょうと指示がありました。


冷たい水でよーく洗い流すと、アクが流され、鮮やかな藍の色が!
うわー!!感動!!

この瞬間を見るために、一回洗い流してみたのですね。
このあと何度も何度も、藍に浸けてはもみもみ、広げてさらして、浸けてもみもみ、広げてさらして...を繰り返し。



5〜6回繰り返すとこんな感じ。
一回目の後とかなり色が違う!



これは壁に貼られたサンプルですが、浸ける回数によってこんなに色の違いが。
たいていの人は5〜6回浸けて、その後好きずきで絞りの一部を外して、数回浸けるのだそう。
そうすると、真っ白な模様と、やや薄めの藍の色の模様が出来るのですね。

しかーし!
私はこの一連の作業にすっかりハマってしまった&藍の濃い色が好きで...。
この時は体験が私たち二人だけだったせいもあり、好きな回数繰り返してもいいことに。
うれしい!

というわけで、喰いしん坊オットに「ええかげんにせんかーい!」と言われるまで、ひたすら作業を繰り返したのでした。回数にして18回。


最後に全ての絞りを外して、ひたすら洗う...
流しても流しても、水に溶け出す藍の色。

左が18回ほど染めるのを繰り返した私のコットンマフラー。
右が7〜8回ほど染めた後、一部の絞りをほどいて柄の部分も2〜3回染めた喰いしん坊オットのコットンマフラー。


そんな簡単に色落ちはとまらないので(実際,使用してからも色落ち注意!)、この日は絞ってビニール袋へ。
濡れたまま擦れたりするとさらに色写りするので、ホテルへついたらまず洗面所で水にさらすように指示がありました。



工房の商品たち。
どんな絞り方をしたのかな...???

貴重な体験をさせてくださって、どうもありがとうございました!



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2013年8月26日

●さあ、いよいよ藍染体験!まずは絞りから。


さてハナシを徳島のしじら織・藍染体験へと戻して。

今までのおハナシはこちら>
阿波しじら織の長尾織布さんへ
阿波しじら織の長尾織布さんへ・機織までの遠い道のり

さて、いよいよ藍染体験へ。



建物の外に、身長163センチの私の胸の辺りまであるような大きな瓶が。
以前使用していた藍染の瓶だそう。

これは、徳島の名産・大谷焼の瓶だとのこと。
我が家にも大谷焼の窯元・森さんのとこの一抱えもあるような大きな麺こね鉢がありますが、古くから藍染に使われるこの大きな瓶を始めとして、大物の制作を得意としているそうですね。



そしてその脇には、藍染に使われるタデ藍が。

実際に染織に使われるタデ藍は、別の場所で契約した農家の方によって栽培されているそうですが、藍染体験に訪れる人たちが実際に目に出来るようにと、庭先に少し植えられているのだとか。

昔の人はこの綺麗なグリーンから、どうやってあの藍色が出るとわかったのかしら?
それに至るまでの長い道のり...先人たちの努力と研鑽に思いを馳せて。



藍染の建物の中は、ちょっぴり独特の臭い。
なんだろう...!?そう、例えるなら海老せんのような。
一角に、先ほどの大瓶が地面に埋められていました。中には建てられた藍が。



ただ、この藍は元気のいい時期を過ぎた?ものらしく、現在は糸の下染めなどに使われているそう。
今回染めさせていただく藍は別の一角に。


さて、まずは染めるアイテムを選びます。

ハンカチやタオルマフラー、Tシャツ、シルクやリネン混のスカーフなど。
今回は、タオルマフラーにしました。やわらかそうなコットンガーゼ。
体験費1600円なり〜♪

次に絞りで模様を付ける訳ですが...


こちらがサンプル。
こんなアイテムを使って、こう絞ると、こんな風に仕上がりますよーというもの。

1は全体をくしゃくしゃくしゃっとランダムに。

2は蛇腹に折り畳んだところを結んだもの。

3は一般的な絞りかな...?ここでは輪ゴムを使ってぐるぐる巻きに。


ビー玉をくるむという方法も。


4は端っこを2と同じようにすると、こんなカーブを描くように。

5は...なんだったっけ?

6はくっきりと抜けている柄で、大きな円はフィルムケース、小さな円は折り畳んで先の丸い洗濯バサミではさんだもの。



フィルムケースは、布を挟んできっちりと蓋を閉める。


洗濯バサミは、布のたたみ方によって柄の出方が違う!

さてさて...!?


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2013年8月24日

●阿波しじら織の長尾織布さんへ・機織までの遠い道のり

阿波しじら織の長尾織布さんの工場見学、続き。
しじら織の工程とは逆行しますが、まず最初に機織(はたおり)の工程を見学した後、
隣の部屋の、綛上げ(かせあげ)の工程を見学。
こちらも、順序通りには見学していないので、記述に間違いがあったらごめんなさい!


管(くだ)に巻いた状態の糸を、



綛(かせ)あげ枠を使って、綛(かせ)という、
約130センチの糸の輪に巻き取っていきます。


くるくるくるくる...
すごいスピードで巻き取られていきます。
これを昔は手でやってたんだから、大変だったでしょうね...。
もちろん、今でも手作業でされているところも。


使い終わった後の管。
いろんなメーカーの名前が。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり、いろんなメーカーの間で使われているんだろうな。
中にはけっこう年代物も?いい色出てました!


さて、綛(かせ)は、隣の建物へと運ばれ、
モノによっては天然藍で、もしくは化学染料で染められます。

こちらは、化学染料で染める用の大きなタンク。
染められた糸は、



天日干し。
乾いたら、

色別に保管されます。
そして


糸繰(いとくり)へ。
綛(かせ)の状態から、また糸枠に巻き取ります。
もう、あっちへ巻き取りこっちへ巻き取り、何度も何度も大変!

さて、その後はまた別の部屋にて、整経(せいけい)という工程。
経糸(たていと)を整えるという意味です。
たくさんの糸がセットされ、設計に基づいた糸を必要な分だけ大きなローラーに巻いていきます。



何十・何百という糸巻きから大きなロールへ、蜘蛛の巣のように糸が張られて。
ここで糸の間違いがあったり、きちんと必要な張力で巻けてなかったりしたらもう大変!
とっても大事な工程です。


ここまでの工程を経て、ようやく先ほどの「機織(はたおり)」へと進めるのです。


さて、次回はいよいよ藍染体験へ...。


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2013年8月23日

●阿波しじら織の長尾織布さんへ

徳島旅行のお話、続き。
ランチを2軒ハシゴ (^^;; した後は、市内の長尾織布さんへ。
長尾織布さんは、徳島の名産・藍染と阿波しじら織の会社で、工場の見学と藍染の体験をさせていただけるのです♪
(要予約・詳細は長尾織布さんのサイトで>

涼しげなしじら織の暖簾のかかったお店。
こちらで藍染やしじら織の商品を買うことが出来ます。

さて、まずはしじら織の工場見学から!

木綿の工房といえば、以前伊勢木綿の臼井織布さんを訪れたことがあります。
その時のハナシはこちら>
伊勢木綿への道 〜織元を訪ねて vol.1
伊勢木綿への道 〜織元を訪ねて vol.2
伊勢木綿への道 〜魅惑のショールーム♪ vol.3
「二者択一」 伊勢木綿への道 ~ vol.4

さて、阿波しじらはどんな風に織られているのか...???



工場の中は、数十台の織り機が稼働中!
これは、工程で言うと「機織(ハタオリ)」ね。
しじら織の工程は長尾織布さんのサイトへどうぞ>
職人さんたちがきびきびと立ち働き、織り機のガッシャンガッシャンという音が響きます。


おおーーー!なんて涼しげな藍の縞!

ステキ〜〜〜〜!

そういえば、しじら織といえば「しぼ」と呼ばれる、生地の表面に凹凸があることが特徴。
このしぼのおかげで着たときに肌に触れる面積が少なくなるため、風通し良くさらさらとよい肌触りになるのですね。
でも、織っているこの段階では、生地の表面はフラットなんです。

あれ?なんで?
そもそもしぼってなんで出来るの?


織物は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交差させて織られている訳ですよね。
ざーっくり言うと、経糸1本、緯糸1本と交差させていくのが平織り。
しじら織りは、経糸の数を場所によって変えているのだそう。(3・3・1...とかなんとかおっしゃってたような...)
そうすることで、複数の糸がよって太いところと細いところが出来、糸の伸縮性に違いが出て。
それを織り上がった後に水通しすると、あの独特のしぼができるんですって。


そんな説明をしていただきながら、工場の中を歩くと、いろんなデザインの反物が織られていました。

抜染の経糸がかかった織り機。
どんな反物が仕上がるのかしら...?

長尾織布さんでは、抜染による様々な柄の反物も商品化されてます。
このあとお店の方で見せていただいたのですが、ステキでした〜!


同じ藍でも、いろんな色があり、その組み合わせでいろんな縞がある...。
すごく印象が違う!


綺麗な色のマルチストライプ。
こんなん欲しい!と聞いたら、これは色見本のための反物で、商品ではないらしい。
これがいいなぁ...。


場所を移動すると、


こちらでは幅広の生地を織ってました。

グーンとワイド。
長尾織布さんでは、シャツを始めとして、いろんな商品をつくってらっしゃるのです。



さて、順番は前後しますが、別の工程を見学へ...



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2013年8月12日

●琉球ガラスを吹いてみよう!


沖縄ハナシ、そろそろ終わりが見えて来た!長過ぎ!!

読谷の近くを通ったときのこと。
読谷村付近には、焼き物やガラス、花織の工房がたくさんあります。
買い物できるところ、中には見学や体験をさせてもらえるところも。

あれこれ調べてみて、
ガラス工房 晴天
さんへ。



車を駐車場に停めたら、もうすぐそこが工房!
屋根はあるのですが壁が無い?半屋外のような。



真っ赤に燃える灼熱の炉と、南国のグリーンの背景のミスマッチ♪
もちろん、沖縄の気候なので熱ーい暑ーい!!


その中で、職人さんたちが黙々と働いてます。

真っ赤に熱せられたガラスの塊が、職人さんの手元でくるくると回るたびにヒューッと伸びたり縮んだり。

ワクワクする光景...!!


体験で作ることができるのは、皿・小鉢・グラスで、それぞれ何色かから選べます。
あとはプレーンな形にするか、外側にモールガラスのようにラインを付けることも出来ます。


ガラス吹き初体験の喰いしん坊オットは,グラスをプレーンな形で、何度かやったことがある私は、同じくグラスをラインを付けて作ることに。
色は両方とも透明無色。飲み物が一番キレイに見えるから、グラスは無色が好き。


あちこちで灼熱の炉や、熱いガラスの塊をもった職人さんがうろうろしているので、シロウトがうろうろしては危険。
カメラは職人さんに預けてしまって、撮影はお任せになります(^^)

以下、職人さんが撮ってくださった画像でお送りします(^^)

さて、ここからが目の回るようなハイピッチ(@0@)
火傷しないように腕にサポーター?の用なカバーを付け、軍手をはめて。

複数の職人さんたちが手取り足取り、
はい!ここに座って!
まずはガラスの玉のついてない鉄のパイプで、こうやって回すんですよ!と素振り?の練習
じゃあ、ガラスを!と、炉からガラスの玉を取ってきて...



パイプをくるくると回転させながら、形を整えていきます!
なんていうんだろう!?そう、F1カーがピットインしたら、わーっとクルーが飛んできて、一斉にタイヤ変えて給油して...あっという間!!というような感じ。
頭の中は、F1のテーマソングが鳴り響いてたわ!


プーッと吹いて。
さすがハンパない肺活量、一瞬で膨らみます。

旨く説明できないんだけど、このあと膨らんだお尻の方(こっちがグラス底になる)に、もう一本パイプをくっつけて、グラスの口の方をこん、と切ります。
道具を使って、口の方を広げたり、好みの形に。



できた!!

さて、一方私は...


真剣な顔で、素振り中(^^;;
でも、実際やるとなると旨く出来ないのよね〜!

ガラスの玉をつった時点で、外側に型でラインを付け、ぷーっと吹いて膨らますのですが、
肺活量の無い私にはこれが難しい!!
焦って、吸っちゃったりしたら、一瞬で肺が大火傷だから気をつけなくっちゃ!!


真っ赤なガラスの玉を、くるくる回しながら好みの形に...最初の膨らみが小さいから、グラス自体もちょっと小さい!そして分厚い!!


左手でくるくる、右手でグラスの口を広げて...難しい!!

できたー!!

さて、このあとは


パイプから、こん、と外した跡を、職人さんがバーナーで炙ってキレイにしてくれました。
まだ熱い状態で、手で持ったら大火傷。
割れたりしないように、ゆっくり時間をかけて冷やしていくので、残念ながら当日は持って帰れません。
あとで送ってもらったのですが、ステキなビアグラスを二つもお土産でいただいてしまいました!
えー!こんなお値段で体験させてもらっちゃった上にいいの!?

とても忙しくハードで、あっ!!!!という間でしたが、楽しかった!

出来上がったグラスは、お家でヘビロテ中。
また今度画像アップします!

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ガラス工房 清天

沖縄県中頭郡読谷村座喜味162
9時~18時30分(手作り体験~17時)
定休日 : 日

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2013年6月12日

●作品お披露目 〜日菓さんのワークショップ@ことほぎや


日菓さんのワークショップ@ことほぎやのおハナシ、ラスト。

今までのおハナシはこちら>
和菓子・日菓さんのワークショップへ 〜ことほぎや
和菓子を作ろう! 〜日菓さんのワークショップ@ことほぎや
いざ、実制作! 〜日菓さんのワークショップ@ことほぎや


いやー、かなりハードな数時間でした。
脳みそフル回転!みたいな。


さて、みなさんの作品お披露目となったのですが、その間も私は作業が若干遅れていて、
全部の方の作品の説明をしっかりお聞きすることが出来ませんでした...(><)
なので、所々歯抜けがあり、作品も全ての写真がありません。ごめんなさい。



「新緑」というテーマだったので、全体的に緑をベースにした作品が多かったのですが、
この方は明るいピンクの作品で際立ってました。

3つの六角形で、つくしのモチーフを表現。
この押さえた表現が和菓子らしいんですって。
一面六角形で埋め尽くしたら嫌らしくなっちゃいますもんね。
クリーム色で添えたのは、つくしのハカマ。
とっても完成度の高い作品で褒められてらっしゃいました。



この方は、新緑の木々の葉の重なり、そこからこぼれる木漏れ日をモチーフに。
グラデーションや、きんとんの表現がとっても手の込んだ作品。


この方は新緑の萌える山をモチーフに。
立体的な造形が目を惹きました。

この方は、ブルーをベースに、小河のせせらぎとそこを流される葉を表現。
とっても涼しげで爽やかです。

今回、個人的にとっても好きだったのはこの方の作品!
赤いのは、ポスト。
「葉書」って言葉から、「葉っぱのお便り」をイメージされたのだそう。
リアルなポストでなく、ぽってりとした造形もツボです(^^)


どんなイメージだったのか聞きそびれてしまいました(;_;)
葉っぱのモチーフや、ちょっと尖った形などがとってもキュートです。
餡をちらりと見せた意図など知りたかった...。


サイコロのようなキュートな形。
萌える新芽をイメージしたようなきんとんの配置がとてもポップでカワイイ!


グラデーションがとてもキレイな作品、
説明をお聞きできませんでした。
筋でつけた葉っぱの形で、葉っぱの重なりを表現しているのでしょうか...?


最後に私のは、



こんなの。
タンポポの葉っぱに、黄色のお花と白い綿毛のイメージ。

最初はぽってりと丸い双葉のイメージで作ろうとスケッチしていたんです。
でも、日菓さんが茶こしを使ってきんとんを作る様子を見てたら、どうしてもやりたくなってしまって(^^;;
で、ほわほわ?綿毛?たんぽぽ?だったらお花と綿毛両方...みたいに、
イメージが広がっていって。

でも、正確に言うと「たんぽぽ」っていうと、「新緑」よりもっと早い時期の「早春」くらいがテーマのときにふさわしいですよね...しまった。

先生には「上品!」と言っていただけました。



1つ目に作ったとんがりクンと、二つ目に作ったぽっちゃりさんを並べると、
確かに丸い方が美味しそうに、お菓子っぽく見えるわ。


さて、お茶は日本茶カフェ ひとひさんの定番・天竜。
お店でよくお会いする、ひとひさんのスタッフさんがお茶を入れてくださいました。



お茶を淹れる真剣なまなざし、揺るぎのない流れるような動作。
緊張と集中から解き放たれて、ほっと一息。
じんわりと沁みる美味しさです。



彼女はいつもとってもオシャレ。
この日もシックな着物を、染め半襟・帯・そしてポチッと白い帯留(こ、これは...先日京都で見た作家さんのだ!!)。どれもものすごくツボです!


他の方はみなさん1つをその場で食べて、もう1つを持って帰ってたのですが、ウチはカメラマンをがんばってくれた喰いしん坊オットと,その場で1つずつ食べて帰りました。
見た目はさておき、生地と餡は日菓さんのだから、見た目はともかく美味しさは心配なし(^^;;


とてもステキな一日でした。
日菓さん、ことほぎやさん、参加されたみなさん、どうもありがとうございました!

帰りに、各自1つ限定でしたが日菓さんのお菓子の販売がありました。


日菓さんの本の表紙にもなっている「赤い糸」。
乙女心(私にもそんなものがあるかはビミョウですが)キュンキュンのキュートなお菓子です。



日菓のしごと京の和菓子帖


これは、天才パティシエと崇めるおトモダチのお土産に♪



そうそう、割烹着の下はこんなキモノでした。
腕がにょっきりなのは見逃して(><)


この春先からつい最近まで、ヘビロテしすぎた感のあるうすでウール?のキモノ。
帯は、京都の重松さんのこだないちでいただいた、ポリノジックの半幅帯。
軽くて締めやすくて、浴衣の季節も大活躍しそうです。


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2013年6月10日

●いざ、実制作! 〜日菓さんのワークショップ@ことほぎや

六甲のお箸のオーダーサロン・ことほぎやさんで開催された、日菓さんのワークショップのおハナシ、続き。
私は必死になってお菓子と取っ組み合いしてましたので、撮影は喰いしん坊オットです。

今までのおハナシはこちら>
和菓子・日菓さんのワークショップへ 〜ことほぎや
和菓子を作ろう! 〜日菓さんのワークショップ@ことほぎや

さて一回目は割愛しますが、味をつけてない食べられない素材で作り方の練習。



回収されたみなさんの練習分。
だいぶ色が濃いめです。
さて、これらをふまえて二回目,いざ実践。

奥の2つがこなし生地、手前の2つが餡です。
各自2つのお菓子を作り、1つはここでお茶と一緒にいただいて、1つはお土産に持って帰るのです。


みんな真剣な面持ち。
日菓さんが回って様子を見ながらアドバイスしてくださいます。


私も割烹着着てがんばります♪

萌葱色にしたいので、緑の色素をちょん、黄色の色素をちょんちょん、くらいの感じ。
気をつけないと、ちょっとの加減で濃すぎのド派手になっちゃう!

さて、よく捏ねて色ムラがなくなったら、餡を包むのですが...


あれ???

あれれれれ?????
なかなか旨く出来へんわ...


それでもなんとか形にして、手でちょっと細長目にのばして。

木の道具のエッジを使って、ギザギザにします。
1つはちょっと細長目にしてみたんだけど、リアルすぎてちょっと可愛くない?
2つめはぽってりと丸くしてみた。

日菓さん曰く、「ぽってりとちょっとどんくさいような形の方が、和菓子らしく美味しそうに見える」(ちょっと言葉が違うかもしれない...)のだそう。確かに!


さて、ちょっとだけ取りのけておいたこなし生地を、さらに二つに分けて。
1つは白のまま、1つは黄色に色付け。
両方とも茶こしできんとんのそぼろ状にします。



むにゅーーーーーーー!!押し出すこの感じが面白い!
もうこれは粘土細工ね。
いっぱい作りたくなってしまう!

でも、食べるものを、あんまりベタベタさわってあったらイヤだと思うから(食べるのは自分だけど)
出来るだけささっと作業を進めないとね。
ああ、むずかしい!


そのきんとんをそっと先の細い棒でとって、先ほどの形作ったこなし生地にそっと付ける。
形になって来たわ...


まだ続きます。
話長ーい!!


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2013年6月 8日

●和菓子を作ろう! 〜日菓さんのワークショップ@ことほぎや

六甲のお箸のオーダーサロン・ことほぎやさんで開催された、日菓さんのワークショップのおハナシ、続き。
私は必死になってお菓子と取っ組み合いしてましたので、撮影は喰いしん坊オットです。

さて、日菓さんによる制作行程の実演の続き。


いろいろな道具があります。
和菓子専門の道具もあれば、他のものを流用する優れものアイデアもあり、オリジナルで作ってもらったものもあるのだとか。



こんな道具で、櫛状の模様をつけたり、



小さなこなし生地を、茶こしの細かい網にぎゅーっと押し付けて、

押し出された生地をそっとつぶさないように棒の先にとって、

先の丸い道具を使ってくぼみをつけておいた,前回丸めた生地の上に。
すると...

菊のようなお花の、しべに。
すごい!こんな風に作ってるのね!

他にも、前回グラデーションは別の方法でと書きましたが、



別の色のこなし生地を、小さく丸めてのせ、指で丁寧になじませていきます。
そうするとグラデーションに!



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2013年6月 7日

●和菓子・日菓さんのワークショップへ 〜ことほぎや

先日、岡本の日本茶カフェ ひとひさんでかき氷トークをしていたとき。

その日のおハナシはこちら>絶品ブルーハワイかき氷♪ 〜日本茶カフェ ひとひ

マスターが「こんなイベントあるの知ってる?」と、六甲のお箸のオーダーサロン・ことほぎやさんで開催される、日菓さんのワークショップのことを教えていただいたのでした。

日菓さんといえば、今京都でぶいぶいいわしたはる、和菓子作家さんのユニットじゃありませんか!?
そういえば以前、京都のギャラリーYDSで開催された「七夕の日にいただく、ほんず抹茶」の会でいただいたことがありました。
独創的でキュート、クスッと笑ってしまうユーモアがあって、本当にステキな和菓子たち。
残念なことに一般的に常に販売はされておらず、月に一回の工房での販売と受注販売のみ。

そんな日菓さんのワークショップ。
参加者が和菓子を作り、その場でひとひさんのお茶と合わせていただくことが出来るのだそうで、
当日は、いつもステキなキモノ姿のひとひさんスタッフがお茶を入れてくださるのだとか。

そんなステキな機会があるのなら喜んで参加したいわ...!と思いつつも、
予定を聞いたら、ほんとにすぐのこと。
絶対人気やわ、もうとっくに満員ちゃう!?
ダメ元で電話したら、やはりとっくに満員。限定10人を2セット。そりゃ人気よねー。

さらにダメ元で喰いしん坊オット
と二人キャンセル待ちをお願いしたら、前日にキャンセルが出た!
なんてラッキー!!
残念なことに、キャンセルは一人だけだったのですで私が参加しましたが、
ことほぎやさんのご厚意で、喰いしん坊オットは見学をさせていただけることに。
以下、掲載画像は喰いしん坊オット撮影です。


という訳で当日。
ことほぎやさんは、一見何屋さん!?と首を傾げるような...
でも、蔦が青々と絡まる、とても趣のある建物です。

時々前を通ることがあったので、何だろうって気になってたの。
中へ入ると、手前にとてもステキなお箸が並ぶショップがあって
(日常使いのお箸から、晴れの場、特別な日ににふさわしいようなお箸、アーティスティックなお箸までさまざま!)
その奥に、イベントスペースが。



この熨斗をイメージした暖簾、ステキ!

日菓さんは、和菓子の作品のイメージそのまま、とても可愛らしくそしてとても雰囲気のあるステキな女の子でした。
女の子なんて行ったら失礼かしら...でも、すごくお若いんだもの。
ああ、年取ったなぁ...>自分(^^;;

日菓さんが手にしているのは、アイデア帳。
常日頃思いついた様々なアイデアをメモして、そこから作品に昇華していくまでのお話をとても興味深くお聞きすることが出来ました。

で、ワークショップなんですけどね。
ワタシ、はっきり言って甘く考えてましたわ。ごめんなさい。
日菓さんのお菓子を見本に、作り方を教えていただけるんだろうなーなんてワクワクしていたのですよ。

甘くなかった。


「今日のテーマは新緑です。」(※5月の後半のお話です)

はい???テーマ?

「新緑という言葉からイメージするものを、みなさんそれぞれ書き出してください」

そこからですかーーーーーーー!?

新緑、という言葉からイメージするものをまず言葉でいいから,
用意された白い紙に思いつくままに書き出してみる。
例えば、葉っぱとか、新芽とか。
人によっては、木漏れ日とか、山々など、もっと違うものを連想するかもしれない。


みんなして、唸る。
あ、ワタシは当日キモノに割烹着姿でした。昭和のおかんチックね。

そしてその言葉から、気に入ったものを一つ選び、イメージスケッチで絵にしていく。



日菓さんはテーブルを回って各自のスケッチを見ながら、
アイデアを膨らませたり、まとめたりを手伝ってアドバイスを。

そのときに、日菓さんの人気のお菓子の一つ「草かんむり」を作ったときのお話をしていただきました。



※これはほんず抹茶の会の際のオリジナルのお菓子。
 草かんむりは、この王冠が淡い萌葱色でした。

漢字の部位「草冠」って面白いよね、というところからアイデアが広がっていったのだそうです。

しかし、みんないきなりのことで頭がパニック!
そしてワークショップはわずか2〜3時間の予定なので、超ハードスケジュール!!
あっという間にアイデア出しのタイムリミットが来てしまい、
ろくにアイデア煮詰まらないうちに、実際の制作の時間が来てしまいました...orz
どうするんだ、自分...orz


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2013年1月21日

●染司よしおかでお会いした職人の方々


昨年、着物タテヨコ会でお邪魔した、日本古来の植物染で有名な、染司よしおかさんの工房。

※染司よしおかさんでは、通常見学を受け付けてはいらっしゃいません。
 この時は、縁の深い着物タテヨコ会の企画として、特別にお邪魔させていただきました。

その「染司よしおか」の日常を克明に記録したドキュメンタリー映画「紫」がこのお正月大阪でも上映されたと言うのに、私ったらバタバタしていて見逃したのです...orz

ああ、どこかで再上映されないかしら!?

そこでハタ、と思い出したのが、
今更ながらですが、工房訪問記を最後まで書いていなかったこと。
ああ、尻切れとんぼで尻拭かずなワタシ。ダメダメやん。

と言う訳で、自分の日記として残りの画像をアップします。
今までのおハナシはこちら
日本古来の植物染・染司よしおかの工房へ
染司よしおかの美しい色たち 〜赤
染司よしおかの美しい色たち 〜黄
染司よしおかの美しい色たち 〜グレーから黒まで
染司よしおかの美しい色たち 〜藍、それから工房のあれこれ


工房では、職人さんたちが忙しく立ち働いていらっしゃいました。



ずーっと同じペースで、淡々と確実に、
布を手繰り寄せて染めていく職人さん。
気の遠くなりそうな仕事です。


ときどき外へ出て、自然光の下で見本となる生地の色を確認しながら
仕事を進めてらっしゃいました。

でも、今染めている生地は、まだ染め途中で濡れている。
そして、見本としてお客様から持ち込まれた生地は、何年も前の生地で
当然ある程度の経年変化も。(それがまたいい風合いなのでしょうね)

それを見越して、この色、と判断することができるという
職人さんの経験と技術には感嘆するばかり。

そこから工房のまた別室へ。
そこへは、ドキュメンタリー映画「紫」にもご出演された
職人の福田さんがいらっしゃいました。


吉岡さんが「うちの宝です」と紹介してくださって...
なんてステキなのかしら...!

福田さんが手に持ってらっしゃるのは、


インドの更紗の版木。
このとき、いろいろな試作をかさねてらして、

いろんな版木が、ごろごろ。


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2012年12月16日

●庖丁を研いでみよう! 〜食道具 庖丁の展示会と研ぎセミナー 研ごう会vol.2


さて、食道具 庖丁の展示会と研ぎセミナー 研ごう会vol.2

いよいよのメインイベント、庖丁研ぎセミナーの開始!
先生は、南丹市八木で庖丁調整士というお仕事をなさっている廣瀬康二氏。

食道具 竹上, 庖丁 竹上 庖丁コーディネータ 食道具 廣瀬康二


短く刈り上げた頭に、はっきりとした目鼻立ち、きりり!とした雰囲気。
昨今のソフトな男性を見慣れている目には眩しかったわ!
例えるなら...そう、三島由紀夫のような。
一目見たら忘れられないインパクト。
※好き放題いってます。ごめんなさい。


2日間に渡り、午前の部・午後の部それぞれ5〜6人ずつかな?
少人数制でじっくりと教えていただきました。
私の参加した会は、主婦の方、若いお嬢さん、そして本職の若い板前さんたち。

ちなみに私は木綿キモノに割烹着で参加。
なんか思いっきしオカンやったわ(^^;;

みんなそれぞれの庖丁を、事前に研ぎたい庖丁をお預けして、
それを一本一本廣瀬さんが診断して(それぞれの特徴や、様子を詳しいメモにされてました)
研ぐ前の調整(ひずみをなおしたり、形を整えたり、一定の厚みにしたり)までをして下さってました。

我が家は奮発して購入したものの、
手入れに自信がなくてイマイチ使いこなせていない出刃包丁をお願いしていました。
みなさん、両刃のステンレスの庖丁から料理人さんの片刃の本格的な庖丁まで
さまざまな庖丁を持ってこられていたので、
それぞれの特徴にあった研ぎ方を教えていただくことに。

そして、ただどうやって研ぐか、という技術だけでなく
庖丁とつきあっていく心構えまで、丁寧に教えて下さったのです。



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2012年12月15日

●めくるめく庖丁と砥石の世界 〜食道具 庖丁の展示会と研ぎセミナー 研ごう会vol.2


ずっと楽しみにしていたイベントが、
京都のギャラリーshop&gallery yds(ショップ&ギャラリー ワイディーエス)さんで開催されたので、
駆けつけましたよ!


食道具 庖丁の展示会と研ぎセミナー 研ごう会vol.2

去年のvol.1は参加できなくて、
あとからお話聞いて悔しくて悔しくて。
今年はぜひ参加しようと思っていたのでした!

トモダチとしゃべってて、

「週末は京都に庖丁研ぎ方に行くねん!」

と言うと怪訝な顔をされ、

「庖丁と砥石の展示会があんねん!もうめっちゃカッコいいねん!!」

と言うと、

「いろんな世界があるんやね...」

と言われ。

確かにいろんな世界があるもんだと思いますわ。
めくるめく、庖丁と砥石の世界。

会の詳細はこちらで>
「研ごう会vol.2」開催決定 11月28日〜12月2日
※ごめんなさい、こちらのイベントはもう終了しています。



凛として美しい佇まいの高橋徳さんの店構え。

私は以前、こちらの友禅教室に半年間通わせていただいていたのでした。
その頃のお話はこちら>
!!!ハナシが途中で終わっている!!!



イベントのポスターが。
まずは、展示をみせたいただきます♪


壁面には、ひとつひとつ丁寧に説明を添えた庖丁が。


食いしん坊オットが今一番欲しいのは、
菜切包丁らしい(^^;;
でも、庖丁見つめてニヤニヤしてたら、不審人物よ...(^^;;;


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